選挙ドットコムちゃんねるの、今野忍氏と水内茂幸氏の「政治漫談」(笑)。 水内さんの「おいっす」のタイミングは、いつもちょっと食い気味じゃ無いかなぁ。もう一息ためてから「いいですか? ... (一息置いて) 『おいっす!』」だと、受け入れやすいというか馴染みやすい気がする。
本題の話は、野党の審議拒否について。野党側は、定数削減と副首都法案の強権的な運用に対してと言うけれど、結局はそれ以外の場でも取り上げることは週刊誌報道中心だったわけで、それに業を煮やした与党側が60日ルールで逆襲してきたという感じだろうか。これまでもそうだと思うし特に今回は特に悪手だと思うのは、過去から散々同じ様なことをやって来ていて国民の頭の中には「審議拒否=野党の夏休み」という認識が生まれてしまっていること。今野さんは一応「審議拒否とは言え国会内には居る」とフォローしていたけれど、それって「出社しているけれど喫煙室に籠もっている」みたいな話と同じだと思う。あと、先の選挙で自民党は憲政史上歴史的な大勝をしたわけで、最終的には316議席で確定したけれど、候補者リストがもう少し長ければ、最大330議席まで獲得する可能生があったわけです。それ以前の少数与党の時ならば、審議拒否という手段も効果が合ったかもしれないけれど、現状はそれを打ち消す力が与党側にあるわけで、野党はそれを大きく読み違えていると思う。
コンテンツの中で水内氏が指摘してなるほどと思ったのが、現在の国会が一般的には「通常国会」と言われるけれど、実は今年度の通常国会は解散宣言で1日で終わっていて、現在は選挙後に召集された「特別国会」が開催されている。で、与党側の「国会延長」が、通常国会だと1回だけ可能だけれど、特別国会では2回可能という裏技があるというのは私も初耳でした。通常ならば万が一を想定して長めに延長設定(第二次安倍政権の時には90日延長があったらしい)しないといけなくて、それはそれでまた物議を醸しそうですが、今回は2回可能なので万一の場合はまた対応が可能。そう言う意味では、与党側にアドバンテージがあると言ってよさそう。
まぁ、野党の言い分も分からないでは無いけれど、でも余りに筋が悪すぎることも事実。これまで散々同じ様に審議拒否をやって来て失敗しているのに、何か成功体験みたいなものがあるんだろうか。さらにその元々の理由としている中傷動画にしても、根拠は週刊誌記事しかなくて、しかもその週刊誌側は自ら捏造動画を公開してしまい現在では事実上の撤退戦の様相。野党には「永田メール事件」という教訓があるはずなんだけれど、もう忘れているのだろうか。それに、以前のような少数与党や、僅差で自民党が第一党を維持しているような状態ならばまだしも、選挙では圧倒的な勝利を得たわけで、逆にその時の公約を実行しないとなれば、自民党が公約違反に問われることになる。そう言う意味では、与党側の行動は当然だし、それに対して数では負けているのだろうけど、その中でも自分達の意見をちゃんと表明するなり、少しでも条件闘争をして実績を残すというのが、正しい野党の姿なのでは。そう言う意味では、国民民主党やチームみらいが、「あの野党の一つ」に入ってしまったのは残念を通り越して呆れてしまうだけですね。ちゃんと是々非々で議論して負けるなら、国民としても理解出来るけれど、単なる拒否は白旗を揚げたことと同じだと思う。
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