Nintendo Switch 2の発売が発表されて、日本国内専用モデルと、それ以外の海外モデルの2種類があり、日本国内専用モデルは5万円 を切る価格で、これはかなり安い設定らしい。私は、ゲーム機には興味が全く無いので、それこそ任天堂もSONYもMicrosoft利用したことはありません。それでも、同じデジタルデバイスの製品なので、何となく横目で見て観察している感じ。
で、そのSwitch 2ですが、転配目的の買い占め対策で、今回国内専用モデル設定を作ったり、さらに予約抽選申込では、現行モデルで50時間以上の利用実績が必要で、さらに「Nintendo Switch Online」に累積1年以上の加入期間が必要という、かなり厳しい設定で転売ヤー対策をしている点が、これまでの騒動をよく研究しているなぁという印象。特に、専用のオンライン機能に一定期間の登録と利用実績があれば、その人を特定してしかも多数購入すれば直ぐに対策もできるわけで、これはかなり効果的な気がする。国内販売分は、日本の円安もあって海外の転売ヤーの草刈場的状態だったけれど、これで殆どのケースが対策出来るのでは。ただ某国の何が何でも転売するという熱意と努力は桁違いなわけで、こういう対策をしても挑んでくるような猛者もいるのかなぁ。
購入時の対策もそうですが、利用し始めたときに例えばネット接続を必須にすると、ネットワーク経由でのデバイス管理も出来るわけで、これは最近のWindowsのお家芸とも言えます。特に最新のWindows 11 24H2からは、最初のセットアップ時にMSアカウントの登録が必須になったので、これも大変。それまでのバージョンだと、裏技でオンラインアカウント登録無しでのセットアップが可能でしたが、もうそれも出来なくなってきたのは悲しい(笑)。多分全世界のパソコン台数は二桁億台を超えていて、そのうちネットワーク接続しているものも何億台と存在しているのだと想像しますが、それだけの台数をMicrosoftはリアルタイムに監視しているんだろうか。
例えば、マイナンバーを購入時に提示して、購入マシンの固有シリアルと紐付けして、利用時には一台一台特定出来るような仕組みを作ったら、かなり精確に管理出来ると思うけれど、まぁ多くのユーザーは嫌がるだろうなあ(笑)。でも、将来的にはマイナンバーかどうかは別にして、個人固有のIDみたいなものを設定して、それを鍵にして様々なデバイス管理をする時代にはなるでしょうね。今のActive Directoryによるユーザー、デバイス管理なんて、まさにそういう世界ですし。更にデバイスだけでなく、例えばLINEのIDとかTeamsのアカウントも、全て紐付けられて管理される。代わりに、それらデータはその個人でターを暗号キーにして暗号化されて、特定の解凍キーを保有している人しか復号できないような、プラットフォームは広範囲の共通基盤だけれど、その上に流れていくデータは今のようなオープンの形では無く、個々にカプセル化した「固まり」が流れるだけで、それを盗んだとしても内容解読できない様になるんだろうなぁ。ただ、技術はいつの時代もイタチごっこなので、それを破る技術が生まれ、それに対して更に防ぐ技術が提供されて、というシーソーゲームがいつまでも続くでしょうね。若しかしたら今回の販売措置は、その長い歴史の第一歩なのかもしれない(マテ)。
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