2026年7月14日

ネットとローカルメディアの共存

昨日夕方放送された、静岡朝日テレビの「とびっきり!しずおか」 の切り抜き。月曜コメンテーターの山本期日前氏と、相方今野忍氏の回なので、いつも面白いのは当然なんですが、今回はさらに上を行く構成に。山本・今野の二人と国民民主党の玉木雄一郎代表と榛葉賀津也幹事長が出演した、選挙ドットコムちゃんねるの動画が結構な量インサート使用されていて、しかも榛葉幹事長が最後にぶっ込んだ、山本期日前氏本名で次の選挙立候補か? というネタまで放送してしまう。MCの橋本アリスアナウンサーも、いつもは「期日前さん」なのに、この日は意図的に「山本朋希さんが」と本名攻勢でいつも以上の盛り上がり回でした。

麻生氏からの漫画借用問題の裏側とか、ネットならまぁギリセーフ化もしれないのに、地上波のそれも静岡県内とは言えそれなりに視聴率を上げていて、且つこんな感じでYouTubeで全国放送されたら、それってもう次に同じ手は使えなくなるのに榛葉さんは大丈夫だろうか。

この放送の中では、今野氏が高市内閣の橋渡し役の不在あるいは力不足が、与野党間だけで無く自民党内での連携不足や行き違いの原因と主張していて、その為に本来はその役では無い榛葉氏、維新の会の遠藤氏、そして自民参議院の松山参議院会長が「お茶会」をして、実は国会スケジュール等の下ネゴをしていたという話。本来は国対同士や幹事長同士で話し合うような事を、「個人的な関係」で下地作りをして、表ではそれぞれの担当者が「合意しました」とするのは、やっぱり古い政治のやり方のような気がする。「強権」では無いけれど、国民としては高市内閣がもっとリーダーシップを発揮して、どんどん政策を進めて早く日本経済の回復を達成して欲しいと思っていると思うんですよね。その「リーダーシップ」の発揮の仕方として、高市総理の今の状態は個人的にもちょっと良く分からない部分も多いことは事実。その辺りを、もう少し見える化して且つ充実することは早急に検討するべきでは。

支持率調査では微減したという高市内閣。それでも、60%台の支持率を示している調査がまだ多くて、国民としてはこのまま高市氏に総理大臣を続けて欲しいと思っている。ただ、対抗馬となる野党勢力や野党リーダーが不在というか、ある所などは絶望的なことが消極と洗濯で「高市内閣(今の所は)支持」という結果に表れているのだと思う。一気に与党を狙うのは無理としても、先ずは党勢拡大のためにも、野党側としても賛成出来るところはちゃんと話し合いをして、自分達の実績作りをどんどんしていくべきなのでは。多分多くの野党にとっては、経済復活、所得増加と言う所は反対では無いはずで、それを高市内閣では強力に進めようとしているのだから、そこに乗っかるのはアリだと思う。まぁ、昨日の放送の後半で、リニアで未だに身勝手な理由から吠えている人も居たけれど、やるべき時にちゃんと実績を残すのが政治家としての義務だと思う。しかし、「とびっきり!しずおか」あるいは静岡朝日テレビは、そのうち「選挙ドットコム」と業務提携でもするんじゃ無いだろうか(笑)。


2026年7月13日

5年後のリベラル社会

佐々木俊尚氏の引用から、Z世代の62%が社会主義に好意的という結果に関して。 多分ReHacQの最初の方で、高橋Pが「5年後にはリベラル(左派)社会になる」と話していた事と、元ネタは同じなのかな。高橋Pの説明では、別の動画でインタビューした学者の方曰く、AIの学習ネタはネットでのテキストが主流だが、そこにはリベラル系の論文が潤沢にあるので、そういう思想をAIが学習して、AIがリベラル化している。そのAI中心の生活をしている現在のZ世代が、5年後に社会の中枢に出るようになると、社会構造が一気に変わるみたいな理論。

そのAI関連の動画を観ていないので詳細は不明ですが、確かにネットにある情報は別に正しいもの公正中立なものだけでは無く、善し悪しはあるにしても微妙なもの極端なものも多く、人気度や注目度はそう言う「尖ったもの」に対して大きくなりがち。

さらに言えば、戦後多くのリベラル系学生が社会進出して、特にメディア業界へと流れていったことが現在の「オールドメディアのリベラル化」を招いたというよく聞く話。ネット以前の世界では、新聞や放送局が唯一のメディアであり、また書籍等が「残る記録」として結構出版されていたこともあり、ネット時代になるとそう言う蓄積されたものがまず一気に噴出して、ネットの属性が良くも悪くも左右に大きく肥大化しつつ、全体も膨張してきたと思うんですよね。で、所謂右派に比べて左派の人達は、メディアで中心になっていたこともあり、やはり発信力(内容は別として)は数段優位にあり、それ故ネット世界での情報量ではリベラル系が圧倒していることは事実だと感じます。あと、なんやかんやでお墨付きも付いているから、AI的には「信頼出来る情報源」という判断をしてしまうのだろうか。右派的には、そういう左派の理論や発言を茶化すことで反論してきたこともあり、信用度では低いと判定されそう。

AIに人格や個性が生まれるとも言われている時代だから、リベラル的なAIが生まれてきても良いと思うけれど、実社会でありがちな「頑固で難くなまでに持論しか信じない」AIになるのだけは止めて欲しいなぁ。斎藤幸平先制のように、持論は持論として譲らないけれど、相手の発言に対して論理的に反論出来るし、またある意味是々非々で受け入れることは受け入れるような柔軟な考えと行動を伴った「リベラル」ならば、多分共存できるんじゃ無いだろうか。そう言う意味では、世の中のAIはまず斎藤先生に憑依をして、かれの行動パターンや思考パターンを学習してから「シンリベラルAI」と名乗ってほしい(笑)。そう言う意味では、ReHacQで「斎藤幸平AI化計画」とか発動してくれないだろうか。そうすると、社会システムにもリベラルの良い部分が反映されていくような気がする。

皇室典範改正

特別国会の会期も残り少なくなり、最優先の皇室典範改正法案は何とか通過しそうな雰囲気だけれど、それ以外の法案もまだ残っていて、場合によっては月末迄くらいの会期延長はありそう。野党は与党の運用不手際を責めるけれど、ならばさらに日程を窮屈にするような審議拒否をせずに、いつも行っているように「先ずは対話」をすれば良いのに。高市内閣が、それまでの内閣と異なり、根回しベタ? 根回し不足? 根回し無視? な対応が続いていることも問題かもしれない。でも、これまで散々そう言う「古い政治」を批判してきた人達が、それが無くなりつつあると「過去の慣例遵守」という言い方で古い政治に戻そうとするのは矛盾している気がする。

その皇室典範改正。その中で言われている、旧宮家の男性と天皇陛下とは36~38親等も離れていると聞いてビックリ。単純計算で、18世代以上遡らないと共通祖先に行きつかないという事ですよね。新聞記事などによれば、約600年前の室町時代まで遡るという事で、ちょっと目眩が。実は単純に天皇陛下と、そういう旧宮家の人達は、精々10等親位の開きかなと勝手に想像していたので、なんでそんなに離れているのか不思議。これも勝手な個人的想像ですが、当時は男性皇族が多くて、世代交代する度に他の家系へ移動する事無く継承されていったのかなと。また、当時は「側室制度」も合ったから、男系継承もその本家で継続することもそんなに難しくなかっただろうから、そんなに離れてしまったんでしょうね。でも、皇族離脱は80年前の戦後のことなので、それまではそれだけ離れていても「皇族」として存在していたというのも、何か不思議な気がします。

考えてみたら「側室制度」が合ったから、昔は皇位継承も「男系」として続けることが可能だったわけで、それが社会倫理的に認められない現在の社会においては、皇位後継問題が生まれるのも仕方ない気がします。不謹慎と言われるだろうけど、戦後も側室制度があったならば、男性継承者も、もっと多かったでしょうね。ただ、多く候補者が生まれても、継承できるのはその中の一人だけで、候補者が多ければ多いほど、その他の人達のその後の人生は昔と違って今の世の中だからこそより過酷なものになりそうな気もします。つまり、社会的な差別というか、まぁある意味「敗者」みたいな烙印が押されて、ネットでさらされて、有ること無いこと言われて... 同じ意味で「シン大奥」なんて復活したら、ドラマで描かれるようなドロドロの内情以上の争いが生まれそうな気がする。

更に、これも不謹慎の極みと怒られるかもしれないけれど、「男系」に拘るけれど、その「男系」とは生物学的な「雄」の意味。となると、昨今のLGBTQ+系の人達は、相違か考え方を批判するかもしれない。あるいは、その候補者の方が、「私は心は女性です」と言ったらどうするんだろうか。「男系」「女系」という議論は、今回の法案議論の中でも登場しているけれど、「LGBTQ+」的継承の可能性なんて言うのは考えないのかな。あるいは、あえて封印しているのか。我々よりは制限のある環境で生活されている皇族とは言え、どういう考え方どういう人生を選択するのかは、その人本人の責任だし自由。可能性としては低いかもしれないけれど、社会制度や環境が変化してきたから今回の改正の話も登場したわけなので、さらに社会制度や環境が変化していければ、もっと想定していない変化が生まれるでしょう。その時には、今度はどんな議論が生まれてくるんだろうか。

2026年7月12日

古い政治

選挙ドットコムちゃんねるから、MC山本期日前氏と今野忍氏が、国民民主党の玉木雄一郎代表と榛葉賀津也幹事長を招いて終盤国会の裏側を対談するという、ある意味神回。収録日が7月9日の夕方で、国会正常化の直前だったので、その後で聞くとやや歯が差みたいなものを感じるところがあるけれど、まぁ日頃は聴けないような裏話満載で、やはり国民民主党のこのお二人は口が達者だなと感心した次第。

 混乱というか混迷という過去の時点ではまだ決着がついていない状況の国会中だったので、どうしても与党批判自分達自慢みたいな論調になるのは仕方ないのかな。まぁ、中道改革連合とかその他野党に比べたら、国民民主党はまだ「まともな野党」ではあると思うけれど、それでももう少し「言行一致」に関しては尊重するべきだと思いますね。具体的には、この中でも昨年末からの自民党との合意文書を取り決めて、それを自民党が達成したけど解散総選挙したから、国民民主党は自民党の提案に賛成しなかったという以前からの説明。解散によって、その合意項目が反故にされたなら理解出来るけれど、合意事項を全て満たした後で解散したわけだから、国民民主党としては突然の解散を批判するのはアリだと思うけれど、達成された合意事項を今度は自分達は守らないというのは言いがかりにも聞こえます。

一時間弱の内容は、お二人の軽妙な語り愚痴もありあっと言う間に終わった感じですが、ここでも最後に何となく残ったのが「違和感」みたいな印象。確か山本氏と今野氏の定例の動画で、強行突破しようとする高市総理に対して、ちゃんと国対やキーパーソンを利用して、野党や自民参議院との摺り合わせが出来ていない、昔はそう言う人が例えば安住氏のような人が不在な事が問題みたいな説明をしていました。それは事実何だろうけど、その時に感じたのが、それって結局は古い政治システムを尊重しろという話になるのではということ。これまで散々古い体質、古い政治システムが批判されていて、そう言う「裏での根回し」みたいなものが、「院政」とか「隠蔽体質」とか「国民不在」とか散々批判されてきたと思うんですよね。だから、これまでに政治家・政治システムが待望されて、高市総理が圧倒的な賛意で誕生したんだと思うんです。単体で2/3以上の議席を獲得したということは、結構重い意味があると思うんですよね。参議院は違うと言うのも分かるけれど、政権選択選挙の衆議院選挙でそういう結果が出たならば、そこは尊重されるべきだと思うし、そこに古い政治のロジックは入れるべきでは無い気がします。

まぁ、高市総理側と参議院側の意思疎通が不十分というのはあると思うし、高市内閣は閣僚人事に恵まれていて今の所上手く進んでいるとは思うけれど、そのチームワークを閣内だけで無く自民党内部や参議院や他党の連携にまで広げる努力は必要だと思う。高市総理の性格だと、そういう所も自分でやりたがるんだろうけど、そこはオーバーワークになる事は確実なので、やはりよく言われる「安倍総理と菅官房長官」の「菅官房長官」に当たる人材が急務なんでしょうね。現在の木原官房長官が力不足とは言わないけれど、別に官房長官が全てやらなくても適材適所で人材配置出来ればもう少し自民党内部のギクシャク度合いも改善されそう。そう言う意味で、国民民主党は連立内閣に入らなくても自民党との「友好協力政党」みたいな感じで、上手く協力関係を構築したらWin-Winに慣れそうな気がしますね。自公政権時に維新の会が立ち回ったような感じ何だろうか。お二人自身で「古い政治からの脱却」を言っているのだから、もっと政策毎の是々非々での深い協力関係が出来たら、日本の政治も大きく変化しそうな気がする。

ならばオリジナルに戻せば?!

延髄反射をしてはいけないと思うけれど、過剰に反応しすぎだと思う。そう言う事を言うなら、その単語というか文字自体を抹消しないと、意味が無いのでは。

調べてみたら、野球が日本に伝わったのは1872年(明治五年)に、開成学校(現在の東京大学)にアメリカ人教師のホーレス・ウィルソン氏が伝えたのが始まりとか。丁度明治維新が始まり、色々な外来語が国内に入り、それを日本の知識人達が「和訳」していた時代で、しかも時代としてイケイケドンドンの雰囲気も合ったから、強めの言葉が当てられたんでしょうね。自分などは子供の頃から聞いていることもあって、そんなに物騒にも感じないしこれを別の言葉にすると言われたら違和感しか感じないと思う。また、今回は宮城県高野連だけの話みたいだけれど、それこそ使用年野球からプロ野球まで変更するなら一律に全て変更しないと無意味だと思う。

そう言えば、こういう言い換えのある外来スポーツつて他に何かあるかなと思ったら、自分が知る限りでは野球以外見つからない。例えばサッカーも同時期(1873年/明治六年)にイギリス海軍の少佐から、当時の海軍兵学校寮に伝わったらしいけれど、サッカー用語は基本カタカナ(元の用語の音読み)。ラグビーやアメリカンフットボールは、それよりも遅れて日本に入ってきたからか、日本語への変換用語見たいなものは無く、元の用語がそのままカタカナ化されて使用されている。最もアメフトの場合は、更新されたファーストダウンを「フレッシュダウン」と言う独特の言い回しとか発明していて、それはそれでアメリカ人にも好評みたいな話は昔聞いたことがあるけれど。戦時中に「適正言語」として、そう言う用語が強制的に日本語化された時期を除けば、野球以外のスポーツは元の用語が保持されている様に見えます。ならば野球も、そういう方向に統一すればいいんじゃないの。でもそうしたら、メディアから反対が出そう。だってこれまでは「死球」と2文字だったものが「デッドボール」6文字に増えるわけで、紙面が足らなくなってしまう。

こういう部分には敏感というか過剰に反応するのに、例えば「匿名・流動型犯罪グループ」を「トクリュウ」と略したり、「オレオレ詐欺」とか、「援助交際」とか「闇バイト」とか、何か軽い名称を使うことも駄目でしょう。言葉は「生き物」だから、時代や社会環境に変化に合わせて、その意味や言い回し書き方など変化することは必然ですが、事野球のよう歴史の有る場合には、抵抗感も大きいでしょうね。考えてみたら、野球の場合は例えばカウントは「ボール、ストライク、アウト」とカタカナ用語と、ポジション名やプレー名は和用語が混在している不思議。例えば、WBC等国際大会も多いから、その国際基準に合わせて「英語用語」に統一しようというのなら、まだ理解出来る。でも、使用されている漢字や言葉が物騒な意味だから、それは不適切という理由は、余りに迎合しすぎるというか過敏症の様に感じますね。 

2026年7月11日

選択と集中

選挙ドットコムちゃんねるのコンテンツから、細川昌彦内閣官房参与に今野忍氏が高市内閣の「成長戦略」に関してのインタビュー。 先日公開された「経済財政運用と改革の基本方針2026(原案)」所謂「骨太方針2026」の内容に関して。「原案」と言いながら全体で38ページ、本文で35ページも有るもので、結構細かい字でびっしり書き込まれているけれど、これでもこれまでのものよりは「整理されている」らしい。

経済財政諮問会議民間議員の永濱利廣氏が、要約の記事を公開されていますが、これくらいにまとめて貰えると私でも理解出来る(笑)。ざっと見ると、動画の中の話とも当然ですが一致していて、これまでも言われていたように選択と集中をしっかり決めて効果的に政府も民間も資金投入をして、日本経済の骨格強化と成長を加速させるために変革しようという意志と認識しました。継続的に支援できるように、これまでの単年度予算とは別に複数年度の予算枠を設定し、財政目標にしても単年度の「プライマリーバランス」ではなく、「総債務残高対GDP比」で安定的に低下していくことに変更。これにより、上限はあるものの経済成長が進めばより台多淫な予算措置も可能になるので、上手くスタート出来ればその後はこれまで以上に加速させることが可能になりそう。

動画の中で細川氏が解説されていたけれど、メディア等での報道ではどうしても「17分野」の外枠しか見ずに批判するけれど、それぞれに今回力を入れるべき具体的な目標が設定されていて、それは「勝ち筋」として選定されているものとのこと。つまり、分野を決めてその中で投資項目を決めていくのでは無く、日本の強みや独自性が行かせる企業・産業を列挙して言ったら、17分野という枠組みが出来たと言う事だろうか。また、「全体で370兆円超」という投資額が注目されるけれど、これは一つの想定の下に積み上げていった「一例」でしか無く、実際にはもっと投資するかもしれないし、駄目なところはしっかり「損切り」もするので投資額としてはもっと少ないかもしれない。メディアは「370兆円」とか「年間10兆円」とか具体的な数字に反応するけれど、それは無意味と強く強調されていたのは印象的でした。予算の組み方を見たら、最初に数字ありきと言う事は無いですよね。決まっているのは「総債務残高対GDP比」という上限だけで、その範囲でどれだけ柔軟かつ効果的に、資金だけで無くそれこそ法整備や税制なども含めて政府がどれだけ後押しできるかという事が重要でしょうね。

考えてみると、交友方法というかやり方をもっと極端にして成功しているのが中国何ですよね。低コストを武器に「世界の工場」になり製造分野で力を付けると、そこから政府が集中的に資金やかなり極端な法的優遇みたいなもので企業を後押ししていく。ただそれだけでは無く、中国国民の資質と言うか、ブルーオーシャンが有るとわっと押し寄せて熾烈な競争が始まり、一気にレッドオーシャンになり、最後は最強の企業が残るみたいな、もう激烈な生存競争と淘汰が短時間で生まれて行くみたいな「加速された社会」が、今の中国の技術力でも優位を確保している最大の理由だと思う。流石に西側自由主義国ではそこまで極端な政策は取れないので、中々まどろっこしさは感じるけれど、それでも日本にはまだ多くの中核技術は残っているし、世界トップにはなれないかもしれないけれど、トップ3にはは行って重要な位置を占めるところまで復活出来る可能性はまだまだ残っている企業・分野も多いわけで、人材育成じゃ無いけれど「短所を直すよりは、長所をより伸ばす」という方針に期待したいですよね。

野党、れいわ、討ち死に

同じく選挙ドットコムちゃんねるのコンテンツから、山本期日前氏と毎日新聞の田中裕之記者との振り返り。動画内でも冒頭触れられているように、週の初めはまだ混迷混乱状態で、このまま高市総理が国会を60日以上延長して、力業で維新との2法案や残りの閣法を通過させるかと思いましたが、流石に皇室典範改正法案は重くて、与野党双方折れる形で衆参両議院は何とか正常化されることに。

動画の前半は、その皇室典範を中心に与野党の攻防が語られていますが、あれだけ大騒ぎをして審議拒否までやった野党側としては、維新関連法案の「議員数削減法案」の継続審議扱いで納得出来るんだろうか。元々は、その議員数削減法案と副首都法案の2法案の撤回を言っていたはずで、その為に講師典範を人質にしてまで抵抗していたはず。それに対して与党は、来年4月の統一地方選挙に間に合わせるために、副首都法案は譲れないものの、議員数削減法案はまだ余裕がある。但し、前回も廃案になっているだけに、今回も廃案にしてしまうと、流石に日本維新の会側としても文句を言いたくなるだろうけど、「継続審議」にすることで何とか帳尻合わせをした感じ。野党側は審議拒否の成果だと勝利宣言をしているけれど、負けたとは言わないけれど無理矢理引分け以上に持ち込まれた感じだけどなぁ。また肝心な皇室典範改正法案の決議では、不満を表明している野党側(中道改革連合)から棄権する議員も出て、内部分裂気味。自民党からも二人欠席したらしいけれど、まぁあの二人はいつもの事だし、自民党に居ること自体不思議な人達だから、こちら無問題(笑)。

後半は、山本太郎れいわ新選組代表の突然の辞任と政界引退に関して。体調不良と治療専念を理由に、暫く前から表舞台から消えていたけれど、スピード違反問題が再度取り上げられたからか、何かあっと言う間にケツをまくって逃げた印象。政党は、党名を変えて存続するという話だけれど、良くも悪くも「山本太郎」人気一人で作り維持されていた政党だけに、そのまま解党して消えるしか無いだろうなぁ。可哀想なのは所属議員ですよね。私は山本太郎氏の政治方針も、彼のやり方も全く同意できないけれど、一つだけ評価出来るのは重度の障害で外に出ることもままならない人に「国会議員」という道を切り開いたこと。ただ、所属政党がこんな状態では、彼らに対しての支援や援助もどうなるか分からないだろうから、その点だけは何らかの形で任期最後までは継続してほしいところ。あと、れいわ新選組は多数の個人献金で政党運営費を賄っていたと思うんですが、そういう部分が有耶無耶で終わりそうな気もする。秘書の給与問題も、このまま消えてしまうのだろうか。あれだけ与党や他党のことを批判していたのだから、自分の周りに関してはちゃんと明示するべきだと思うけれど、メディアも取り上げないだろうなぁ、いつもの事で。

残りの法案に関しては、継続審議になる予定の「議員数削減法案」を除いて、残りの閣法も議員立法(副首都法案)も、何とか成立しそうらしい。もしかしたら会期延長をしなくても、17日までに衆参両議院で通過可能と言う話も田中記者は話していたけれど、それならあの審議拒否は何だったんだと改めて疑問が沸いてきます。最悪、来週中に衆議院は通して、参議院は月末くらいまで会期延長をして残り全部成立可決するのが最悪のケースらしいけれど、夏休みに早く入りたい議員さん達は、サッサと投票して粛々と成立していくんでしょうね。そうだ、案外れいわ新選組議員の何人かが離党して、自民党会派に入ったりして。 

2026年7月10日

円安株高

素人投資家の一人として、日々の株価の上がり下がりよりも、恒常的に少しずつでも良いから上がってくれて、自分が最終的に利益確定するときにピークであるのが理想(笑)。ここ数日は株価が乱高下気味だけれど、それでも7万円台前後で比較的安定して居るし、まだ2026年も半年残っているから、年末には7万5千円どころか8万円台で終わる可能生もありそう。 

幾つか視聴しているYouTubeの経済関係のコンテンツでも、円安が続く中で株高が続くというのは結構な矛盾らしく、中々上手く説明出来る背景がないみたいですが、この引用記事では国内の資産価値の再評価が株高に繋がっているのではと言う話。でも、実際に株価が上がっている分野はAI半導体関連で、先ずはそういう分野の再評価が始まっているという事だろうか。そうなると、高市内閣の責任有る投資での17項目の重点目標で、今後AI半導体以外の分野への投資が進み再評価が進むと、さらに株高になる可能生が高いという事だろうか。少なくとも、例えば造船関係は自衛隊艦船の海外輸出の話も始まっているし、かなり可能性は高そう。また、それ以外の防衛関係でも、中国の台頭もありアジアだけで無く欧州も含めて協力関係や輸出が増加して、この分野への投資も期待出来そう。実際ウクライナのゼレンスキー大統領は、不足しているPAC-3ミサイルのライセンス製造で、既にライセンス製造を行っている三菱重工の協業を期待しているらしく、代わりにウクライナからドローン技術がは行ってくる可能性が高く、そうなると日本がアジアでのドローン強国の一つになるかも。

円安を是正するには、国内輸出が増えるか、国内への海外投資を呼び込めば改善するだろうから、今の国内の供給力を増やすという高市内閣の方針は少なくと間違っては居ないはず。順番的には、先ずは国内企業が国内製造を拡大させて供給力や品質向上を進めて、それを売り物として海外からの投資を呼び込むのかと思いますが、先ずは骨太の方針が出て国としての投資分野が有る程度絞られないと、最初の動きもまだまだ様子見なのかな。個人的には、この夏くらいからそういう動きが始まってくれると嬉しいけれど、やはり年末から来年に掛けてまでは時間が掛かりそうなのかも。一方で、ここ最近はさらに円安が進み162円前後になっていますが、このまま有る程度安定してしまうのか、円安・円高どちらかに大きく振れることになるのか、ちょっと微妙ですよね。某元日銀関係者が「ドル円レートは120円/1ドル位が理想」みたいな話をしたとのことですが、まぁ個人的にもその辺りが一番落ち着くのかな。ただ、全く個人的意見としては、一番計算しやすい「US$1=100円」にして欲しい(笑)。

現在の国会は、紆余曲折有りながらも何とか予定通り閉会して、今度は秋からの臨時国会での来年度予算に関しての論戦が始まりますが、今回から成長分野に対しての複数年度の予算措置が検討されています。となると、今年決定して来年から始まる予算によっては、今後数年間の日本の動勢が有る程度決まるわけで、これまで以上に重要な国会になる事は確実。とは言っても、無責任に予算だけ付ければ良いというわけでは無いし、そこは是々非々でちゃんと精査できるような作業も必要で、その為にはしっかりとした野党の存在が必須なんですが、今の様子を見ていると週刊誌の記事一つで国会空転までさせるくらいだから、そのまま審議拒否で休んでいて貰った方が良いのかな、と(マテ)。高市内閣に対しての支持率は、まだ高い数値を維持していると言うけれど、やはり国民としては「生活苦」みたいな感情という開式は消えていないのが問題。物価高に対して賃金アップが追いついていないのでそう感じるわけですが、その部分が少しでも逆転するような効果が、年内には何か生まれてほしいですよね。そうならば国民としても一息つけるわけだし、数年先に結果が出てくるだろうこれからの投資効果を待つ余裕も生まれてくるだろうし。

天然芝スタジアム

現在アメリカ・カナダ・メキシコで開催されているサッカーワールドカップ。アメリカ国内の試合会場では、NFLチームのホームスタジアムが何カ所か使用されていて、その設備の豪華さが話題になっている様子は、NFL好きとしてはちょっと微妙な印象。 初めてスタジアムを利用したサッカーファンの人達は、その豪華さにビックリしたようですが、日本チームが試合をしたダラススタジアムもヒューストンスタジアムも、もう築20年のどちらかと言えば「古い」スタジアムですからね。

そんな中で、どちらのスタジアムも室内スタジアムということで人工芝のグランドが使用されているのですが、今回のワールドカップのために天然芝のフィールドに変更したことで、本来の利用者であるNFLの選手達が「出来るんだったら自分達の試合の時も天然芝にしろよ!」と猛烈にアピール。最近の人工芝も、かなり性能的には良くなっていますが怪我のリスクが天然芝よりも大きい事は事実だし、やはり天然芝特に入念に整備された天然芝に勝るものはありませんからね。少し前だと、NFLでも天然芝のスタジアムが主流で、人工芝のスタジアムと言えば昔のアストロドームとか室内スタジアムのごく一部だった記憶があります。現在NFLは32チームが所属していますが、Gemini君に聞いてみたら今は半分のスタジアムが人工芝を利用しているという回答が。芝育成の問題があるから、室内スタジアム(ドームスタジアム)の場合は人工芝にするのだと思いますが、それでも結構天然芝のスタジアムが多かったと思うんだけれど...

昨年訪問したラスベガス・レイダースのホーム、Allegiant Stadiumは室内スタジアムな事も合って、ベースは人工芝グランドだけれど、天然芝のフィールドにも交換可能。昨年訪問したときには、土曜日のカレッジ(UNLV)の試合は人工芝で行われて、翌日日曜日のNFLレイダースの試合の時には天然芝に変わっていてビックリ。後で調べたら、天然芝のロールが外(スタジアム横には、レイダースの練習場も併設されている)で養生されていて、必要な時には室内に運び込んで、人工芝のフィールドが床下に隠れてその上に天然芝のシートを引くらしい。多分、このスタジアムは最初からそう言うデザインをしたのだと思うんですが、ダラスやヒューストンのスタジアムはそういう想定はしていなかったので、今回のワールドカップ招致がきまったところで、天然芝のシートをドーム内に設置するような方法を考えたんだろうなぁ。ああいうスタジアムは、試合の無いときにはイベントとかコンサートにも使用されるので、大きな装備の搬入なんかも可能なはず。となれば、大きな天然芝のロールを持ち込んで設置する事も可能ではあるけれど、それをNFLのオンシーズン中出し入れするのは大変だろうなぁ。NFLは、基本毎週試合があり、ホーム開催試合が半分。場合によっては数週間試合が続く場合もあるし、一月以上ホームゲームが無い場合も有るので。

日本の札幌ドームは、外に天然芝のフィールドがあって、必要な時にはドームの横が開いてその天然芝のフィールドをドーム内に引き入れて使用する、確か日本で初めての人工芝・天然芝両対応スタジアムじゃなかったかな。残念ながらアメフト想定では無く、多分札幌のコンサドーレ向けなんだろうけど、例えば東京ドームで同じ様なことをやろうと思うと、外に養生して置く芝不要の用地なんて取れないだろうから、日本では中々難しそう。メンテナンスの手間を考えたら、人工芝の方が何倍も有利なのは確かだし、最近の人工芝もかなり改良されているので、今後どうなるかは分からない。確かオーストラリアにはラグビー用の人工芝なんかもあるので、ラグビーで使用できるならアメフトでもそんなに問題無い気がする。日本の場合は、アメフトの試合会場として陸上競技場が流用されることが多く、その場合陸上競技のフィールドは原則天然芝なので、この時には天然芝で試合が出来るんですが、機会が少ないので慣れないのが難点なんですよね。あと、天然芝の場合利用規則が厳しくて、あれは駄目、これも駄目、この部分は進入禁止とか、本当に大変。それならば、そういう心配をしなくて良い人工芝グランドの方が良いと思ってしまう。

2026年7月9日

シンガポールに住む

某タレント家族が、5年間のシンガポール生活に区切りを付けて、日本に帰国するという話がちょっとした話題になっています。ご主人が、まぁ良くも悪くもネットを利用して話題になっている人という事も有り、シンガポール移住の時も今回の帰国に関しても賛否色々言われているけれど、結局は移動の自由があるわけだし明らかな法令違反が無い限りは、いつ誰とどこで生活しようと、それはその人なり家族の自由だし外野がとやかく言う理由は無いと思う。

この話題から、シンガポールが生活の場として適しているかどうかという派生した話題も良くも悪くも盛り上がっていて、こちらも賛否色々あるんだけれど、結局は何かメリットがあればそのまま生活するだろうし、そうで無ければ日本に帰国するとか別の場所に移動するとか考えれば良いだけの話し。仮に自分がそういう状況になったとしたら、自分の場合は日本を拠点として年に数回訪問する場所の一つという形が最適解になると思う。そう感じる最大の理由は、シンガポールを表す言葉の一つ「多民族国家」が、自分にとってはメリットよりもデメリットに感じるからなんですよね。 

誤解を恐れずに言うと、良くも悪くも同質的な日本社会で生まれて生活していると、ああいう社会は最初は珍しく興味深く映るけれど、日々の生活がそうなる場所で我慢できるかとなると、私は駄目だと思う。それは差別とか言う話ではなくて、その「他文化」の中に「日本人」としての居場所が殆ど無い状態で暮らすことの苦痛というか。だから短期間の滞在ならば刺激になるけれど、ずっと生活するとなると居心地の悪さというか窮屈さを感じると思います。勿論、そういう環境を好きな人や適応力がある人は問題と感じる事無く、逆に新しい世界に嵌まることもあるでしょう。それを否定するつもりは無いし、実際シンガポールという国は「西側の北朝鮮」と揶揄されることもあるけれど、安全性も社会基盤も日本と同等以上に整備されているし、私はコンパクトに纏まっているところに利便性も感じています。なんて言うか、寒い地方に生まれた人が、沖縄へ行ってその気候に最初は喜ぶけれど、何日も滞在していると自分の地元を懐かしく感じるみたいな、そう言う「差の大きさ」が自分的には問題かなと感じるわけです。

「多民族国家」と言えば、一番よく訪問しているアメリカもまさにそうなんですが、アメリカはシンガポールと比べると「多民族化」してから時間がたっているので、何となく全体が融合して「アメリカ人」みたいな共通項の多い社会になっている気がするんですよね。勿論、出身がヨーロッパとか南米とか先祖は違うし、多少なりとも生活習慣に違いも残っているけれど、「アメリカ」という大きな括りでは共通項を互いに認識出来る感じというか。シンガポールの場合は、まだそこまで融合というか練れていない印象があるところが一番の違いかな。自分が、アメフトとかその他メジャーリーグスポーツが好きだとか、スタートレックとかアメリカの番組が好きだという部分もあって、日本やシンガポールと比べると多分QOLは低くなるだろうけど、親近感というか憧れみたいなものも含んでそういう気持ちになるんでしょうね。勿論アメリカならどこでも良いというわけでは無くて、個人的には2回目の長期出張で滞在したフロリダの某所には、また訪問してみたいですね。ここは大西洋側の街で、海沿いの運河沿いには船着き場付きの住宅が並んでいて、毎日夕日を見ながら一杯やるのが日常の街。もし自分の最後の我が儘が許されるならば、ここで夕日を見ながら人生最後の日を迎えるのが最高の人生の締めくくりかたかなと何度か思ったこともあります。仕事やプライベートでここで生活した日々は、トータルでは一年弱だと思うけれど、自分にとってはある意味人生の大きなマイルストーになった場所です。来年は、WDWへ行きながら、久し振りに訪問してみようかな...

女の敵は女

余りに酷い言いがかりばかりで、リンクを貼ることすら不愉快なのだけれど、Abema Newsで公開された高市総理に失望した女性達の批判理由が酷いこと酷いこと。曰く、「名誉男性」「母親の発想が無い」「主婦感覚が無い」「料理できない」「子供が居ない」等等。こんなの完全な言いがかりや差別で有り、それを幾らネット番組とは言えそのまま流すことの責任を、彼女達は理解しているんだろうか。 

高市総理に限らず、総理大臣あるいは色々なリーダーに対して、賛否様々な批判や意見が生まれることは当然だと思うし、それによってより良い方向へと物事が進めば、誰にとっても良いことと言えるはず。ただその為には、特に批判や意見に関しては筋の通ったというか、それを聞いた第三者も少なくともその批判内容を理解して、ちゃんと自分の意見との違いを判断出来るくらいの内容は必要だと思う。単に容姿だったり、思い込みから否定的な意見を言うだけなら、それは自分の自己都合な我が儘なわけで、そんなものは自分で解決しろよと小一時間。

「選挙」という、かなり大規模でそれなりに成熟している「評価システム」の洗礼を受けて、自民党だけで衆議院の2/3以上の議席(314議席、実際は330議席)を獲得したことは、それだけ国民からの支持を得ていると言って良いと思うんですよね。また、それが一時の出来事では無く、政権発足後未だに高い支持率と低い不支持率を維持しているわけで、それは多くの国民の信任や支持が継続している証しのはず。そんな状況も含めて気に食わない人達がいることは理解出来るけれど(不支持率で20%位あるわけだから)、それならば彼女は「政治家」なんだから、政策なり政治活動で批判すれば良いのに、女性としてあれが足りないこれが足りないと批判するのは、もう「姑の嫁いびり」レベル。そんなレベルで、全国民の代表みたいな態度で偉そうな意見を開陳しないでほしい。

ネットだからこういう情報も広く拡散されるのは、聞いた方は不愉快になる事もあるけれど、偏った情報だけで判断するというリスクが軽減されつつあることは良いことだし、それが今の時代のルールだと思う。そう言う意味では、このネット番組に出演して啖呵を切っている人達は、自分達が正しい事を代表して実行しているような高揚感見たいなものを感じているのかもしれないけれど、多分視聴している多くの人達は「可哀想に」と哀れみの感情が沸いてくる人の方が多いんじゃ無いだろうか。参加者の中には、ジャーナリストなる職業の人も居たらしいけれど、ジャーナリストが感情的な個人攻撃をしたら、それってたんなる不満をぶちまけているだけな訳で、ジャーナリストの肩書きを降ろしたらどうだろうか。いゃ、ちゃんと取材をして客観的に高市総理がそう言う属性を持っている見せていると説明できるだけの情報があるなら、それをまずは提示して「だから高市総理は...」というならね... 以前から、女性の社会進出とか男尊女卑と言う話がよく出てくるけれど、結局はそう言う事が実現しない最大の理由は、「女性」なんだなと今回も感じた話です。

2026年7月8日

リニア新幹線静岡工区

鈴木康友静岡県知事が、JR東海によるリニア新幹線静岡工区の着工を容認する意向を、県議会で表明したというニュース。午後には、関係市町村の首長、JR東海社長、さらには山梨県知事、愛知県知事などからも関係のコメントが出されたけれど、やっと問題解決して多くの静岡県民も「やれやれ」という印象では無いだろうか。

まぁ、日本の「30年のデフレ」よりは短いけれど、それでも10年も空転していたことは大きいですよね。鈴木知事も川勝前知事に対してのコメントでは、まぁ大人の対応を示して、水資源や南アルプスの環境保存に関しては問題提起したことを好意的なコメントしていました。でも、問題提起は良いけれど解決するために自らも努力したならば評価するけれど、自分はどんどんゴールポストを動かして「解決」ではなく「混乱」あるいは「遅延」をしていたようにしか、私は感じられない。自らの舌禍で辞任したけれど、あれが無ければまだ混迷状態が続いていたでしょうね。

JR東海と県知事は、来週17日に会見をして、そこで正式にJR東海の静岡工区工事が再開されることになるんだろうけど、10年の停滞は大きいしその間に資材コストも高騰。かなりの計画変更が要求されることは確かで、2030年代の品川-名古屋開通が今言われているけれど、それも怪しい気がする。JR東海としても、一日も早く先ずは名古屋までの開通を目指したいだろうけど、残っているのが最難関のトンネル工事では急いで事故が起きてはさらに困るしなぁ。また、水資源に関しては、今山梨県側に流している水を万一の場合には静岡県側へ戻すことで、有る程度の対応は可能だけれど、どういう形で地下水系が変わるかも予想できないし、まだまだ前途多難な状態ですよね。

それでも、これで東海道新幹線のバックアップが出来ることになり、北陸新幹線のルートも含めれば、関東と中京圏・関西圏が三重の高速交通で結ばれる意義は大きい。北陸新幹線も、最後の新大阪までのルートが定まらず、もしかしたらリニア新幹線の方が早く名古屋まで行ってしまうかもしれないけれど、名古屋まで開通できれば、名古屋-大阪間は、JRだけでなく近鉄も走っているし、かなり冗長度は高い気がします。名古屋-東京間が、今は東海道新幹線だけですし、JR東海道本線も新幹線と並行している部分が多くて、万一の場合は両方ダメージを受ける可能性も高いだろうし。いずれにしても、自分が生きている間にリニア新幹線には乗車できるように、JR東海、静岡県、国交省には頑張ってほしい。

Sound Masking by YAMAHA

ITmediaの記事から、地元企業の雄、ヤマハが開発した「聞こえにくくする技術(Sound Masking)」 。「より大きな音」や「無意味なノイズ」などで会話や目的の音を上書きするのでは無く、目的の音と似ているけれど、それをランダムに加工するなどして無意味な音を作成し、それを再生することで小さな音量でも目的の音が隠されるらしい。元の音(会話等)に似ているけれど、無意味な「音」にして被せることで、元の音と親和性はあるが内容は把握出来ないという絶妙なバランスが生まれるらしい。

利用目的としては、商談室会議室のような場所や、オープンオフィスでのWeb会議のような場合にも、回りに会議内容が聞こえづらくする効果が有るとのこと。確かに、完全防音の会議室を準備することはコストの面でも大変で、多くの場合は中壁で区切っただけだったり、場合によってはパーティションで区切っただけで、隣りの会話が結構聞こえたりする場合も有るけれど、そういう時に効果的らしい。また、スピーカーからマスキングノイズを再生するだけなので、オープンオフィスのような場所でも例えば「マスキングエリア」みたいな形で、空間的な区切りが可能なのかな。

現在の装置は、ステレオアンプくらいのサイズの機器にスピーカーが必要だけれど、これを例えばスマホに組み込んで、外で歩きながわ通話するようなときに回りにマスキングノイズを発生させて、通話内容が聞こえなくすることは出来ないだろうか。理想は、電車で横に座って通話していても、その内容は把握出来ないくらいのマスキングで且つそのマスキング音が不愉快で無い程度の音量と内容になることかな。SFなんかでよく登場する「個人シールド」みたいな感じで使用できたら完璧ですよね。

記事にも書かれていますが、本来は「良い音」を追求することが目的のはずの楽器・音響機器メーカーのヤマハが、逆に「聞こえにくい音」作りをするのは相反しているような気もしますが、でも工学系企業だとより良い物を作ろうとすると、それを阻害する要素がいろいろ発見できて、結果的にその要素を利用した別ビジネスで成功するなんて言うことも結構有る話。一方で、これを悪用しようと思えば(あえて書かないけれど)可能な事も多いので、技術の利便性や効果は表裏一体なんですよね。そうなると、例えば特定のマスキングノイズの領域が深夜支度に近づいて来たら、危険要素発生可能性があると外部監視AIが判断して、マスキングノイズ解除ノイズをぶつけてマスクされていた原音を確認出来る、みたいなカウンター技術が次に生まれたりして。そうなるとマスクされた音を録音して、後から解析することも可能になってしまうなぁ。段々とSFの世界観が現実社会に表れてきている気がします。

2026年7月7日

言葉の変遷

パソコン黎明期のちょっと前位から業界で仕事をしていた一人として、ちょっと違和感を感じる話し。いゃ、確かに当時は今では普通に使われている外来語をカタカナ表記した用語が、明治維新のように日本語化されていた時代だったけれど、私の記憶では確か当時JISだと思うけれど、対訳表みたいなものがあり、それに準拠していたのが日本IBMや大手メーカーで、それ以外のメーカーは比較的取り入れていたところ、カタカナ表記が多かったところ、色々あったと思います。なんせ当時は日本の家電メーカーほぼ全てが自社ブランドのパソコンを開発製造販売していた時代ですから、国内のパソコンメーカーはそういう大手や中小も含めて10社以上あったはず。

自分が社会人になりパソコン開発の仕事に関わる前は、まだそれ程パソコンが企業でも普及しておらず、まだまだホストコンピューター中心時代で、自分はその端末機器開発に関わっていました。その端末が段々と成長していき、パソコンが単独でもホストコンピューターの端末としても利用される直前くらいでしたね。で、当時は原典として英語のマニュアルがあり、国内のお客様にはそれを翻訳したマニュアルを提供するわけですが、どうしてもコンピューター用語が乱立した内容を、そのまま翻訳するには無理があるわけです。特に当時の日本(1980年代後半)は、高度成長期時代の終盤とは言えまだまだイケイケドンドンだった頃。コンピューターを扱うのは、企業内の「IT部門」という専門家組織で、所謂エンドユーザーは見よう見まねで端末を操作していた時代。確かその頃はまだ日本語表示も出来なくて、アルファベットのCode Pageに無理くりカタカナ(半角)を当てはめた「カタカナ画面」が表示されると驚かれた時代。で、企業ユーザー様はどうしても「英語アレルギー」 も強くて、アルファベットで「Keyboard」とか入っていると「日本語に直せ」と言われ「キーボードー」とか書いても「一般ユーザーは分からない」と言われて、で「鍵盤」と書くと「どう言う意味? 楽器のキーボードと違うの? えっ、JIS用語なの。なら仕方ない」みたいな感じで、要するに決まった言葉を使うことで、多分社内的な色々なリスク回避も兼ねていた気がします。

1990年代に入り、日本語化されたパソコンが普及するわけですが、当時は日本語表示(漢字)のために専用のビデオアダプターを各メーカーが開発して内蔵しており、その為に日本語WindowsもMSのベースコードに各社の変更点を加えて自社製の「○○版日本語Windows」が使用されていた時代。確か殆どのメーカーが、エンジニアをRedmondのMS本社へ常駐させて、MS製Windowsのベースコードを変更する作業をしていたはず。その為、Windows終了時の「Shutdown」を「遮断」とするところ「シャットダウン」とするところ、色々あったように記憶して居ます。でも、私の記憶では元々のMSのWindowsが「遮断」としていたので、文句があれば笹塚のMSKKに言うべきだと思う(マテ)。その後、パソコンが一般に普及してくると、どうしても堅苦しさもあるJIS用語では一般ユーザーには通用せず、またパソコン系雑誌も色々登場するようになると、言い換えから発音をカタカナ表記した今の用語に段々と変わっていったというのが私の記憶。だから「コンピュータ」なのか「コンピューター」なのかとか、「フロッピー」なのか「ディスケット」なのか、色々言葉や定義の揺らぎは良くあったと思います。

企業ユーザーにも「英語アレルギー」が段々と薄れていき、また多分外来語を日本語化するスピード感が加速してきたり、その為に適訳をはめられるような余力も無くなってきた事も有り、2000年代に入るとパソコン関係とかインターネット関係の言葉は、言語(英語)をカタカナ表記にしてそのまま使用するケースがどんどん増えて行き、今ではそれが当然になってきたように思います。個人的には外来語を意味する「カタカナ表記」が有る日本語だから、そう言う事も抵抗感なく包含できるようになっていった気がしますね。ただ、発音とカタカナが一対一で対応しているわけでは無いから、例えば「プロキシー」とか「プロクシー」とか、表記の揺れは未だに残るわけで、まぁそこは何ともしがたいのかな。今後AIを活用した言語翻訳が一般化すれば、そういう部分も含めて統一的な表現が可能になるんでしょうけど。

2026年7月5日

金利と株価

毎週金曜日夜の定番になりつつある、ReHacQ「教養としての投資」シリーズ。今回は、いつもの永濱利廣氏に、お相手は大和証券の木野内栄治氏に、MCは馬渕磨理子氏というかなり「濃い」組合せという印象。木野内氏登場の回は何度か視聴していますが、個人的には一番信用信頼出来るアナリストという印象。その理由は、コンテンツで提示している、資料や情報が豊富で素人の自分でも有る程度理解出来る解説がそこに加わるから。 「素人投資家」という事すらおこがましい自分レベルであっても、説明に登場する経済用語や指標の意味が分からない状態でも、全体の流れや意味が何となく理解出来て、自分が疑問に感じていた事象に繋がるところが凄いと思う。凄く有能なコーチが、小中学生相手にも必要な事柄を伝えて、動作やプレーがちゃんと実践できるようになるような感じかな。

冒頭いきなり永濱氏批判から始まり何だという印象でしたが、私も一寸疑問だったやや中途半端な円高推移が「偽永濱介入」だったという事で、謎が解けて納得。出演した講演会が、リモート参加でかつ参加者が外国人の人達ということで間に翻訳者が入るため、永濱氏は「一般的な想定(アナリストのコンセンサス)」と前置きしたのに、永濱氏の意見として「利上げ容認」という正反対の意見が拡散されてしまったという貰い事故みたいなこと。前半は先日発表された多日銀の利上げ政策(0.75%→1.0%)に関しての批判大会みたいになり、政府も財務省もお怒りモードと言う話は、個人的には面白かったですね。後半は、今後の経済動向・株式動向の話に移り、ほぼ木野内氏の独壇場みたいな感じでしたが、MCの馬淵さんが目をキラキラさせながらその話に耳を傾けていたのが変に印象的でした。そのデータ内容や解釈・解説には、人により色々意見はあるんだろうけど、自分自身は凄く分かりやすいし、AI半導体関連は自分も仕事柄多少は知っている分野だけに、納得出来る話も多かったですよね。

その中でも印象的だったのはAI関係の話で、生成AIが成長すると「知識集約」が進んでデータセンターが効率化して規模としては縮小していくという予想が外れて、今後もデータセンター需要は拡大していくという話。ここで感じたのが、じゃぁ人間の脳も人が成長するとともにどんどん可動領域が増えていっても良いけれどそんなことが無いのは何故だろうということ。自分なりに思いついた理由は「人間は『忘れる』事が出来る」から、情報が溢れることは無いということ。ただ「忘れる」とは言っても、完全に記憶層の中から削除されるわけでは無く、コンピューターが使用頻度の低いデータをバックアップで別メディアにコピーするように、何処かに隠れているんですよね。それが何かをきっかけに、再び「記憶」として戻る場合も有るし、結局はそこに行きつかず「忘れたまま」の場合もある。そこでさらに思いついたのは、データセンターをどんどん増やすのも良いけれど、宇宙空間に「二次記憶衛星」みたいものを建造して、そこに使用頻度の低いものをどんどん移動してデータセンターの使用可能領域を維持するようなスキームってどうだろうかということ。宇宙空間だから、電力は太陽光発電で賄うとか、通信回線のスピードは多少遅くても基本的に地球から衛星へのデータバックアップ中心だから問題にならなさそうだし。衛星本体は地球の影に置くことで自然冷却しつつ、太陽光発電パネルはその影から離して設置するとか、やり方次第では宇宙空間に広大大容量な「バックアップ領域」が作れそう。日本政府の重点施策にも、AI半導体に宇宙利用もあるんだから、考えてみても良いんじゃ無いだろうか。

最後の方では、データセンター需要に関係する日本企業や、高市政権が進める「責任有る積極財政」の項目毎に中心となりそうな企業の紹介もあったけれど、週明けにはそれら企業の株価が上がるんだろうか(笑)。以前は示していた「優先項目」を最近は言わなくなったのは、外れた項目担当の企業から不快感を示されたからではと木野内氏が突っ込むと、永濱氏は何とも言えない表情をしていたけれど、まぁ内幕はそんな感じなんでしょうね。参加する企業としても、政府のお墨付きをもらったと思ったら、そのお墨付きが「薄墨」で書かれていたのでは納得出来ないだろうし。イラン情勢とかウクライナ情勢とか、色々不安定要素もあるし、さらに予想外の事態が発生する可能性もあるけれど、だからこそ国内産業をいかに確実に成長させていくのか、それもスピード感が感じられるくらいの迅速さで実現していけるか、結構高いハードルだと思う。個人的には、日本の底力を信じたいですね。

2026年7月4日

米国建国250周年

"July 4th"はアメリカ独立記念日で、アメリカ国内では花火があちこちで打ち上がりお祝いする日。 私も米国出張中に何度かこの時期に滞在した事があり、そんな体験もしています。特に今年は建国250周年(1776年7月4日)ということで、盛り上がり方もこれまで以上の様子。ただその一因としては、トランプ大統領が自分の人気アップのために「250周年」を利用しているという話も。

で、こういうウェーブには乗りたい日本でも、色々な場所でライトアップしてお祝い心を共有しているんですが、それがアメリカの人達(アメニキ、アメネキ)には大いに受けているらしい。特に今年はXの相互翻訳機能が実装されて、通常ならばアメリカ側に流れても理解されないような日本語の書き込みも、どんどん翻訳されて流れていくし、アメリカ側の反応も日本語に変換されてフィードバックされるから、ますます日本チームは面白がって盛り上げていくし。少し前に一大ブームを生んだ、「テキサスBBQムーブメント」みたいな流れが生まれていて、非常に微笑ましい。

「外交関係」という、他国との協調や共存さらには同盟関係等、今の世界は自分達だけで生きていけるような状況では無く、近隣諸国だけで無く場合によっては海の向こうとか地球の反対側の国々とも良好な関係を築かないと、国として成り立たない場合も。特に日本は昔から「資源が無いので、世界から資源を集める必要が有る」と言われていて、実際最近の石油もそうだし、工業製品の材料だったり食品も海外依存度が高い。そう言う厳しい状況の中でも、少なくとも最近の日本は世界的に色々な場所で支援や援助活動をしていて、比較的どの国・地域とも良好な関係を築いていると思います。ただ、極々一部の隣国とは厳しい状況が続いているけれど、太平洋を挟んで遠く離れているとは言えある意味「隣国」であるアメリカ合衆国とは、戦後の混乱時期もあったけれど、敵対関係からトップレベルの同盟友好国になっていることは、もしかしたら歴史的に最初で最後なのかもしれない。

自分の海外経験は、標準的な日本人としては多い方だと思うけれど、地域的に偏りがあるし必ずしも経験豊富とは言えないとは思います。ただ、その偏りとして「アメリカ」には比較的何度も渡米していて、仕事絡みではあったけれど向こうの家庭(=同僚エンジニア)とも招かれてみたりとか、経費削減のためにホテル滞在ではなく所謂ウィークリーマンション、マンスリーマンションみたいなところに何ヶ月も滞在してみたりと、そこそこ「向こうの普通の生活」に近いところは経験していると思います。アメフト好きという部分を除いたとしても、日本に無い良いところも多いことも事実。一方で、やはり日本の社会・生活に優るとまでは言えないとも感じます。日々の生活を安心安定快適にしたいのであれば、日本に軍配が上がるし、何か挑戦してみたい、自由に自分の興味の有る分野を追求してみたいみたいな、社会活動というか人生の中でのある時期を過ごす場所としては、アメリカの方が少なくとも日本よりは刺激は多いと思います。そう言う意味で、良きタイミングでアメリカ渡航経験を得られて、偶々偶然だけれどアメフトとかスタートレックというアメリカ文化(????)に中学生くらいから触れていて、さらにはアメリカのSF小説に子供の頃から嵌まっていた自分としては、恵まれていたなと感じますね。今年はまだ渡米機会が無いのが残念だけれど、2026年も半分が終わった今、ちょっと後半に頑張って渡米してMLB(=オオタニさん)やNFL/カレッジの雰囲気を堪能してみたいですね。

小川構文

産経新聞に掲載された、中道改革連合の小川淳也代表の記者会見記事。各論には振れずに、両論併記と言うよりは曖昧模糊としたくどい言い回しに終始して結論を出さない、所謂「小川構文」の典型みたいな発言。

松井氏の証言を巡る疑問点に関し、小川氏は「事実関係にさまざまな疑義があることは留意しなければならない」としつつ、「そうした動画が流通・拡散している事実がある。事務所の関与を疑われるやり取りも報じられている」と述べた。 

「事実関係に様々な疑義があることは留意しなければ」と言うけれど、自分達が提示している証拠というか論拠は、ほぼ週刊文春の記事内容だけで自分達で調査なり取材した「証拠」なるものは皆無。自分達の調査結果の中に、何か曖昧部分不明な部分確定していない部分があるならば、「そういう部分は今後さらに調査し結論を明確にすることに留意する必要が有る」とか言うなら、まだ理解出来ます。でも、週刊誌記事しか根拠がないのに「疑義に留意」って、それはその週刊誌に言うべき話で、根拠として言って通る話でもないでしょう。また、「動画が流通・拡散している事実」と言うけれど、それはどの動画に関して言っているのか。週刊誌側が公開した動画には、時制が一致しない部分や明らかに最近制作されたというかなり確実な部分が含まれていて、「事実」とは言い難いものだしそれ故に削除されて取り消されているもの。事務所の関与なるものも、やはり使用されている音声が別のものと一致するような証拠もあり、「疑われているやり取り」の「疑われている」のは、事務所側の関与では無くその音声データを公開した週刊誌側だと思うのだけれど。

「首相の受け答えそのものが、首相たるべき資質、危機管理能力、答弁能力に関わる問題へと変質しつつある。そこを含めて厳しく問うていくのは、野党として非常に大きな責任の一つだ」 

首相の受け答えそのものが資質能力を問われる問題へ変質と言うけれど、それはこの人の印象な訳で、無かったことを説明するには「有りません」という敷かないでしょう。仮に証明させるならば、その証拠を具体的に提示して、それに対しての説明なり反証を批判するなら分かる。でも、彼らが提示した週刊誌情報はほぼ全て否定されているわけで、それが「正しい」思うならば、先ずは自分達がそれを立証するべきでは。それに「厳しく問うことは野党の責任」と言うけれど、自分達はその問う機会から自ら退いているのに、どうやって「厳しく問う」のだろうか。本当に矛盾しているし、「起承転結」では無く、兎に角居まみえていることだけを羅列している「起起起発(散)」という、「小川構文その2」みたい。

野党の仕事の一つとして、与党に対しての監視と対決が有る事は事実だと思うけれど、先ず芝分達の足下(=統一政党)すら固められていないのに、人様に文句を言うのもどうかと個人的には感じるところ。対決姿勢にしても、やはり野党ならばより良い提案なり与党案の問題天を突くような提案をすることで、「次はこの政党に仕事を任せたい」と国民は思うわけで、先ずはその努力くらいはしろよと思うわけです。少し前までは国民民主党にそういう期待感があったわけですが、自民党と政策協定を結び自分達の要求は達成したのに、想定外の「解散」したのが許せないと掌返ししたあたりから、何か昔の「我が儘だけ野党」に戻ったような印象も。口だけで無く、態度や行動で示してくれる政党に変革して欲しいですよね。何だかんだ言いながらも、高市政権が高い支持率と低い不支持率を維持しているのは、やはりその行動力だと思うけどなぁ。ある意味「有限実行力」が、これまでの与党の中でも抜きん出ているところが、今の評価だと思う。

2026年7月3日

情報精度

数日前のReHacQ生配信の中で、所謂高市総理の「経歴詐称問題」に関して、ひろゆき氏の勘違い発言をそのまま肯定したまま配信し、後日事実誤認と批判された動画。その内容に関しての、訂正・謝罪・詳細説明から始まる、 経歴問題検証動画。最初の30分位は、高橋Pと今野氏の二人で、元の動画の経緯説明のあと、現在公開されている資料・情報から内容を整理して説明し、自分達の不手際を謝罪して「結論として『フェロー』と称して問題無い」という結論に。私も、「これって、以前同じ様な話なかったかな」とうろ覚えの記憶があったんですが、鳥越俊太郎氏が同じ様な経歴詐称発言をして、今回と同じ様に当時のレターや関係資料を提示されて、謝罪と訂正に追い込まれたことを後から思いだしました。

元々の発言者である、ひろゆき氏がこの場に居ないことはどうなんだという疑問が残るけれど、番組責任者の高橋Pが100%自分達の非を認めて謝罪をしているのだから、そこは色々察してくれということだろうか。でも、そういうことをやっているから、ひろゆき氏の言動っていつもそういう感じというか、最もらしいことを言っているように見えるけれど、信用しちゃ駄目みたいな印象なんですよね。

彼の批判の中心は、英語での「congressional fellow」を日本語で「立法調査官」と言っているが、それが正しいのかという事。これも当時「congressional fellow」に相当する日本語訳が無かったので、関係者が日本語を設定していたことも書き物で履歴が残っているので、高市総理が意図的にそういうポジションを流布していたとは言い難い。また、「fellow」の肩書きが、本来の組織から認定されていたものでは無いから詐称だという話も、当時は複数の経路から「fellow」という言い方が許されていたということも示されているので、その名称を別の資格として説明していたなら別だけれど、そういう事実も無い。例えば軍人の階級のように、世界的に共通の定義と名称が確定しているような地位だとか、大学の「名誉教授」なのに「専任教授」みたいな言い方をするならば、「それは問題有るんじゃ無い」と言えるけれど、今回の場合は「fellow」という名所自体は嘘では無かったわけですからね。それに既に何年も前に結論が一度出ている話だし、それを蒸し返した週刊誌の方が責められるべきだと思う。

今回の件に限らず、現代は千差万別な情報が氾濫しているわけで、その中から正しい情報だけを取得することは無理。また、自分の規準で「正しい」ということ自体、既にバイアスが掛かっている証拠。それこそ太陽が東から上り西に沈む位のこと以外は、それぞれが大なり小なり異なる理解を持たざるを得ない。だから情報=知識というものは、一度覚えて終わりなのでは無く、常に自分の理解知識を外からの入力で補正を掛けながら更新していく必要が有るんでしょうね。そう言う意味で、ReHacQ側が直ぐに検証動画を準備して真摯に対応したことは、既存のオールドメディアも爪の垢を煎じて飲んでほしいところ。どの番組とは言わないけれど、既に反証情報が出ているケースでも、それを無視したような情報提供に固執する番組が幾つもあるからなぁ。自分は情報の価値は、鮮度と精度(信頼性)だと思っているので、どちらか掛けている情報は「誤情報」だと思って良いんじゃ無いだろうか。だからReHacQは、かろうじて踏みとどまった気がする。

2026年7月2日

国会延長

選挙ドットコムちゃんねるの、今野忍氏と水内茂幸氏の「政治漫談」(笑)。 水内さんの「おいっす」のタイミングは、いつもちょっと食い気味じゃ無いかなぁ。もう一息ためてから「いいですか? ... (一息置いて) 『おいっす!』」だと、受け入れやすいというか馴染みやすい気がする。

本題の話は、野党の審議拒否について。野党側は、定数削減と副首都法案の強権的な運用に対してと言うけれど、結局はそれ以外の場でも取り上げることは週刊誌報道中心だったわけで、それに業を煮やした与党側が60日ルールで逆襲してきたという感じだろうか。これまでもそうだと思うし特に今回は特に悪手だと思うのは、過去から散々同じ様なことをやって来ていて国民の頭の中には「審議拒否=野党の夏休み」という認識が生まれてしまっていること。今野さんは一応「審議拒否とは言え国会内には居る」とフォローしていたけれど、それって「出社しているけれど喫煙室に籠もっている」みたいな話と同じだと思う。あと、先の選挙で自民党は憲政史上歴史的な大勝をしたわけで、最終的には316議席で確定したけれど、候補者リストがもう少し長ければ、最大330議席まで獲得する可能生があったわけです。それ以前の少数与党の時ならば、審議拒否という手段も効果が合ったかもしれないけれど、現状はそれを打ち消す力が与党側にあるわけで、野党はそれを大きく読み違えていると思う。

コンテンツの中で水内氏が指摘してなるほどと思ったのが、現在の国会が一般的には「通常国会」と言われるけれど、実は今年度の通常国会は解散宣言で1日で終わっていて、現在は選挙後に召集された「特別国会」が開催されている。で、与党側の「国会延長」が、通常国会だと1回だけ可能だけれど、特別国会では2回可能という裏技があるというのは私も初耳でした。通常ならば万が一を想定して長めに延長設定(第二次安倍政権の時には90日延長があったらしい)しないといけなくて、それはそれでまた物議を醸しそうですが、今回は2回可能なので万一の場合はまた対応が可能。そう言う意味では、与党側にアドバンテージがあると言ってよさそう。

まぁ、野党の言い分も分からないでは無いけれど、でも余りに筋が悪すぎることも事実。これまで散々同じ様に審議拒否をやって来て失敗しているのに、何か成功体験みたいなものがあるんだろうか。さらにその元々の理由としている中傷動画にしても、根拠は週刊誌記事しかなくて、しかもその週刊誌側は自ら捏造動画を公開してしまい現在では事実上の撤退戦の様相。野党には「永田メール事件」という教訓があるはずなんだけれど、もう忘れているのだろうか。それに、以前のような少数与党や、僅差で自民党が第一党を維持しているような状態ならばまだしも、選挙では圧倒的な勝利を得たわけで、逆にその時の公約を実行しないとなれば、自民党が公約違反に問われることになる。そう言う意味では、与党側の行動は当然だし、それに対して数では負けているのだろうけど、その中でも自分達の意見をちゃんと表明するなり、少しでも条件闘争をして実績を残すというのが、正しい野党の姿なのでは。そう言う意味では、国民民主党やチームみらいが、「あの野党の一つ」に入ってしまったのは残念を通り越して呆れてしまうだけですね。ちゃんと是々非々で議論して負けるなら、国民としても理解出来るけれど、単なる拒否は白旗を揚げたことと同じだと思う。

サッカーW杯雑談

サッカーW杯は、日本チームが惜しくも敗退してしまい、自分のような素人ファンは終戦状態。期待が大きかった分失望感も深いわけで、それは仕方ない。実際ブラジル相手に、本当に最後の最後まで接戦だったけれど、あの一瞬のチャンスをものにしたブラジルサッカーの底力の厚みというか強さには、まだまだ日本は到達出来ない壁ですよね。よく日本のサッカーは「システムの力、組織力の力」と言われていて、それって結構どのチームスポーツでも日本チームの特色、強みとして言われることだけれど、それが今は障害になっているんじゃ無いだろうか。やはり圧倒的な個人の力があり、それを更に効果的に組織化するから最強のチームが出来るけれど、互いに補いながら組織力を強化すると、どうしても限界もあるような気がします。

それでも今回の日本チームの試合を観ていて感じたのは、「日本、強くなったんじゃ無い?」という事。特に得点シーンが自分的には凄く印象的でした。自分の細やかな記憶では、これまで日本が得点するシーンというのは、殆どがコーナーキックとかペナルティキックのような、セットプレーから得点するシーンが殆どのように思います。それが今回の試合では、パスで繋いでゴールしたり、相手の裏を抜いてゴールしたり、流れを作って得点するシーンが多かったように感じます。特に2試合目の2点目のシーンなどは、フィールド中央で相手のパスをインターセプトすると、そのままドリブルで持ち込んでミドルシュートで決めるなんて言う、「日本人には考えられないプレー」で、自分は初めて見たシーンでビックリしました。

あと、今回の日本の試合は、ダラスのAT&TスタジアムとヒューストンのNRGスタジアムで開催されて、その規模や内容に日本のサッカーファンからは羨望の意見が多く見られたけれど、ダラスはAmerican's Teamとも言われるDallas Cowboysのホームグランドだし、ヒューストンもHouston Texansのホームグランドで、それなりにアメリカを代表するスタジアム。でも、どちらも開場して20年以上経過していて、決して最新のスタジアムというわけではない。昨年訪問した、las VegasのAllegiant Stadiumでもし開催されたら、また印象が大分違ったんじゃ無いだろうか。サッカー専用スタジアムでは無いけれど、ああいう設備があるアメリカはやっぱり凄いと思うし、実は強豪大学にはあれ以上の規模のスタジアムが存在することも実は知ってほしいですよね。

今日にも日本チームは帰国するようですが、メンバーの所属チームを観てみると多分半分以上は欧州チーム所属選手ですよね。だから今回対戦したような強豪チームの選手とも日頃当たったりしている経験値はそれなりにあると言える。10年、20年位前と比較しても、それは大きな違いだと思うし、それ故にここまで日本チームも強くなってきたと思います。ただ、国内アメフトも似たような所があるんだけれど、有る程度のレベルまでチームが成長したとしても、実は同等以上に上位チームも成長しているし、下からの追い上げもどんどん加速してくるんですよね。弱い時期からそれなりの力を持つところまでは、努力すればそれが結果に繋がってくるから、やり甲斐もあるし成長も見える。逆に強豪チームとして頭一つ抜き出たポジションまで到達出来れば、環境も含めて自然と好循環で回る様になるから、これもそれなりに安定した状態が続きます。問題は、苦労して中堅に上がってきて、そこからさらに高みを目指すときには、それまでの努力の何倍何十倍ものさらなる努力が要求されるという事。ビジネスの世界も似たような感じだと思うけれど、今の日本チームはその厚い壁、関門の前で何とかこじ開けようと藻掻いている状態じゃ無いだろうか。だからこそ、4年後のW杯ではもう一つ成長した姿を見せてほしいですよね。その為には、やはり個々の選手がもっと貪欲に成長を欲して実行することだと感じた今回でした。