いよいよ今年初の海外フライト。前日の夜には、遠足の前の日の子供よろしく、荷物をもう一度全部出して確認してパッキングし直しました(笑)。多分忘れ物は無いはず。で、一晩明けた当日の朝は、久しぶりにセットした目覚ましのアラームで目が覚めました。始発の路線バスで駅へ向かうため、朝の4時に起床。実は年齢のせいか、何時もこれくらいの時間に目が覚めてしまいますが、今回のようにぐっすり休めたときに限って無理矢理目を覚まさせられてちょっと寝不足気味の感じです。グタグタしていては間に合わなくなるので、まずはシャワーを浴びてすっきりしてから身支度を調えて、出発しました。
日本はここのところ寒の戻りで少し寒くなっていましたが、この日の朝は少し(本当に少しだけ)暖かくなったような感じ。今回悩むのは、渡航先のSingaporeは亜熱帯の気候で半袖で生活するのに、国内では厚着の状態ではその分荷物が増えてしまいます。直前まで最低気温が一桁になる状態で、どうしようか迷いましたが、当日の朝はなんとか10度位の気温になってくれたので、現地でも腕まくりすればなんとかなるくらいの長袖のダンガリーシャツを羽織って出かけることに。少し寒さが気になりますが、下に着ているTシャツを少し厚手の物にしてなんとか耐えられそうです。その後、無事凍えること無く浜松駅に到着し、近くの7/11で朝食を調達。朝一のひかり号に定刻通り乗車して、まずは品川駅へと向かいました。
品川駅到着は、08:08で反対側の京急の空港行きは08:12と接続時間は4分。間に合わなければ次の08:23でも問題なしと移動しましたが、ちゃんと08:12の空港行きに間に合いました(笑)。車内は大きなスーツケースを持ったインバウンド皆さんや、空港や周辺設備で仕事をされると思われる人達で結構混雑していますが、なんとか予定通りに羽田空港のT2に到着し、何時ものように出発階の2Fに移動します。 で、今回はここからが違う。何時もは左手の優先保安検査場を抜けますが、今回はまっすぐ直進をして「INTERNATIONAL」と書かれた階上へ(笑)。ここを使うのは10ヶ月前の同じくSingapre行きの時以来です。
思いのほかフロアーは混雑していて、まずは保安検査場を抜けるのですが、First/Business位用の優先レーンがあったのでそちらに入ったら、こちらが激混み。少し離れて一般用の検査レーンは柄我ですが、こちらはなかなか進まず「向こうの方が空いてたね」と残念がる人の声も。それでも10分ほどして通過すると、出国検査は顔認証で直ぐに通過。その後はANAのSuiteラウンジでしばらく時間を潰しました。今回の出発ゲートは、T2国際線ターミナル部分(南ピア)の一番端っこの73番ゲート。これも前回と同じようです。10:55出発予定に対して10:25から搭乗開始ということなので10:20頃にゲート前に行くと、しばらくしてアナウンスがあり「荷物の搭載に時間がかかっているため、搭乗開始を10:45に変更します」とがっくり。ということは出発も遅延するはずですが、こちらは意地もあるのか10分の遅延で11:05出発との事。今更ラウンジに戻るのも面倒なので、国際線専用部分となった、66番ゲートからぐるっと一周してきました。
66番ゲート手前部分にはシャッターが降りていて、国内線ゲートからの通路が遮断されていましたが、南ピアの付け根にある65番ゲートからここまでは結構な距離があり、しかも動くほどなんかも整備されているのに、それらがこれからは死蔵されてしまうのだろうか。ちょっともったいない気もしますよね。今後通路部分には何か売店とか整備されるんだろうか。国内線利用者としては、このあたりトイレとか売店が少ないので、そういう物が現在の通路部分を潰して出来ると便利かもしれない。
10:45になると、事前改札が始まり、10:50頃からグループ1からの優先搭乗も始まりました。使用機材はB787-9の国際線用機材ですが、ちょっと古い印象。前日夜にJakartaからから戻ってきた機体らしい。ウェルカムドリンクを頂き、遅延した定刻の11:05にドアクローズ。その後プッシュバックが始まりゲートを離れると、D滑走路へと移動開始です。RW05から離陸したのは、ちょっと遅れて11:28でした。
離陸してしばらくしてから、ドリンクと前菜の配布があり、そこから少し時間をおいて昼食の配布となります。今回は事前に洋食をプリオーダーしていたので、案外直ぐに食事が出てきましたが、昔と比べちゃいけないのだろうけど、やっぱり品質の低下を感じますね。前菜は、グリーンピースのムースとサーモンでしたが、グリーンピースのムースの上に豆のグリーンピースも覆うように乗せられていて、ちょっとトラウマになりそう(笑)。ムースは、タマネギとベーコンで煮込んでそういう味もしますが、やはり豆は豆。そこに豆がさらに被さってくるので、一口でGive-upしました。サーモンも、もう少し工夫して欲しいですよね。で問題だったのがメイン。牛肉の煮込みみたいなものでしたが、サーブされて目の前で見ても熱気が感じられない。お皿に触れてみても常温のまま。試しに一口ソースをなめてみたら、冷たくは無いけれど暖かくも無いというような感じで、真ん中あたりの肉を少し切って口に入れても「生暖かい」くもなく、何か解凍だけしました、みたいな感じの温度です。例えると、レンチン3分のところを間違って2分でレンチンしました、みたいな。
その後はシートを倒してウトウトしながらのフライト。機内で利用できるWi-Fiのコードが事前にメールで送られてきていましたが、このWi-Fiが安定していて国内線よりもスピードも速くて快適でした。その後到着2時間くらい前に目が覚め、何か軽食をとも思いましたが、あまり食欲もないのでそのまま着陸まで待つことに。混雑しているChangiなので、少し蛇行するような航路の後、RW02Lへ着陸したのが17:18。そこから少し時間をかけて誘導路を移動して、T2のE24ゲートに入ったのが17:28でした。
機外へ出ると入国審査上へと移動。自動化ゲートでまずパスポートスキャンをして、次のゲートでMyICPのQRコードを提示しようとしたら、顔認証だけでゲートが開いてびっくり。過去の履歴を見ているんでしょうね。まぁ、あっという間にSingapore入国です。ここからホテルまでの移動は、夕方の時間帯で車は混雑していそうなので、SMRTで40分ほどかけてもより駅のNEWTON駅へ移動。19:00過ぎには無事にホテルに到着できました。さすがに久しぶりのフライトで疲れていたのか、この後3Fのラウンジで少し食事とワインを頂くとかなり睡魔が襲ってきたので、この日は早々にベッドに入り一日目終了です。(続く)