2021年11月6日

無所属と自民党

無所属で先の衆議院選挙の静岡5区で当選した、細野豪志議員の自民党入党が認められたと言う記事。旧民主党時代に初当選をして、その後は野党再編成や不倫報道などで紆余曲折して居たけれど、それで吹っ切れたのか最近では現実的な意見は勿論、議員として一皮も二皮も剥けた印象の人。私も、不倫疑惑の時には散々なことを書いたけれど(笑)、その後の活動、特に自身が責任者の一人として走り回った福島第一原発の処理水問題とか、本当に「現実を見て、現実に対応する」政治家に変革したと思います。そう言う意味では、同じ静岡県でも選挙区は異なるけれど、今後の活躍に期待している議員の一人。

ただ問題は地元の支援者で、長年自民党候補と選挙で丁々発止の戦いをして、自民党が苦杯を飲んでいただけに、「はいそうですか」と納得出来る状況で無いことも事実。しかも、先の選挙では、選挙区では当選したけれど、次点の自民党候補の吉川赳氏も比例で復活当選していて、単純に支部長の交代というわけにも行かない。自民党県連は反発していると言うけれど、まぁ反れも仕方ないでしょうね。今の所、自民党に入党するけれど、静岡県というよりは全国的な所属での入党という扱いらしい。でも、この人の将来を考えたら、地盤は静岡県に置くとしても、活動の場としては全国に出て行く方がいいんじゃ無いだろうか。2年後位に内閣改造とか有ったら、その時の総理の判断ではあるけれど、何か役職を与えて新しい「自民党の顔」の1つとして活動して貰う方が、どちらにとっても利益は大きいと思う。

記事の中に、城内実議員のコメントが出ていますが、この人も郵政民営化に反対して公認が得られず、代わりに片山さつき氏が落下傘候補で選挙区に降りてきて敗れて浪人しているんですよね。でもその間の積み重ねの結果、その次の選挙では片山さつき氏らを破って当選してその後自民党に復帰して、今では静岡県出身議員の顔になりつつあるわけですから。離合集散を繰り返すことも良しとは思わないけれど、反れでも成功する人、実力のある人の場合とそうで無い人の場合には、やはり実力のある人の履歴の中には、何か光るものというか感じるものがあるような気がします。

今回自民党入党が認められたので、例えば復興関係の副大臣とか政務次官当たりの役職は無理だろうか。都合良く、そのポジションの議員で落選した人がいれば、代わりに入る事はそんなに難しくないと思うけれど、是非この人にはそう言うポジションで腕をふるって欲しいですよね。それによって、選挙区も静岡から福島とか東北に移動しても良いんじゃ無いだろうか。あるいは、実績を作って東京都の何処かに移動してもいいだろうし。ところで、先の参議院補選で当選した山崎真之輔議員の不倫報道がFRIDAYに掲載されたようですが、なんで静岡の議員って不倫話ばかりなのか、と誤解されないか心配です(笑)。しかしみっともないなぁ。これで議員辞職するんだろうか。補選で当選した直後の辞職は無いのかもしれないけれど、これまでの事を考えると、立憲民主党と国民民主党の推薦を受けていたのだから、それなりの対応をしないと「やっぱりダブスタ」と言われそう。

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