2024年11月14日

VAIO+Nojima=VAjima?

数日前に発表された、家電量販店ノジマによる、SONY系パソコンメーカーVAIO買収のニュース。量販店が多角経営で、リフォームとかに事業拡大したり、自社開発の家電製品(白物家電)を開発販売する事も珍しく無くなってきたけれど、ノジマがVAIOを買収というのはちょっと意外な組合せに感じます。私は、就職して最初に住んだのが町田で、その後横浜の青葉区に引っ越しをしたので、「ノジマ(Nojima)」はもう30年以上前から良く知っているお店。町田に居た頃は、徒歩20分位の所に結構大きな店舗があって、その当時のノジマは「家電量販店」の中でもちょっと高級な製品を扱うお店、みたいな位置付けだったように思います。実際店舗へも何度か言ったことがありますが、他の系列店と比較して高めの製品が多かった記憶があります。確か神奈川県が本拠で、当時は神奈川県を中心に関東圏でもそんなに知名度は高くなかったように思うけれど、今では全国区のチェーンになって隔世の感。

VAIOは、SONYから分離してPC専門メーカーになって、個人的には「このまま消えちゃうかも」という気もしていましたが、10年間ちゃんと「VAIO」というブランドを維持してきたわけで、そこは昔から根強い「VAIOファン」が今でも健在なんでしょうね。自分がPC関係の仕事を始めた30年以上前から「国産メーカー」という意味で今でも残っているのは、富士通、NECPC、VAIO、Panasonic、Dynabook位かなぁ。富士通とNECPCはLenovo傘下だし、Dynabookも東芝を離れて今ではSHARP傘下だし、純粋に残っているのはPanasonic(Toughbook)位かぁ。今回の買収額は111億円との事ですが、あれだけ一時は国内PCメーカーでもぶぃぶぃ言わせていたVAIOとしては安いのか高いのか...

こちらの記事を読むと、一時期停滞していたVAIOも、ここ数年は法人需要に支えられて盛り返してきているようで、多分COVID-19の影響でリモートワークへシフトしたことが、ノートブックパソコン中心のVAIOとしては結構恩恵を受けたんじゃ無いだろうか。私がVAIOを触ったことがあるのは、もう何年も前のまだSONY下の時だったけれど、キーボードが妙にぺしゃぺしゃした感じで打ちにくそうな印象があって、それ以来触ったことはありませんが、最近はどうなんだろうか。自分達から少し下くらいの世代だと、メカニカルキーボードから入ってきた人なんかも多くて、打鍵時の感触を結構気にする人が多かったけれど、それよりも1世代2世代と先の世代になると、メンブレンのソフトタッチのキーボードが主流になってきていたから、ああいう感じでないと逆に疲れると聞いたことも。個人的には「打ち応え」のあるキーの方が逆に疲れない気がするんですけどね。ソフト系だと撃ち方を加減するよう感じになり、逆に神経も使うし指先も疲れる気がします(笑)。

今回の買収で、国内のPCメーカーの再編に繋がる事は無いと思うけれど、家電量販店が事業拡充の一環でPCメーカーを保有するというのは今後どんな影響が生まれるんだろうか。Panasonicも、自社内には家電系だけで無く住宅系もあるし、それこそパソコンを家の中に埋め込む、生活の中に埋め込むようなビジネスモデルも作れそうだけれど、案外このノジマ+VAIOがその先鞭を付けるのかも。他のPCメーカーが、より大手のPCメーカー傘下、あるいは情報関連企業参加で、どうしてもパソコンも情報端末としての位置付けから大きく変わりそうも無いけれど、ノジマやPanasonic何かだとそこから一ひねりしたライフスタイルの提案が生まれてくるかも。

 

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