2024年11月6日

個人冷凍食材を過信しない

この三連休、本当は色々やることも予定もあったんですが、ほぼ寝たきり状態で過ごす羽目に。原因は自分の不注意なのだけれど、大変な三日間になりました。何かと言えば、連休前の金曜日のお昼過ぎ位からお腹の調子が悪くなり、そのまま関節痛も出てきて発熱もして、立ちあがるのも厳しくなり、結果連休中はトイレ等を除いてほぼ自分の部屋から一歩も出ない状況になりました。最初は「どこかでコロナを拾ったかな」とも思ったんですが、その割には鼻の調子はよいし、喉も変に痰が絡んだり詰まるようなことも無い。コロナの場合、気管支系、肺への影響が大きいと言われていて、その為呼吸系に以上が出ることが多いと思うのですが、そこが全くと言って良いほど何ともないのに、酷い腹痛と発熱と関節痛に襲われました。

実は兆候は金曜日の朝からあり、その日の朝の便通が水下痢みたいなかなり柔らかいもので、ちょっと「あれ?」と思ったんですね。それが朝からお昼までの間に3回位トイレに通うことに。調子悪いなぁ位に思って、お昼には冷凍庫に残っていた冷蔵していた豚バラを使い切ろうと、それを解凍して焼きそばを作ってたべたんですが、食べて10分もしないうちにどうも胃の辺りが痛くなります。食べ過ぎとかだと「ムカムカする」感じになると思うんですが、そういう感じでは無く単純に「胃の辺りが痛い」。実は、私は油物が苦手で、時々揚げ物などで使用している油が古かったり悪かったりすると同じような感じになるので、結構豚の脂が出た豚バラ肉のせいかなと、この時思っていました。いつもなら胃を通過するくらいの1時間位横になっていれば収まるので、お昼のテレビを見ながらベッドで横になっていましたが、痛みが治まるどころか胃から十二指腸、そして小腸に痛みというか何か固まりのようなものが移動していく様子を感じます。この時に無理にでも吐いておけばよかったのだろうけど、とにかく落ち着くまでは安静にと言う事で、午後も横になったまま夜になりますが、痛みの部分はお腹の下の方に移動したくらいで、痛みとか初音値の状況は酷くなったような感じ。結局その日の夕食は食べられず、何とか水だけは飲んで眠りにつきましたが、夜中にも痛みで目が覚め、一時期は救急車呼ぼうかと思ったくらい。で、翌朝も状況は変わらず。この時には下っ腹部分に痛みが移っていて、その後は右脇腹からその下辺りに痛みが固定したような状態になりました。土曜日は一日そんな状況で食欲も無く水やお茶だけ飲んで何とか一日を過ごしました。

日曜日になって少し楽になりましたが、本当に少しだけ。それでも、豆腐とか煮た野菜とか少し口に入れましたが、量的にはカレースプーンに数口分位。この頃は、とにかく右下腹辺りの痛みが酷くて、もしかしたら盲腸かなとも思ったくらい。ただ、痛みの様子が少し違う感じがするし、少しずつですが楽にはなりつつあると感じるので別の原因を考えます。ここで思い当たったのは、症状が最初に出た金曜日の前日木曜日のよるに野菜炒めで使った冷蔵していた豚バラ肉と、金曜日のお昼に作った焼きそばで使った冷蔵していた豚バラ肉。どちらも購入直後に小分けにして冷蔵保存していたものですが、今から思いだすと2ヶ月位かそれ以上前に冷蔵したもので、確かどちらも同じパッケージから取りだして小分けしたもの。共通している素材はこの豚バラ肉くらいで、それ以外の素材は当日か前日くらいにスーパーで購入したものなので、リスクは無いはずなんですよね。そう考えると、木曜日の夜に食べた後、金曜日の朝に下痢気味だったことも説明できます。結局金曜日も、野菜やお揚げを煮込んでクタクタにしたものを胃の中に入れて、少しでも消火活動が進んで早く排泄されるように促しましたが、金曜日の朝を最後にずっと便秘気味。日曜日もほぼ一日寝て過ごし、月曜日は更に少し体調も回復したので、選択したり等も出来るくらいには成りましたが、それでもまだ関節は痛いし体温も高めです。流石に月曜日位から少し回復して、食事もお蕎麦とか食べられる位になりましたが、まだ少し右下腹の痛みは残っている状態。

寝たきりの三連休が終わり、火曜日になりやっと80%位まで快復できたので、連休何も出来なかった片付け毎とか少し進めましたが、体力が激減しているので殆ど仕事になりませんでした。この日のお昼過ぎに四日ぶりに便通も戻り、それを切掛に右下腹の痛みも殆ど消えてくれました。調べてみたら、ウイスルや細菌で汚染された食品で胃腸炎を起こす場合があり、さらにその種類によっては右下腹の「回盲部(小腸と大腸の接合部分)」に強い炎症を起こすものがあるという事が分かり、これがドンピシャでした。所謂「盲腸」の大腸の先にちろっと付いている虫垂にも近いので、どっちなのか分からないのが恐いですよね。多分、豚バラ肉を冷凍するときに、100gずつ小分けにして切り分けてラップで包んで冷凍庫に入れているんですが、その過程で雑菌が入り込み、かつ2ヶ月以上そのままだったので結構繁殖していのだと想像しています。以前も同様に冷凍していた牛肉、豚肉、作り置きなどを解凍して使用して問題なかったのでちょっと油断していたかも。一般的には、家庭内で冷凍したものは一月位が限度と言われているけれど、やはりその限度は確実に守らないといけませんね。販売されている冷凍食品・冷凍素材は、製造工程でクリーン化されているから、もっと長い保存期間が担保出来るんですが、一般家庭ではそこまでは無理という事を良く理解しました。まぁ、本当に冷凍食材を扱うなら、やはり業務用の-60度位まで下がるヤツにしないと、安心出来ませんね。折角の三連休が大変な三連休に成ってしまいました。まぁ、自分が悪いのですが、ちょっと納得出来ない。「ものを大切に」という事は勿論ですし、最近は便利な道具(冷凍庫)もあるので過信してしまう部分もあるかもしれませんね。年齢的にリスク許容量はどんどん減ってきているので、「勿体ない」は意識しつつも「安全性」の優先度も上げることをもう少し考えないといけないかも。

0 件のコメント:

コメントを投稿