2021年11月6日

無所属と自民党

無所属で先の衆議院選挙の静岡5区で当選した、細野豪志議員の自民党入党が認められたと言う記事。旧民主党時代に初当選をして、その後は野党再編成や不倫報道などで紆余曲折して居たけれど、それで吹っ切れたのか最近では現実的な意見は勿論、議員として一皮も二皮も剥けた印象の人。私も、不倫疑惑の時には散々なことを書いたけれど(笑)、その後の活動、特に自身が責任者の一人として走り回った福島第一原発の処理水問題とか、本当に「現実を見て、現実に対応する」政治家に変革したと思います。そう言う意味では、同じ静岡県でも選挙区は異なるけれど、今後の活躍に期待している議員の一人。

ただ問題は地元の支援者で、長年自民党候補と選挙で丁々発止の戦いをして、自民党が苦杯を飲んでいただけに、「はいそうですか」と納得出来る状況で無いことも事実。しかも、先の選挙では、選挙区では当選したけれど、次点の自民党候補の吉川赳氏も比例で復活当選していて、単純に支部長の交代というわけにも行かない。自民党県連は反発していると言うけれど、まぁ反れも仕方ないでしょうね。今の所、自民党に入党するけれど、静岡県というよりは全国的な所属での入党という扱いらしい。でも、この人の将来を考えたら、地盤は静岡県に置くとしても、活動の場としては全国に出て行く方がいいんじゃ無いだろうか。2年後位に内閣改造とか有ったら、その時の総理の判断ではあるけれど、何か役職を与えて新しい「自民党の顔」の1つとして活動して貰う方が、どちらにとっても利益は大きいと思う。

記事の中に、城内実議員のコメントが出ていますが、この人も郵政民営化に反対して公認が得られず、代わりに片山さつき氏が落下傘候補で選挙区に降りてきて敗れて浪人しているんですよね。でもその間の積み重ねの結果、その次の選挙では片山さつき氏らを破って当選してその後自民党に復帰して、今では静岡県出身議員の顔になりつつあるわけですから。離合集散を繰り返すことも良しとは思わないけれど、反れでも成功する人、実力のある人の場合とそうで無い人の場合には、やはり実力のある人の履歴の中には、何か光るものというか感じるものがあるような気がします。

今回自民党入党が認められたので、例えば復興関係の副大臣とか政務次官当たりの役職は無理だろうか。都合良く、そのポジションの議員で落選した人がいれば、代わりに入る事はそんなに難しくないと思うけれど、是非この人にはそう言うポジションで腕をふるって欲しいですよね。それによって、選挙区も静岡から福島とか東北に移動しても良いんじゃ無いだろうか。あるいは、実績を作って東京都の何処かに移動してもいいだろうし。ところで、先の参議院補選で当選した山崎真之輔議員の不倫報道がFRIDAYに掲載されたようですが、なんで静岡の議員って不倫話ばかりなのか、と誤解されないか心配です(笑)。しかしみっともないなぁ。これで議員辞職するんだろうか。補選で当選した直後の辞職は無いのかもしれないけれど、これまでの事を考えると、立憲民主党と国民民主党の推薦を受けていたのだから、それなりの対応をしないと「やっぱりダブスタ」と言われそう。

空中投射ロケット


大分空港を「宇宙基地化」するヴァージンの野望に荷担するANAの戦略(笑)。 コロナ禍による新規ビジネス参入、とも思われますが、実は2年前に既に発表されていた内容だし、大分空港の活用に関しても、今年の4月には記事になっていた話。でも、改めて聴くと、かなりワクワクする話。

ロケットの打上というと、再延期されたイプシロンもそうだけれど、打上時の天候に大きく左右されるもの。それだけで無く、出来るだけ効率良く打ち上げるためには、遠心力の大きい赤道に近い場所が有利なんですが、地勢的なものはその国の領土に依存するから何ともしがたい部分も。空中発射であれば、まず硬度10km (1万m)まで上がれば、天候は関係無いし(殆ど雲の上)。遠心力利用の恩恵は無いけれど、逆に打上方向を自由に選択出来るだろうから、それはそれで大きなメリットになりそう。問題は、空中まで運ぶロケットのサイズやペイロードが、多分そんなに大きく出来ない事だろうけど、考えてみたら昔はスペースシャトルをジャンボジェットの背中に担いで運んでいたわけだから、やり方次第では結構大きなものの打上も可能になるのでは。まぁ、将来的には有人宇宙船の打上も計画して居るんでしょうけど、当分は衛星などの打ち上げが主流だろうから、サイズの心配はもう少し後でもいいだろうけど。

ところで、大分空港には馴染みが無いので、ジャンボが離発着できるくらいの空港なのか調べてみたら、3000mの滑走路が一本あるんですね。3000mあれば、別に乗客貨物を満載するわけじゃないから、ジャンボでの離発着も可能なのか。静岡空港にも是非、と思ったけれど、静岡空港の滑走路は2500mなので、大型機にはチト厳しい。それでも、大分空港は海上空港で、将来の延長は難しそうだけれど、静岡空港は確かまだ土地はあったはずなので、将来は富士山をバックに宇宙機を打ち上げる「富士山宇宙基地」化を考えて欲しいぞ(笑)。

衛星ビジネスは、今後有望な分野の1つだと思うけれど、打上コストが大きなネックの1つ。それが、こう言う形で打上可能で、かつスケジュールも柔軟に組めるとなると、需用は大きそう。2022年以降の打上を目指すと言う事だけれど、実証実験でもいいから、来年くらいに一度打ち上げシーン(空中投射シーン?)を見てみたいですよね。昔観た「謎の円盤UFO」では、月基地との往来用に飛行機の後部に組み込まれた空中投写型の宇宙船が登場しますが、ああいうものをいつか観ることが出来る時だが来だろうか。ちょっと間に合わないかなぁ...


出世払いはツケの拡大

昨日「出世払い」の話を書いたところ、タイミング良くその政策に関してのこんなコラムを発見。結論から言えば、現在有る施策や仕組みと変わらず、逆に必要な層にはそのままではデメリットも大きいので、更なる改善案が必要という話。私も、昨日の記事を書きながら、「でも、今でも似たような仕組みはあったよなぁ。結局親の負担を子どもにシフトするだけの話では」とは感じていたので、最後に「企業支援などを盛り込んで、双方に何らかのインセンティブが必要」みたいな事も考えたんですが、最終的に一番負担を抱えるのが当の学生本人やその家族では無く、国だったり(この場合は税金になるからまた議論が必要になるかな)、あるいは企業支援の拡充みたいな事を考えないと、上手く行きそうも無い。

義務教育の無償化は元々決められていたものであり、中卒で働きに出る人も多いような時代にはそれでも良かったのでしょうけれど、近年になって高校卒業までがほぼ「義務教育化」する時代になり、さらに現在では高校卒業後確か半分以上は大学進学しているんじゃ無かっただろうか。高校無償化が実施されて、そこまでは事実上の義務教育みたいなものだから納得出来るけれど、大学の無償化はちょっとやりすぎかなと個人的には感じます。ただ、経済的な理由で機会を失することは、本人だけで無く社会的損失でもあるわけで、そういう部分をちゃんと手当てしていくことが、今は必要な時代になったと理解しないといけませんね。私は1980年に大学に入学したけれど、その時の授業料は国公立で年間10~15万円位で、私立だった自分は確か年間30万円位(理系)でした。うちの大学は、私立理系の中でも安い方だったのでそれ位で済んでいたけれど、今は年間100万円以上授業料で掛かると現役生に聞いてびっくりしました。まぁ、40年以上違うから幾らデフレの時代と言っても経済状況は変わってくるだろうけど、それにしても凄い違いがあるわけで、でも収入の方がそんなに変わっていないとしたら、この増加分の吸収は大変です。

以前、奨学金返済のニュースで、40代になってもまだ返済金が残っているというような話を聞いて個人的にはビックリしたんですが、この室橋氏の記事の最後に書かれているように、返済が残っているために、その世代に必要な子育てのための資金が足らず、結果的に少子化を加速させる原因になってしまうというのは本末転倒もいいところ。「奨学金」を「借金」と言うと怒られるかもしれないけれど、自分の資質への投資という、直ぐには経済的に結びつかないかもしれない部分への借金だけに、その返済方法に関してはもう少し配慮というか支援が必要だろうなぁ。

一方で、大学側もアイデアを出したらどうだろうか。例えば、地方から都心部の大学に進学する場合、家賃とか交通費とか生活費の負担も大きい。そこで、全国の大学が提携して、都心部の大学のリモートキャンパスみたいなものを地方の大学の一部に間借りして、地方出身者はその土地で進学した大学の授業を受けられるようにするような方法って無理だろうか。勿論、折角希望大学に入学したのに、一度も本来のキャンパスを訪れること無くと言う事が無いように、大学側としても学生寮みたいな施設に対しては国から補助を出して貰って、年間何日間かは自由に利用出来るようにするとか。コロナ禍でのリモート授業は、「座学」だけになって難しさもあったけれど、リモートキャンパスならば実際に施設を利用して実験とかも可能になるだろうし、教師側が移動することで対面式授業も可能になるわけだし。そう言う、リアルとバーチャルの組合せみたいな事も、今後は必要になってくるんじゃ無いだろうか。いずれにしても、「出世払い」という名称で単なる借金の先送りだけになるのでは無く、それを利用した新しい仕組み、より効率的な機会獲得という方向に進めて欲しいですね。

不支持は若者だけでは無い

日本若者協議会代表理事の室橋佑貴氏による、「立憲民主党はなぜ若者の支持を得られなかったのか?」という記事。 過去の記事を眺めていたら、昨日書き込んだ「出世払い」に関する記事があり、興味深い内容なので、それについては別立てで。で、室橋氏は、若者からの支持を集められなかった大きな理由として、以下の四点を上げています。

  • 若者の政策ニーズとのズレ
  • 怒りっぽい人を嫌う風潮
  • 旧民主党と変わらない布陣
  • コア支持者ばかりを見ている
個人的には、一番目の「若者ニーズとのズレ」と、四番目の「コア支持者ばかりを見ている」というのは、同類としてまとめることも出来るかなと思うんですが、もう一つ上げるとすれば「〇〇追求チーム」とか、国会での審議拒否とか、一見仕事をしているように見えて、実は何もやっていない「無能な働き者」という部分も、特に若者世代にすると会社で面倒なことばかり押しつけられて自分達は好きなことや遊んでいる先輩社員の姿とダブってくるんじゃ無いだろうか。

一番目の、若者のニーズとのズレは、書かれているように経済的な対策に関して、与党に反対することが目的化しているので、兎に角反対、兎に角画に描いた餅的な発言ばかり目立ち、全く現実感が感じられないというか、真剣さが感じられないことが一番嫌われる部分じゃ無いだろうか。ある意味「思いつき」だけというか。よく言われるように、先の第二次安倍政権が誕生して、一番改善したのが失業率の改善で、リーマンショックから旧民主党時代の5~6年は「就職大氷河期」と言われて大変な時代だったわけです。それが、自民党への政権交代が決まると、一気に経済指標が持ち直し、かつ当時の安倍総理がまずは「仕事を増やし、就職機会を増やす」事を優先したので、あの時点以降の完全失業率の変化は劇的だったと記憶しています。それ故、実質賃金は下がるのでそれを野党は攻撃の理由にするわけですが、反れすらも多分理解している人からすれば、トンチンカンな議論をふっかけているのは野党の方で、ますます支持離れする原因になっているんじゃ無いだろうか。

二番目の、怒りっぽい人を嫌う風潮も、兎に角面倒なことには関わり合いたくないという気持ちが、年齢が若くなるにつれて強くなることは確かだと思います。自分達くらいの世代だと、怒りっぽい人と話しをする場合も、「何とか話をしなきゃ」という使命感じゃ無いけれど、「やらなきゃいけない」という気持ちがそれでも生まれてきますが、多分今の20~30代あたりの間隔だと、「あー、めんどうくせぇ~。無視無視」位の気持ちが一番ありそうな気がしますね。この点でも、最後のコア支持者向けという点も大きいんじゃ無いでしょうか。所謂「水戸黄門」的な、勧善懲悪的なイメージを彼らは頭の片隅に浮かべつつ、与党を声高に攻める自分達が正義のヒーローだと誤解しているような気が私は毎回感じます。仕事でも丁々発止、やり合うこともたまにはあるけれど、そういう時に「ヤバイ」と感じるのは、大声で責め立てる人では無くて、冷静に数字で話しをしてくる人の方なんですよね。結局「怒り」とか「大声」って、感情的な動作な訳ですから、そこにその人の気持ちは表れているかもしれないけれど、それが正しさの根拠になるわけでも無いし、受け入れる理由にもならない。勝負事ならば、力尽くで相手をねじ伏せる事もあるかもしれないけれど、議論の場、討論の場では、そんなもので決定するようになったら、それは「独裁」みたいなものですからね。

三番目の、旧民主党時代の記憶というのは、20代の人にはそんなでも無いと思うけれど、30代から40代の人にとっては、もう人生を狂わされた元凶くらいの印象はあるかもしれませんね。今回の選挙で、20代で比較的立憲民主党への投票が多かったのは、その当時の記憶が無いからと言われていますが、記憶のある30代からの世代は、これからも何十年感も有権者として存在するわけだから、本当は四番目の「コア支持者」としてこのあたりの世代を真剣に取り込まないといけないはずなんですよね。「コア支持者ばかり見ている」と感じられるのも、結局はそれ以外の世代が離れて言っているので繋ぎ止めないといけないという事情の方が大きいと思うので、組織体として目標設定を間違っていると言えるでしょう。これが自民党ならば、貴重な支持層を守るというのも有りかもしれないけれど、党勢を拡大していく立場の野党なんだから、現状維持では無く新規開拓を優先しないと。それに、今回の選挙前には最大の支持母体である連合の立場が変わったけれど、その最大理由である共産党との共闘という部分が結局解決されずに猪突猛進するから、ますます連合も離れていくようになってしまっている。コアな支持層だけでも守るのではなく、コアな支持層の設定すら間違えつつあるのが、今の状態ではと感じます。年齢に関係無く、そう言う気持ちを普通の間隔の人ならば抱いているのが現状であり、それを修正するのはかなり難しいでしょうね。場合によっては、「解党」する位の覚悟が必要になるかもしれない。

2021年11月5日

出世払い

こんなことを政府は考えているんだと一寸ビックリした記事。大学などの授業料を、在学中は国が建て替えて、卒業後に所得に応じて一定割合を徴収するというもの。所得制限などを設けるものの、進学意欲のある人にはかなり有効なアイデアでは。 所得把握のためにマイナンバー登録をすると言う部分には抵抗を感じる人もいるかもしれないけれど、それによってマイナンバー普及にも繋がるし、結果的に不正なことを考えていないのであれば、マイナンバーは無いよりもある方がメリットがあると私は思うし、良いアイデアなんじゃ無いだろうか。

課題は、その原資ですが、そこに企業も絡めたらどうだろうか。例えば、企業が基金としてこの新しい奨学金制度に拠出すると、反れに応じて税制優遇措置が受けられる。さらに、基金利用学生を採用したら、さらに税制とか補助金とか追加の優遇策が受けられる、みたいな。企業側としては、社会貢献的な宣伝にもなるだろうし、有る程度の学生を確保する切っ掛けにもなるだろうし。ただし、それで大企業に流れてしまうと問題になるから、有る程度の上限は必要だろうし、中小企業向けには同じように基金利用学生採用時にはより手厚い優遇策とか、その学生に対しての返金軽減とか免除などを考えても良いかもしれない。

課題は、返済金額と期間でしょうか。新卒で入社した場合、今だと手取りで20万円前後なら御の字なのかな。それでも、そこから月1万円とかなると結構厳しいかも。年間100万円の補助があったとして、4年間で400万円。これを20年間で返済するとしたら、月1万7千円位は最低でも必要になる計算ですかぁ... 返せない額じゃ無いけれど、新人時代では中々厳しいかも。制度設計がどうなるかにも寄りますが、奨学金の返済に苦労している人も多いので、返済方法に関しては何か工夫が必要かも。例えば、企業からの拠出金分は、返済不要にする分企業側の税制優遇率も大きくするとか。あるいは、採用時にこの基金利用者には、某かの返済補助を企業側が出す事を認める代わりに、その分経費扱いで税金が減るとか。兎に角、優秀な人材を生み出して世の中に出すことが最優先で、その次としてその恩恵を受ける企業側にも積極的に参加出来るようなインセンティブがあれば、政府は道筋を作るだけで、後は自然に転がるような気もします。

アメリカだと、「寄付文化」がこう言う社会的にに困っている人を助ける原資になっている部分が大きいと思うんですが、日本場合は「寄付」という言葉は余り聞かない気がします。その代わりに、昔なら「たにまち」と呼ばれた「後援者・支援者」みたいな人が、優秀な人材に目を付けてサポートして居たりしていたわけで、それをもっと大きくしたものと思えば良いんじゃ無いだろうか。それこそ、豊かな場所からそうで無い場所への「再配分」の仕組みの1つだと思う。

監督とヘッドコーチ

昨日開催された、新庄剛志北海道日本ハムファイターズ監督就任会見。そのスーツ姿からして型破りでしたが、内容も「新庄節」とでも言うべきか、これまでに無い内容だったことは確か。一人で話をしたわけじゃ無くて、両サイドに糾弾首脳がいての話なので、そう言う事も含めて了解していると言う事なんだろうけど、本当にそうなったら来シーズンの日本ハムは、大化けするか、大コケするか、そのどちらかだろうけど(笑)。

プロ野球の「監督」と言う立場は、アメフトだと「ヘッドコーチ」に相当すると思うんですよね。フットポールチームでも「監督」はいるけれど、どちらかというと野球で言うところの「GM」に近い気がする。多少、その呼称だったり責任範囲の違いはあるだろうけど、チームスポーツに於いてそのチームの責任を負って結果を出すための指揮官が「監督」だったり「ヘッドコーチ」という存在と言って良いんじゃ無いかと。特にアメフトの場合は、ある意味チームの中でトップのポジションと言って良いんじゃ無いだろうか。それ故に、憧れの職業の1つでもあるわけですけど。アメリカの場合は、プロスポーツ自体が種目を問わずビジネスとして成立しているためか、より「職業意識」が強い気がしますね。強豪チームの監督・ヘッドコーチともなれば、総統の名誉職でもあるし、下手な選手以上の存在でもある。プロチームで無くても、強豪大学チームであっても同じで、有名校のヘッドコーチともなれば、何億という契約金で招聘される場合だって珍しく無いし。 

方や日本のスポーツ界を見てみると、監督あるいはヘッドコーチという存在は、どちらかと言えば「裏方」的感じが強くて、アメリカの場合とは大違い。プロ野球の世界だと、例えば星野監督とか野村監督とか、選手以上に存在感のあった監督もいらしたけれど、総じてそんなに目立つ存在では無いし、ご本人もそれが仕事と認識している気がします。それはそれで、日本でのスポーツだからよ意図は思うけれど、それがチームを最大化して強いチームに繋がるのかというと、個人的には日本に置いても時代後れになりつつあるような気がします。ただ、時代後れになりつつある事と、だからそこに新しい方法を導入して直ぐに効果があるかという事は別問題。完全な確約された解答なんて存在しないから難しいのだけれど、「これまでとは違う方法」をいつかは取らないと変化も無い訳で、そう言う意味では今回の新庄監督誕生が、日本ハムだけでなく、日本のプロ野球、さらには日本のスポーツ界の変革の切っ掛けになると個人的には嬉しいのですが。

想像するに、これから内外から色々な抵抗が有るんじゃ無いかと思うんですよね。それをどの様に回避して、あるいは受け止めてチーム作りをするのか、多分新庄氏一人では無理だけれど、ここに稲葉GMと言う存在があるのが、今回の人事に置ける最大の肝なんじゃ無いかという気がします。そう言う意味で、今回の日本ハムの新体制は「新庄-稲葉」という二人揃って1セットの完成形な訳で、けっして新庄氏一人だけのパフォーマンスで終わらないところがミソなんでしょうね。アメフトなんかでも、ヘッドコーチとオフェンスコーディネーター、ディフェンスコーディネータとの組合せが良いところ、悪いところで結果も違ってくることが多いのですが、何かそう言う雰囲気を個人的には感じた今回の会見でした。日本の社会人フットボールは、少しずつだけれど組織だったり運営だったり、色々手探りをしている状態なんですが、チームとしても単に有名選手を集めるだけで無く、組織力をいかに高めるかと言う視点から、競争原理をもっと入れたり、あるいは某かのインセンティブを付けるみたいなことを、もっと肯定的に考えて進めていくと、マイナースポーツなんだけれど魅力的なスポーツという立場に変化できそうな気がする。種目は異なるけれど、チームスポーツの1つのベンチマークとして、来シーズンは一寸気になりそうな気がします。

野党らしい「野党」

先の衆議院選挙の結果は、事前の出口調査等の予想とは大きく違って、与党は勝利と言って良い結果だったけれど、野党は悲喜交々(立憲民主党、共産党は議員数減少、その他野党は増加)という結果に。与党の中でも自民党は議席を減らしたわけだけれど、絶対安定多数を確保して、さらに無所属議員の中でも与党系の議員が4人位いるようなので、実質選挙前と状況は変わらないと言って良いのでは。

そう言う意味では、総裁選で新しい顔になった岸田政権は一応信任されたと言って良く、逆に「政権交代」を訴えていた立憲民主党の枝野代表は辞任することになり「代表交代」することになってしまい、それって彼らお得意の「ブーメラン」と言って良いのだろうか。そんな野党第一党のドタバタを横目で見たからなのか、これまでの経緯からなのか理由は不明だけれど、国民民主党は今後これまでの立憲民主党を中心に成した野党枠組みから離れて、独自の対応をするという話。個人的には、もっと早く現在の立憲民主党と国民民主党になった時に判断するべき事だったと思うけれど、当時は今以上に力の差(=議員数の差)も有ったし、まだ力不足だったこともあるので、それは仕方ないのかなと。今回も、当選議員数が増えたからこう言う判断をしたのだろうけど、これが立憲民主党に引きずられて議員数を減らしていたら、こういうことも無かったかもしれない。

国民民主党だけでなく、当選議員数が3倍以上になった日本維新の会も、今後ますます発言力を強めるだろうし、それは国会にとっても結果国民にとっても良い傾向だと思います。元々、日本維新の会は、その内容に賛否はあるけれど、是々非々で与党と対応していく様子は、本来の野党として当然の姿だと思うし、それによって法案内容をより良くして国民に還元するのが野党の仕事のはず。立憲民主党の様に、単に反対だけ言っていては何も良くならないわけで、そう言う意味で複数の「物言う野党」が生まれて、それぞれの視点から意見することで、法案内容も洗練されていくわけですから。 これまで何回も書いてきているけれど、立憲民主党のこれまでの対応は「政局」目的であって、国民の利益は二の次三の次としか見えないものばかり。それにつるんでいた国民民主党も、ある意味同罪なんだけれど、それを取り返す活動をこれからはやって欲しい。

そう言う意味では、政党としては未熟な印象も受けるけれど、日本維新の会のこれまでの是々非々の対応というのは評価出来ると思うし、是非自民党と互角に政策論争できるだけの人材や情報を集めて、先ずは経済、そして外交や社会保障という部分で、これまでの何十年の遅れを取り戻すような活動をして欲しい。個人的には、維新の会が存在感を示せば、公明党としても安閑としていられなくなるだろうし。集票力では、まだまだ公明党の組織力が必要な自民党だろうけど、政策や考え方の方向性として「組める」と思えば、例えば憲法改正に関しては公明党が離れても維新の会と組んで進めるかもしれないし。で、そう言う丁々発止の中で、どうしても必要ならば不信任案を出すとか、解散総選挙という方法で国民に信を問えば言い訳で、自分達の主張を通す脅し目的で乱用するようなものじゃない。そこまで国民は見ていることが、今回の選挙で確認出来たわけですから、野党としても本来の意味での「野党」としての活動を目指して欲しい。そうで無ければ、せめて「無能な怠け者」でいて欲しいですね。

2021年11月4日

COP26は終わったけれど

イギリスで開催されていたCOP26が終了。選挙で快勝した岸田総理大臣も、0泊2日の強行軍で参加し、それなりに日本の立場説明を尽くしたけれど、日本はCO2排出量では世界で5番目なんですね。個人的にはもっと下だと思っていたけれど。 国別順位としてはこんな感じで、上位は何となく納得出来るけれど、下の方を見ると「何故?」という国もあるんですよね。例えば、先進国でもあるドイツとかイギリスとかは、もっと排出量が多い気がしていたんだけれど。

素朴な疑問として、日本のどの部分で排出量が多いのか気になって調べてみたら、トップは火力発電所(中部電力の碧南火力発電所)なんですが、2位から8位までは製鉄所からの排出で、9位、10位にまた火力発電所という順番。ただ、この10箇所分合計で約16,000万tで、日本全体の15%位を占めていることになります。3箇所の火力発電処分で、5%位なので、火力発電所分だけで20%位なんだろうか。その半分でもCO2排出量が殆ど無い原子力発電所に振り返れば、10%以上削減できることになるけれど、そう言う事は言わないんですよね。

よく分からないのが、「一人当たりのCO2排出量」という比較。こちらの資料だと、日本の場合は一人当たり8.9tと書いてあるけれど、記事中の値と引用資料中での値が微妙に違うんだけれど。しかも、他国は低めに日本は高めに記事には書いている。しかも、その比較は日本よりも上位の国を記載しているけれど、例えばドイツやイギリスの一人当たりの値は日本とそんなに変わらないし、韓国やオーストラリアは日本よりも高いし、環境に厳しいと思われ型なカナダだって、計算すると日本よりも一人当たりの値は高くなります。この当たり、ちゃんと比較した上で「しかし日本としては~」という話をするなら分かるけれど、一部だけ切り出して「日本はトップ5所では無く、トップの中国よりも悪い」という事を言いたいのだろうか。でも、それはフェアな比較では無いと思う。一人当たりの値が血井坂から取って、全体量が多いのであればやはりその部分を削減するべきだと思うから。

環境問題は重要だ課題だし、だからこそ真剣に真摯に考えなきゃいけないと思うけれど、再生エネルギーの話がその効果や現実を見ずに、ある意味宗教論争的な方向に傾いているのと同様に、この世界的なCO2排出量の話も、そう言う現実を無視した話に飛躍しつつあるように感じます。それでも、環境問題に熱心な人の中にもSMRを認めている人が増えているように、より現実的な解を求めている人も多いけれど、COP26のような場所だとそれもかき消されるような気がする。実際、そう言う化学的な議論よりも、グレタ氏の行動のような感情的な物の方が大きく取り上げられるわけだし。数値目標を設定するのは良いことだけれど、そこに至る論理的なプラン、スキームがはっきりしないのに、ゴールだけ決定するというのは無茶というか、最初からやる気が無いとも見られるのでは。レジ袋有料化と同じで、ショックを与えるだけの政策は止めて、もっと実質効果のあるアイデアを考えて実行して欲しい。それならば、多くの人も理解して賛同して協力するだろうし。そこが、今の環境活動の拙い部分だと思う。

人口カバー率

先日自宅でリモートワークをして居たとき、来訪者があり対応したんですが、それが一寸した体験(=Blogネタ-笑)になりました。来訪したのは、Tシャツ姿のラフな男性で、年齢的には30代位の感じ。

開口一番「楽天モバイルってご存じですか」と聞いてくるので、「えっ、楽天の売り込み?」と一気に不信感120%に(笑)。で、続けて「実は、今基地局を増やしているんですが、こちらのお宅にポールを立てて基地局を設置させてもらえないでしょうか。勿論、使用料はお支払いします。」と言ってきます。自宅には庭があり道路にも接しているので、そこに目を付けたみたいです。実際、その一角の端には、電柱も立っていますし。

よく見ると、手にはGoogle Mapからだろうか、印刷した地図を持っていて、幾つかの候補地らしき場所には、マーカーで印を付けているような風にも見えます。別にこちらが聞いたわけでは無いのですが、「まだ基地局が足りなくて、今お願いしている所なんです」みたいな事も言ってきます。そう言えば、こんな記事をその前に読みましたが、4G用の基地局が3万局というのは圧倒的に少ない気がしますねぇ。


免許周波数帯の違いもあるので一概には言えないけれど、こちらの今年2月時点での総務省の資料に寄れば、4G/LTEで比較するとNTTドコモが約25万局、auが約18万局、Softbankが約17万局に対して、楽天モバイルはこの時点で5,000局弱。それでも3万局まで持ってきているのは努力しているとは思いますが、ドコモと比較したら1/10程度、au/Softbankの1/6程度とかなり差があります。都市部であれば、ビルなど高い体物が並んでいるから、基地局設置も交渉次第で何とかなるでしょうけど、自宅回りのような市街地でしかもまだ田圃や畑が散見されるような地域になると、高い建物にしても精々小さな雑居ビルくらいだろうし、家の回りなんて住宅街だから2階建て以上の建物なんて見ませんし。近隣で一番高い建物と言ったら、徒歩5分位のところにある小学校の校舎ですからね(笑)。

折角のお話だったんですが、ああ言うのって建てたら建てたで後々面倒だし、楽天だしという事で丁寧にお断りしましたが、後発という事も有るんだろうけど中々厳しそうですね。何処までカバーするかというのも、多分人口の90%位までなら都市部とその周辺地域で何とかなるんでしょうけど、残り数%となると、基地局1つ作っても、もしかしたら数人程度のカバーにしかならないかもしれないし。あと、総務省の資料を見ていて気がつきましたが、楽天の持っている周波数帯って1.7GHz一つなんですよね。となると、利用者が増えてくれば場所によっては飽和して利用に支障が出る可能性も大きいなあ。楽天のチャレンジ精神は素晴らしいと思うけれど、既に寡占状態が確定して居るエリアへの参入は、かなり厳しいと言う事を再認識しますね。まぁ、頑張って欲しいけれど、あのパンダのCMはうざったいので、もう少し出稿を減らして欲しいけれど(マテ)。

休日割引

まだ油断しちゃいけないけれど、感染状況もかなり落ち着きを取り戻し、非常事態宣言中やそれ以降も停止されていたさまざまなサービスも再開されてきました。その1つである高速道路の休日割引が、昨日の文化の日から再開されたので、久しぶりに高速道路を走ってきました。

休日割引停止中も、何度か用事もあって高速道路(東名高速道路、新東名高速道路)は利用して居たんですが、少し遠出をするときにはやっぱり休日割引(三割引)があると有りがたいですからね。それと、ここの所近場の行き来でしか車を出していなかったので、バッテリーも含めて少し回して慣らし運転をしないとと思ったことも理由の1つ。 7月に2年目点検があったんですが、その時に「問題になるレベルでは無いけれど、ちょっとバッテリー出力が低い」と言われてビックリしたんですよね。その時には、丁度感染拡大がピークになっているような時期で、確かに遠出は控えていて、利用するときは近場のモールとかコンビニに出るときくらいだったので、余り車に、特にバッテリーには良い使い方では無かったことは確かなんですが。それ以降、近場に出かけるときも、わざと遠回りをして少し回すようにして居たんですが、やっぱりある程度の距離を走らないとなぁと思っていたところでした。

飛び石とはいえ祝日だし、休日割引再開初日だから、混雑しているだろうなぁと予測して、午前中の早めに9時頃に出かけたんですが、以前と比べてやはり東名高速道路は混雑していました。以前だと、前後見渡しても自分の車しか見えない事なんてざらにあったんですが、昨日はトラックも多かったし、乗用車も増えていて「あぁ、戻りつつあるなぁ」と実感した次第。以前のようにガラガラだと、スピード感が鈍るのかついつい無意識のうちにアクセルを踏み込んでいて、スピードメーターを見て慌ててスピードを落とすこともあったんですが、この日は周りの混雑具合もあり、そんなことも無くのんびりとドライブしてきました。

1時間ほど走ってきて、帰宅前に自宅近くのモールに寄ったんですが、10時からの専門店が始まる時間帯を少し過ぎた頃でしたが、反れでも結構な人出でビックリ。駐車場なんて、平日のお昼時くらいまで既に混雑していましたからね。モールでは、先週末にリニューアルした「未来屋書店」で少し本を見たり、スタバでコーヒーを購入したりしてから、ガソリンスタンドに寄って給油してから帰宅しました。ガソリン代は、ここの所ずっと寝上がりっぱなしで、昨日は177円/l(ハイオク)でビックリ。一時は、確か130円台/l位まで下がったと思うのですが、そこから40円上がっているので、かなり大きいですよね。また下がることはあるんだろうか。そうそう、リニューアルした未来屋書店ですが、「市内最大規模」と謳っているだけあってかなり大きくなっていてビックリ。以前の店舗と比較すると、広さでは3~4倍位、書籍数でもそれ位増えている気がします。書籍数が増えてくれたので、以前は余り取り扱いの無かった文庫本とか、専門書系が充実したのは嬉しい限り。Amazonは確かに便利なんですが、やはり本の棚の中を歩いてみて、そこで見つかる「この一冊」みたいなものも有りますからね。今シリーズ等で購入している好みの作家さんの半分以上は、そんな感じでたまたま見つけた一冊が気に入って、その後以前の作品を購入したり継続して購入しているものですから。今後は、頻繁に通うようになるかも。文具売り場も広くなったので、そちらにも足が向きそうです。久しぶりに充実した休日だったかもしれない。

2021年11月3日

引き出す話、黙らせる話

別記事の、爆笑問題・太田光氏の話を書いていて思いだしたんですが、数日前にジャーナリストの佐々木俊尚氏が、ご自身のインタビューのコツをコラムに掲載されています。この内容を改めて読み返すと、今回の「太田光舌禍事件」とは真逆の対応だなと思うんですが、その違いが生まれているのはインタビュアー氏の考え方の違いに有るんじゃ無いかという気がします。

勿論、有る程度時間に余裕がある佐々木氏の様な対面式のインタビューの場合と、決められた時間の中でぶっつけ本番的な状況で結果を出さないといけない太田光氏の場合では、内容的に大きく異なることは事実だしそこは割り引いて考えないといけない。けれど、それも含めて考えてみると、佐々木氏の場合は相手から「話を引き出す」事を目的にしているのに対して、太田氏の場合は相手をやり込めてぐうの音をも出ないように「黙らせる話」をしようとしているんじゃ無いかと思うわけです。

太田氏の場合は、時間も限られているテレビのしかも生放送という条件もあるので、兎に角欲しいのは自分達が「正解」と考えている「回答」。でも、普通はそんなことは口が裂けても言ってもらえないだろうという事も分かっている。仮に言葉にしてきたとしても、時間の制約もあるのでやり取りも最小限にしたいし、場合によってはそれによって話の流れが変わるのも困る。例えるならば、柔道の試合で接戦が続き、延長戦まで続いて最後に勝つのも良いけれど、出来れば開始早々適当な時間でスパッと一本勝ちをすると、テレビ局として一番嬉しいわけです。その時に一番画になる構図は「ぐうの音をで無いくらい相手をやり込める」という事じゃ無いかと。その為には、こちらの質問に関して、相手が回答できないような状況というのが一番分かりやすいと思うんですよね。つまり、痛いところを突かれて何も言えないと言う状況は、テレビという映像主体のメディア故に一番「画になる構図」では無いかと。それを狙ったかどうか迄は分からないけれど、でも結果的にそう言う事をメディア特に映像メディアは望んでいる気がします。

当然、そう言う方法だと、一回目はたまたまヒットを打てるかもしれないけれど、二回目三回目と続ければ相手だった準備してくるだろうし、場合によってはインタピュー機会すら無くなるかもしれない。つまり相手から信用されなくなったら、それはジャーナリストという立場では失格と言う事になるでしょう。それを無くすためには、都合の良いことは勿論都合の悪いことであっても、「相手に話させる」事だと思うんですよね。同じ事を相手から指摘されると「むっ」とするけれど、同じ事を自分の口から言えば「ほっ」とするみたいな違いかな。その為には、直接それを言わせる前に、色々な部分で相手から話しを引き出して環境整備する事も必要だろうし、その為にはこちらも事前に準備をして相手に水を向けやすくする努力も必要だろうし。その為には、相手も忘れているような話題を持ち出したり、自分とは異なる見解を披露するとか、相手にとってメリットが感じられる方向に向けないと、相手から話しを引き出す事は出来ない。これって実は仕事でも同じで、部下あるいはチームメンバーと話しをする時に、いきなり失敗の叱責から入ったら何も出来ないわけで、先ずは問題の原因特定と対策とか、それを回避するために出来る事出来たことの確認等、やはり引き出しの数がその後に影響してくることは経験済み。どちらが望ましいのかは言うまでもないけれど、事前準備や勉強量など努力による部分も大きいけれど、その人の性格というかやっぱりその人の資質に依存する部分が一番大きい気がする。

ボケとツッコミ

選挙の時の民放キー局の選挙特番で、TBS系の番組のMCを務めていた、漫才コンビ・爆笑問題の太田光氏の発言が酷いと話題に(問題に?)。 私はその番組自体観ていないし、ネット等に投稿されている動画を観たりした程度ですが、これが何かのワイドショーとかお笑い番組でなら、まぁ無きにしも非ずだとは思うけれど、一応そのキー局を代表した選挙特番であるという事を考えると、ピント外れというか、ボクシングの試合の中で水泳をやっているくらいの違和感を感じる内容。

これ、考えてみたら、田中光氏は漫才の中では「ボケ担当」なんですよね。だから、ぎりぎりの部分を攻める質問とか相手とのやり取りって、正直彼は苦手なんじゃ無いかと思う。相手を不快にさせる、相手の怒りを誘う、突然意味不明なことを言って相手を困惑させるのが太田氏の役割で、そこに突っ込み担当の田中裕二氏が「それはおかしいだろ」と突っ込む事で、笑いが成立して田中氏の行為が完了するというのが彼らのパターン。でも、その肝心な田中氏がいないとなると、単なる太田氏の暴走だけしか残らないわけで、そりゃあああいう結果になるよなと納得出来る話。私は観ていないけれど、サンデージャポンの関係で今回MCとして登場したんだろうけど、そこに田中氏も一緒に出させなかったのが間違いだろうなぁ。

正直、太田氏一人では何て言うか変に悪目立ちする存在で、しかも本人もそれを知ってか知らずか妙に卑屈になっているように感じることが多いんですよね。以前よく登場していた、土曜日深夜の「お笑い向上委員会」だと、明石家さんま氏がその田中裕二氏のポジションに有るから、まだ何とかお笑いが成立していたけれど、やはりいつものタイミングとか雰囲気が違うから、「爆笑問題」として二人で組んで居るときよりも、太田氏の違和感やっぱり感じるし。太田氏も、真面目に話しをして居るときにはそんなでも無いんですよね。でも、そこがお笑い芸人の性なのか、真面目な自分に気がつくと、そこに笑いを入れなきゃいけないと思うのか突然ハチャメチャな感じになるんだけれど、それが正直面白くない。所謂「キレ芸」みたいな感じなんだけれど、あれもその瞬間に上手くキレれば良いのだけれど、それが状態かしてしまう途端に気難しい面倒くさい人の印象しか残らないし、一人の時の太田光という人もそれに近い気がする。

最近では芸人さんでコメンテーターとして利用されることが増えていて、その時にはコンビやトリオでもバラバラ(ピン)で出演する事が殆どですが、その中でもメイプル超合金のカズレーザーなんかは成功しているのは、やはりMCの時にはMCとしての役割を理解して、それを8~9割やりつつ、自分の持ち味をちょっと振り掛けるみたいな、塩梅をちゃんと理解して見せているからじゃないかと。高学歴芸人、頭の良い芸人として、それ系の番組にも多く出場しているから、そう言う段取りも何となく身についていた気も透けれど、彼の場合はコンビの漫才の時も、ちょっと好かした感じのやり取りが面白さに繋がっているので、そう言う一歩引いた感じがMCのような有る程度客観的な態度が必要な場合には上手く当てはまるのかなぁ。それと、彼の場合は、一応ボケ担当ながらもツッコミっぽい事も出来る分けで、それはネタ担当がカズレーザーということからも理解出来る話。その辺りが大きな違いなんだろうなぁ。別に芸人がMCをやるなとは言わないけれど、知名度とかその人の立ち位置で向き不向きはありますよね。そう言う意味で、単体での太田光という人は、MCにしても笑いにしても、向いていないことが確認出来た番組だったんじゃ無いかと感じます。

枝野氏辞任

今回の衆議院選挙での責任を取って、枝野幸男立憲民主党代表が辞任を発表。臨時国会閉会後に辞任をして、立憲民主党は新しい「顔」を選ぶことになります。でも、先の自民党の総裁選挙の場合は、菅総理の退任表明の後、直ぐに複数の候補がぱっと挙がってきたけれど、今回の枝野氏辞任の後にはそう言う雰囲気というか正直「ポスト枝野」が見えてこないのが、この政党の問題何だろうなぁ。

今の所、前回の代表選挙で唯一立候補した泉健太政調会長とか、 今回の選挙で選挙区で当選した馬淵澄夫氏とかの名前が挙がっていて、まぁその辺りは理解出来るし良いんじゃ無いかと思うのだけれど、理解出来ないのが香川一区で当選した小川淳也氏。自民党候補との競り合いになるので、日本維新の会立候補を取り下げるように、候補者自身や家族、さらには政党幹部にまで働きかけていたという行為は、これって政治家としても立候補者としても、資質を欠いた行為と言えるのでは。当選後のテレビのインタビューでは、コメンテーターの橋本徹氏にもメールを送って候補者取り下げを懇願していたことがばらされていたみたいですが、なんでこの人達は自分を高めてより得票数を伸ばすのでは無く、相手を下げたり落としたりして有利になろうという考え方をするんだろうか。しかも、選挙の前にはこの人の生い立ちを綴った映画が話題になったりと、一寸個人的には不自然なこともあったわけですし。

今回枝野氏辞任は決定したみたいですが、同様に安住国対委員長とか福山幹事長とか、同じく退陣して責任を取る事が必要な人も一杯いると思うのだけれど、それらの人達の動向に関しては聞こえてこない。取りあえず政党の「顔」を変えれば、中身はそのままでも世間は理解してくれると思っているんだろうか。今回立憲民主党が議席を減らした最大の理由は、彼らのここ数年間の活動内容が週刊誌のゴシップ程度の内容しか無いこととか、基本的な政策で相反する日本共産党との選挙協力とか、政党としての指針とか行動方針みたいな根本的な部分で疑問を感じる事を散々やってきたから、元々の支持者も離れていったと思うんですよね。先ずは、その部分の反省なり修正なりをするべきだと思うけれど、選挙後の第一声が「今回の共闘は効果があった、次の参議院選挙も共闘する」では、まずはその参議院選挙で改選を向かえる議員達は気が気じゃないでしょうね。

自民党と立憲民主党とでは、与党と野党の違いはあるから仕方ない部分もあるけれど、自民党だと菅総理退任となれば、直ぐに何人もの候補者の名前が挙がり、そこにはそれなりの納得感も生まれるのに対して、立憲民主党の場合は有名議員は悪目立ちしている人達ばかり。その人達も半分くらいは今回の選挙で落選したので、少しはまともになるかもしれないけれど、反れでも体質は直ぐには変わらないでしょうね。選挙直後に枝野氏は、今回躍進した日本維新の会とは協力しないと言うようなことを言っていたけれど、共産党と組める人達が何でより近い維新の会と組めないのか、そこに彼らの問題点があると感じます。いずれにしても、政党の顔が変わっても、相も変わらず「モリカケサクラに恫喝」のこれまでのスタイルが変わらない限りは、彼らの復活は無いと思う。と言うか、復活せずに、そのままフェードアウトして欲しい。それが日本にとって一番良いことだと思う。

2021年11月2日

遂に「一桁」

昨日の新規陽性者数は、数値が低く出やすい月曜日と言う事は有るけれど、遂に東京都の新規陽性者数は一桁の「9人」に。更にビックリしたのは、全ての都道府県での新規陽性者数が「一桁(0人含む)」でかつ全体でも「86人」と100人を一気に切ったこと。ずっと減少傾向が続いていて、いつかはこういう状況にもなるとき大破していたけれど、何かあっけないようにも感じる複雑な気持ちも。

9月のシルバーウィークの影響や、非常事態宣言が解除された先月初めからの人流拡大による再拡大が心配されていたけれど、影響が出始めるであろう10月入り中旬・下旬となっても、減少傾向は止まることもなくどんどん減っていました。先週金曜日だったかな、ここ数週間で初めて前週の同じ曜日の新規陽性者数よりも増えた日があったと思いますが、それでも確か数名程度で大きく反発したと言うわけじゃ無い。で、昨日は100人を全国できったわけですからね。

日本に居ると殆ど感じないけれど、世界ではまだ新規陽性者数が一日数千、数万という国も多いわけで、それと比べたら日本の状況は一体全体どうなっているんだでしょうね。確かにワクチン接種も大きく進んで、2回目接種完了も7割を超えて、今月中には8割に届きそうだし、1回目接種もやはり今月中にはほぼ対象者全員に完了しそうな勢い。スタートは遅れたけれど、現在の状況は先進国の中でもトップクラスな訳で、今月末にはもしかしたらトップクラスからトップになるかもしれない。まぁ、納得出来ない人もいるんだろうけど、ワクチン確保と無理を承知でも進めたワクチン接種の、やっぱり安倍さん、菅さんの功績は大きいと思うなぁ。

ただ、今気になるのはハロウィンで一気に増えた人手と、反れに釣られて多分今週以降増えて行くであろう人流増加が、また感染拡大の切っ掛けになるんじゃ無いかという事。シルバーウィークや10月の人手増加でも減っているから、リスク的には低いのかもしれませんが、また新しい変異株が入ってくるとか、予想外の事は何時でも起こりえますからね。それでも、経済も回さなきゃいけないので、人数制限や渡航制限、さらにはGo Toの再開など、明るい話題が出てきた事は嬉しい限り。それを、今度はずっと続けられるように、やっぱり基本的な行動様式を維持していくのは、一人一人の責任と言って良いでしょうね。さて、今月中に、あるいは年内に、新規陽性者数全国的にゼロの日は来だろうか。いゃ、来るように地道に努力は続けないと。

衆議院選挙2021

選挙結果の色々な分析が出てきているんですが、その中で選挙区と比例でどの政党がどの様に議席を確保したかのデータが有って、ちょっと興味深い結果に。

  • 自民党: 選挙区 189 (-21) / 比例区 72 (+6)
  • 公明党: 選挙区 9 (+1) / 比例区 23 (+2)
  • 立憲民主党: 選挙区 57 (+9) / 比例区 39 (-23)
  • 国民民主党: 選挙区 6 (-) / 比例区 5 (+3)
  • 日本維新の会: 選挙区 16 (+13) / 比例区 25 (+17)
  • 共産党: 選挙区 1 (-) / 比例区 9 (-2)
  • れいわ新選組: 選挙区 0 (-) / 比例区 3 (+2)
  • 社会民主党: 選挙区 1 (-) / 比例区 0 (-)
こうやってみると、日本維新の会の突出振りが目立つわけですが、それは少し置いといて、やはり今回の注目点だった「自民党 vs 立憲民主党」を比較してみます。自民党は前回から21議席減らしているのに対して、立憲民主党は9議席を増やしている。ここを見ると、良くも悪くも「立憲共産党」効果はあったと言える気がしますね。実際静岡県でも3区と8区で立憲民主党候補が勝利しているんですが、8区は大臣経験者の塩谷立氏が、立憲民主党・共産党統一候補の源馬憲太郎氏に敗れています。今回の得票数は、源馬氏: 114,210票 / 塩谷氏: 90,408票ですが、前回の2017年選挙では、塩谷氏: 101,858票 / 源馬氏: 78,524票でこの時の共産党候補者が19,645票だったんですよね。ですから、共産党との統一候補の効果はあったけれど、票を落とした塩谷氏に対して源馬氏は積み上げ分もあったわけで、やはりそう言う選挙区は多かったんじゃ無いかという気がします。その部分は自民党への批判票、あるいはその候補者に対しての批判票という事で、他の候補に流れた点もあったかなと思うわけで、自民党としても大いに反省する部分だと思います。

問題は比例区で、ここで立憲民主党は4割位議席を減らしています。実は、立憲民主党と共産党以外の政党は、比例区では議席数を伸ばしているので、この「立憲共産党」がその分を全て背負った形に。これは、選挙区ではその候補者に票を入れるけれど、政党に入れることになる比例区ではこの2党特に「立憲共産党」に対して、多分元々の支持者層からも否定された結果と言えるのでは無いかと。そう言う意味で、昨日も書いたけれど今回の選挙協力に関しては、戦術としては効果はあったけれど戦略としては大失敗と言えると思いますね。「閣外協力」とまで言わないと共産党も候補者を降ろさなかったのだろうけど、もう少しマイルドな言い方にするとかも有ったかもしれないけれど、でもやっぱり「水と油」に近い関係のもの同士が「一緒になります」と言っても信用されないでしょうね。いゃ、料理のようによほど上手く乳化させれば全く違ったものになるかもしれないけれど、その為には丁寧に時には激しく混ぜ合わせるような調理方法が必要で、それに対して今回の統一候補は最初からそれありきでしたからね。あっと言う間に分離するか、あるいは元々乳化もしていないのにそんな風に振る舞っていただけなのかも。

立憲民主党は枝野氏の進退問題も出てきているみたいですが、政党としてここから立て直すのであれば、これまでの選挙結果も考慮して幹部の一新は必要でしょう。でも、そうなると「誰?」というのが良くも悪くも今の彼らだろうし。言い方は厳しいけれど、現状は政党としての体を成していないのでは。野党第一党の勢力で、自民党に次ぐ第二政党という存在でありながら、やっている事は週刊誌記事を元に非難するだけで、全然真っ当な政治活動をしていない。今回日本維新の会が躍進したのは、地元大阪・近畿での得票が大きいことも事実だけれど、それでも野党勢力として是々非々の行動をしている点は、立憲民主党よりもよほどましだと誰もが感じているからじゃ無いだろうか。個人的には、日本維新の会と国民民主党は「野党」と呼べると思うけれど、それ以外の野党はいるだけ税金の無駄と言っても良いんじゃ無いかと。国民が期待しているのは、色々な意見をまとめて完全でも無くてもより良い結論を生み出して行くことなわけで、相手を否定する事じゃない。それを今回の選挙結果が明確に示したと思う。

2021年11月1日

野合失敗

4年振りの衆議院選挙が終了し、当初の「自公与党不利」の下馬評が覆されて、自民党は議席を減らしたもののほぼ満点の結果と言っても良い「絶対安定多数(261議席)」を単独で確保。与党の自公での議席は293議席となり、憲法改正発議に必要な「310議席」には届かないものの、日本維新の会が41議席確保したので、今後の状況次第では可能な状況。一方で「政権選択選挙」と思いっきり盛り上げた立憲民主党は、元の議席から1割以上減らして96議席。共産党も2議席減らして10議席と、こちらは「惨敗」と言って良い結果なのでは。

個人的には、自民党が議席を減らすことはあっても増える事は無いと思っていて、問題はその減り幅と「誰が落ちるのか」という事。今回程度の-10議席くらいから-40議席という事前予想もあったけれど、結果的には一番軽微な想定に落ち着いたと言えるのでは。特に、良くても単独で過半数を維持出来れば御の字と思っていたので、無所属からの追加公認も含めてではあるけれど単独で絶対安定多数(261議席)を確保できたことは大きいのでは。ただ、大臣経験者などの大物議員が落選したりしているけれど、こう言っては失礼だけれど「落ちるべくして落ちた」感が大きい人達だから、そんなに大きな影響は無いと思う。それでも、選挙の責任者である余り幹事長が比例復活したけれど、辞任する方向というのは、まぁ仕方ないかなぁ。自分は小選挙区で落ちても、全体の議席が増えた、ならばまだ良いけれど、予想よりも良かったとは言え議席を減らしての小選挙区落選ですからね。

問題なのは、今回「立憲共産党」と言われた、立憲民主党と共産党の結果。どちらも、以前の議席数から1割以上減らしているわけで、政権選択選挙と言っていた以上増えるどころか減っているのだから、彼らの主張を国民は「良し」としなかったわけですからね。選挙前に大々的に喧伝していた「統一候補」に関しては、地域によっては自民党や他党の候補と競り勝って当選しているので、それなりに効果はあったと言う事ですよね。ただ、それ以上に、「立憲共産党」に対しての抵抗が元々の支持者から多かったと言う事なんだろうか。一番の理由は、近畿圏で日本維新の会が大躍進をして、それに食われたと言う事が大きいのだろうけど。辻元清美氏の落選は、その所長みたいなものだろうし。特に、共産党は「必ず勝てる地区」は残したはずな訳で、それでも12議席から10議席に減っているのは影響が大きいのでは。自分達の議席には影響せずに、代わりに立憲民主党に恩を売って政策に関わるという目的が、半分しか達成出来なかったわけですからね。まぁ、それ以上に深刻なのは立憲民主党だとは思うけれど。

今朝の記事を幾つか見ていて、この記事の中で「自分が生んで育てた政党」みたいな事を言っていたと書かれていて、これまでの枝野氏の言動というか個人的に疑問を感じていた行為の原因が何となく理解出来た気がします。つまり根底にあるのは「自分の政党」という意識なんですよね。だから、何があっても手放さないし自分の主張しか認めない。それに迎合している所属議員も多いから取りあえず野党第一党にはとどまっているけれど、今の国民民主党が分離した理由も何となくはっきりした気がします。それは今回大躍進した日本維新の会との連携を否定しているところにもあるわけで、正直なところ共産党は言うまでもなく、社民党とかれいわ新選組等よりも、よほど維新の方がまともだと思うのに。悪まで「政策」では無く「政局」で政治を進めるという事なんでしょうね。まぁ、今回の選挙で分かったことは、戦略としての「立憲共産党」は失敗したけれど、戦術としての「立憲共産党」はそれなりの成果を出したと言えること。でも、これを次回の参議院選でも続けた場合、さらに政党としての立場というか存在意義が変わっていき、それが崩壊のスタートになりそうな気がする。

2021年10月31日

NUARL N10 Plus使用感 (3)

新しく購入したNUARLの完全ワイヤレスイヤホン「NUARL N10 Plus」。昨日は一日外出していたので、実際に外での使用感を試してみました。

昨日は新幹線移動があったので、新幹線車内での使用。例によって、耳に装着するときにイヤーパッドが少し大きくてちょっと苦労します。それでも、少しは慣れてきたのか何とか装着完了し、走り出した新幹線車内で音楽再生をして見ました。最初にビックリしたのは、購入直後と比べて音質がかなり良くなったこと。実は、エージングを兼ねて装着せずに音楽再生を何時間かしながら放置していたので、少し音が柔らかくなった印象があります。 それと、やはり装着したときの密着度が上がっているので、全体的に音の迫力というか厚みが増した印象があります。以前使用して居たNT01AXと比べて、高音域・低音域ともに伸びた印象がありますが、個人的にはもう少し低音域に厚みが欲しいところ。

iPhone8に操作用のアプリを入れていたので、これを使いながら幾つか機能確認。まずはノイズキャンセリング機能を試してみました。ノイキャンをかけない状態でも、新幹線車内での使用は全く問題無い状態ですが、ノイキャンを使用すると走行時の風切り音というか「ゴーーーー」という音が確かに軽減されます。ただし、完全には消えない。また、少なくとも新幹線車内であれば、ノイキャンを実行して音が消えても使用しなくてもそんなに音質的には困るほどの違いは生まれません。個人的には、無くても問題無いのでテストした後は、ノイキャンは切りましたが。それよりも、アプリとワイヤレスイヤホンの通信というか連携が遅くて、アプリで設定変更しても数秒しないと適用されない。最初は「あれ、操作間違った?」と戸惑う場合も。また、アプリの画面が一画面に収まらないので、下の方の設定はスクロールダウンして表示させるんですが、表示して数秒後に設定値(1 or 0)が反映されます。これもアプリのデザインの問題なのか、ちょっとダサいと感じる動作。正直このアプリのデザインや完成度はかなり不満です。

この時、iPhone8で音楽を聴きながら、パソコンを開いて資料作りをして居たのですが、マルチコネクトの設定をしていたので、パソコンとも接続していて、これに気がつかなくてiPhone8での使用を終了したのに、ワイヤレスイヤホンの接続が終了せずにちょっとビックリしました。パソコンをシャットダウンをして、回りにBluetoothの接続先がなくなって初めて「Disconnected」とイヤホンからの接続が切れて「あれ???」状態でした。このあたりの使い勝手も、ちょっと期待と違っていて今後運用での工夫が必要そう。一番の目的である、音質面では今の所不満は無いのですが、以前と比べて大きく重くなったので、その点は疑問かも。互換性のある小さめのイヤーパッドを探してみるつもりですが、正直音楽再生専用のN6 Proの方が良かったかなとちょっと後悔も感じたトライアルでした。そうそう、まだ耳に装着したままで移動するには不安を感じるので、新幹線車内で使用しただけで、後の移動中はケースに保管したままでした。このあたり、早急に何とか対策しないと。(続く...)

選択肢不足

永江一石氏のコラムで、ちょっと面白い視点だなと感心したもの。現在の小選挙区制は、基本1選挙区から一人の国会議員を選出するものだけれど、その為に大体1つの政党から一人の候補者が立候補するのが精一杯で、となると正当的には応援したくても、その候補者に対しては疑問が有る場合に投票先に困るという話。そりゃそうだよね、誰か一人を選べ、というのは中々難しい。100%その人に同意できる、支持出来るという人材は、選挙で無くても先ず見つからないものだし。

今回の衆議院選挙で、静岡県の選挙区は人口分配して8区有ります。ですから、各選挙区から一人ずつ合計8人の議員(プラス、比例での当選議員)が誕生するわけです。浜松市も、7区と8区二箇所に分かれていて、となると同じ浜松市内に住んでいても、別の日とを選ばないといけない。同じ政党の候補者同士でも、あっちの人の方が良いなと思うこともあるかもしれない。私が子どもの頃は、確か静岡県の選挙区は東部・中部・西部の3区画くらいで、それぞれ2人とか3人とか当選者があって、言ってみれば競争で順位を競うみたいな感じで、子供心に運動会気分だったような気がします。当時の静岡県は「保守王国」と呼ばれていて、大対自民党の候補者が当選して、最後の一枠で野党候補との争いで勝ったり負けたりみたいな感じだったかな。だから、同じ自民党の候補者でも競り合いが厳しかったように思います。

それが今のような状態になり、結果的にはその人を選ぶのでは無く、何となく所属政党を見て入れるような感じに最近はなってきたのかな。ただ、その人の人柄は信用できるけれど所属している政党は信用できないとか、その逆の場合も有るだろうし、そう言う意味では選挙という「選択行為」なのに、肝心の選択肢が少ないと言うか、全く自分の興味外の場合も多いでしょうね。だから、東京とか大阪とか、大都市圏ならば複数候補者での丁々発止の競争も生まれるんだろうけど、浜松市の場合なんて例えば候補者二人なんていう選挙区もありますからね。まだ、無投票当選で無いだけでも良いのだろうけど、それでも候補者が良すぎて選択に迷うならまだしも、どっちも不満でババ抜き状態だから目も当てられない。

選挙の時には「一票の格差」が毎回問題になるけれど、それと同じ位「候補者の格差」問題も考えないといけないのでは。「いゃ、候補者に不満があるなら、自分が立候補するとか、自分が支持したい人を担ぎ出せば」という話も有るかもしれないけれど、泡沫候補ならいざ知らずやはりちゃんとした人というのは一朝一夕では生まれてこない。昔のことだから何となく良かった印象だけが残るのかもしれないけれど、例えば二人の候補者が同じ政党から立候補すると、一人はベテラン、もう一人は若手という組合せが多くて、「師弟制度」とは言わないけれど、そんな感じでその地区の政治が継承されていった気がします。だから、それなりに安定していたし、安心も出来たのかもしれない。小選挙区制度の場合、All or Nothingで落選した候補者の票が丸々死に票になるという批判も聞いたことがありますが、政治家の資質が問われている今、選挙区制度の修正というのも1つの対策になるのかもしれない。

戻る人手

昨日はとある事情から都内川崎方面に朝から出かけていた(笑)んですが、かなり人手が戻ってきていることを実感する一日でもありました。まずは浜松駅からちょっとビックリしたのは、土曜日の朝とはいえ、結構人手が出ていたこと。しかも、家族連れとかグループとか、明らかにレジャー目的と思われる格好・様子の人が多くて、これはこれまでの非常事態宣言の反動なのかなぁと感じます。

それは、乗換のために品川駅で新幹線を降りて在来線に移動するときにも同様で、この時はお昼少し前位の時刻でしたが、コロナ禍以前の週末の七割くらい人手が戻った感じ。勿論、以前の品川駅だと、平日のラッシュ時とか週末の混雑時等は、人とぶつかりながら移動しないといけないような混雑具合ですから、それと比べたらまだましな方ですが、それでもコロナ禍の陽性者が最大だった頃と比較すると、「人手が戻ったなぁ」と感じます。品川駅から川崎駅まで東海道線で移動しましたが、その車両も混雑していましたからねぇ。で、川崎駅に着いたら、こちらも人手で駅の改札前はごった返していました。駅前のアーケードにも人出が多くて、こちらは以前の週末の様子とそんなに変わらない気もします。

夕方、再び川崎駅から品川駅に移動しましたが、やはり人手の混雑具合は変わらず、帰って昼間よりも増えている印象。川崎駅の東口側には、地上と駅通路を結ぶエスカレーターが設置されていますが、特に上りのエスカレーター前には順番待ちの長い行列が出来ていて、これも感染拡大時には見られなかった光景。帰りは京浜東北線で品川駅まで移動しましたが、こちらも座席は一杯で吊革につかまる人でほぼ車内は埋まっている状態。さらに品川駅に到着すると、駅構内の混雑具合は昼間よりも大きくなっていて、駅ナカの飲食店やお弁当などを販売しているお店には、行列が出来ていてビックリしました。これまでだと、混雑していても待ち行列までは出来ていることは無かったと思いますからね。

そして、夜浜松に戻ってきたんですが、何やら駅前が騒がしい。北口側をいつも利用していて、ここには駅ビルを出たところにちょっとした広場があって、時々イベント等も開催されているんですが、どうもハロウィンで若い人達が集まって居るみたい。流石に仮装して騒いでいるところまでは行かなかったけれど、駅前は結構な人出でビックリしました。幾らコロナ禍が終息しつつある状態とはいえ、これだとまた一週間後、二週間後に陽性者数が増えなきゃ良いけれどと少し不安になる一方、ちょっと安心もしている事があります。それはこの一日外を出歩いていて何百人位の人とすれ違ったはずなんですが、その中でマスクを着用していなかったのは品川駅ですれ違った20代位の男性一人しか見なかったこと。日本の感染縮小の理由は、色々言われているけれど、なんだかんだ言ってもやっぱり基本的な事をちゃんと守っていることが最大の理由じゃ無いかと再認識しました。こういう状態が続くのであれば、人手が更に増えていっても、何とかなるかなとちょっと希望も感じた一日でした。

2021年10月30日

NISAに課税

既に発言した江田憲司代表代行本人や立憲民主党の枝野代表らが訂正しているけれど、BSフジの番組の中で発言された「NISAにも課税」問題。 

枝野氏は「制作集2021」の中でNISAやつみたてNISA等の拡充をすると言っていると言うけれど、それならそれで政党幹部が自党の政策集の内容すらちゃんと理解していなかったことになるわけで、それはそれで問題なのでは。

スタートした時から少しずつ拡大されているNISAやつみたてNISAで、私も利用してい金融サービスの中でNISAを適用しています。個人的には、もっと枠を広げて欲しいけれど、例えば年収額に応じてNISAの枠を決めるとか言うならまだしも、高所得者に対しての増税を言った直後に「NISAも?」「そうです」と言っていたんじゃ、NISAも対象と言っている事に間違いない。

たまたま江田氏が勘違いしただけ、という話も有るけれど、でも一応経済担当なんでしょ? NISAだって、最近始まった仕組みでも無いし、あれだけ「貧困層対策を」と言っている訳にはお粗末な認識程度と言わざるを得ない。例えばNISAの枠は広げる(最大1000万迄とか)けれど、年収に応じて、例えば1億以上なら100万迄は無税で、その後+100万円毎に+1%ずつ増加しつつ課税するけれど、年収1000万円以下なら500万円まで無税で後は+1%課税、年収500万円以下なら全額無税でそこで得た利子も1000万円超えても無税、とか。これなら、「富裕層から徴収した税制を、低所得層に還元する」という言い方も出来るんじゃないの。勿論、そうなれば単にNISAだけの話ではなく、全体の税収とか課税負担などの度合いも見ないといけないので、制度設計としては入念に検証しないといけないけれど、大体のイメージとしてはありだと思う。少なくとも、公平な分配とか言っているのであれば、そう言う事を直ぐに引き出せるネタの引き出しくらいはちゃんと用意しいるべぎたと思いますね。それが無いと言うのは、つまり真剣に考えていないということ。旧民主党時代の「ガソリン税撤廃」も、結局はトリガー条件みたいなものを作ってなし崩しに、さらに東日本大震災の復興税のためにそれも停止しているわけで、少なくとも税制に関してこの人達の言う事は信用できないし。