2025年4月1日

第三者委員会会見

昨日公開された第三者委員会の報告書とその会見。さらにそれを受けてのフジテレビの会見の様子を、全部ではなくつまみ食い程度ですが見ていて感じたのは、予想以上に厳しい内容でかつ今回の中居氏の事件から多方面に問題点を指摘していたこと。たまたま観ていた夕方の日テレの報道番組で、コメンテーターとして出演していた大学の先生も「ここまで厳しい内容とは予想していなかった」というようなコメントを何度も繰り返していて、予想を超える内容であったことは確かだと思います。

全部を確認したわけではないので誤解している部分もあるかもしれないけれど、今回の直接の事件となった中居氏とフジテレビ社員A氏とのトラブル自体は「性被害」と確認され、その直接の行為に荷担したフジテレビ関係者はその時点ではいないが、そこに至るまでにそういう状況や関係性を醸成したことは事実で、そう言う意味ではフジテレビの組織的問題も原因である、と言及。それ故に、当時の港社長や取締役会の機能不全も指摘されていて責任も追及されているのは仕方ないか。またちょっとビックリしたのは、今回の中居氏の件だけでなく、少なくとも2件のハラスメント事案が確認されて、そのうちの一つはBSフジのプライムニュースの名物MCとして有名な反町氏と言う内容には驚きました。その為か昨日の出演は無かったみたいですが、今後の責任なり説明なりでこちらはこちらで揉めそう。

会見の内容を聞いていて感じるのは、確かに在京キー局の中ではバラエティに力を入れていて、局内の雰囲気・空気も自由な印象を受けるフジテレビだけに、演者と放送局の境が曖昧で、良くも悪くも是々非々という意識が足りなかったことはあるかなと。一方で、中居氏はフジテレビにだけ出演していたわけでは無いし、他局でも同様に存在感のある演者だったし、解散したとは言え国民的グループの一人だったわけで、その影響力というのは何処の放送局や制作会社に対しても同様だったのでは。その中で、出来るだけ中居氏に気に入られて有利に仕事を進めたいと制作サイドは思うだろうし、その為には色々な対応を考えたであろう事は想像に難くない。中居氏だけでなく、同様の存在感のあるタレントさんは多数存在するわけだし、それこそ昭和から平成に掛けてはそう言う「武勇伝」的話も表で自慢げに披露する人もいたわけで、そう言う意味では第三者委員会の中でも指摘されていたけれど業界全体の問題という指摘に対してはメディアや関係者は深刻に考えるべきでしょうね。また、メディア界だけでなく、どの組織会社でもありうる話だと思う。ただ、そういう理由もあるのか、前回の10時間を越える会見やその後の扱い方と比べると、メディア各局・各社の今回の扱いはかなり消極的というか、少ないなと感じます。

本筋とは関係無いのだけれど、会見の中でフジテレビの事を略称として「CX(しーえっくす)」としていたのは何故だろうか。元々は、各放送局に割り当てられるコールサインで、フジテレビが「JOCX」 。日本テレビが「JOAX」でフジテレビが「JOCX」だから、TBSは「JOBX」かと思うと、TBSは「JORX」と膝かっくん(笑)。「JO」が固定部分で、その後2桁にA~Zのの組合せで固有のコールサインが発行されますが、一般的には馴染みがないもので、しかもコールサインの「CX」を略称として使用しているのはフジテレビ以外記憶にありません。大阪の芸人さんが、NHKの大阪放送局が「JOBK」なので「BKさんが」みたいな言い方をしていることを聞いたことがあるくらいかなぁ。あっ、テレビ東京も「JOTX」なので「TX何々」という言い方をしているくらいでしょうか。(TXと聞くとつくばエクスプレス...) フジテレビの場合は、結構「CXが~」という言い方をするし、されるので今回も使用したんだろうけど、ちょっと意外でした。フジテレビとしては、かなりの努力がこれから必要になることは事実だけれど、しっかりと結果を出して行くことが、被害者の女性に対しての償いにもなるだろうしそれが彼らに課せられた責任ですからね。

[追記] 後から知りましたが、社員に対しての聞き取り調査では、局内だけで無くタレント、制作会社/プロダクション、さらにはスポンサー企業からのハラスメント的行為が言及されていて、今広告出稿を控えている企業も本当に「シロ」なのか疑問を感じる部分も。今回の件ではフジテレビが中心だしフジテレビの責任が大きい事は事実だけれど、やはり業界というかそこに繋がる全ての組織・企業に対しての検証が必要なのではと感じます。

米不足

自宅の周辺は、昔は見渡す限り回りは田圃や畑に囲まれて典型的な「田舎」だったのですが、最近はそういう場所の多くが宅地に造成されて、アパートや建売住宅もかなり増えてきました。それでも、まだまだ田圃・畑は残っていて、うち所有の田圃も以前のまま。一昨年までは、近所の農家の方が一緒に稲作をしてくれていて、年末には自分の田圃から収穫されたお米を、多いときには100kg以上持ってきてくれました。ただ、そのお宅も諸般の事情から一昨年で廃業してしまい、昨年は所謂「耕作放棄地」状態。それが今年から別の業者の方が使用してくれることになり、荒れ放題だった田圃も暫く前に綺麗に開墾されて、そろそろ水を入れて田作りも始まる状態。今日は朝から雨が降っていますが、これでかなり田圃らしくなるのかもしれない。

昨年の夏から「米不足」が叫ばれて、政府の対策が批判されていたり、「消えた21万t」の騒動が一騒動になったりと世間は賑やかに。その頃からお米の価格もどんどん上昇をし始めて、現在は当時5kg 2,000円位だったものが、現在は4,000円以上に。既に備蓄米の放出も始まっていますが、そんなに急にお米の値段が下がるとは思えず、下がっても3,000円台の後半位と言われていて言い方は悪いけれど「焼け石に水」程度の効果しか無いかも。それに対して政府への不満も高まるのですが、でも個人的に感じるのは、年間の米収穫量がどんどん減少していても、今回の様な「米不足」騒動は起こらなかったわけです。逆に「米離れ」が色々な理由から推奨されるような状況にもなりつつあり、それでも米価を維持しないといけないから米作りへの補助金政策が批判されても来ました。ところが今は米価は高いから下げろと言うけれど、それは米農家に対して「赤字経営しろ」という事にもなるんですよね。

日本のお米が5kg 4,000円超えなのに、輸入されているカリフォルニア米は3,000円前後で、国内の米農家を批判する意見も散見されるけれど、大規模農園で効率的に育成できるアメリカの農業と、戸別に小さな田圃を耕作して作る日本の農家では、元々のコストから勝負にならない。今回うちの田圃の作業委託を受けてくれた農家さんも、個人経営では無くどうも会社業態にして居て、出来るだけトラクターとか耕運機が遊ばないように多数の田圃を確保して、効率化を目指している様子。それでも、場所的に分散していたら、その移動時間が無駄になるわけで、極端な話それら全部をまとめて一箇所の大規模農園にしたら、お米の価格がもう少し下がるかもしれない。考えてみると、今回の米不足状態を作りだした一番の原因は、日本の「米離れ」だと私は思いますねぇ。供給に対して需用が少なければ、価格を下げてでも売り切らないといけないけれど、需用が拡大すればその分価格が上がるのが自由経済たるもの。「昨年米不足が言われたのに、なんで増産しなかった」と言われるかもしれないけれど、米作りの場合そう簡単に増やすことは出来ない訳で、田圃を作り良い子芽が出来る状態の土作りだけで数年かかるものですからね。減らすのは作らなければ良いだけだけれど、それを増やすのは中々大変という事ももっと認識されないと。だから今の米不足で増産しても、増えてくるのは数年後で、その時に「米余り」になるのが目に見えるよう。

昔の「米騒動」の時には、タイ米を緊急輸入したけれど、米種が違ったり偏見もあって輸入しても余ってしまいました。今はカリフォルニア米は十分国内生産のお米の品質があるのだから、トランプ対策も予て緊急入しても良いのでは。一部量販店などでは、既に輸入米を3,000円台で販売しているみたいですが、アメリカで大量生産しているお米でそれ位の価格ならば、やはり国内生産のお米の価格は4,000円位が最低価格だと感じますね。農業問題は、農家の高齢化もあってこのままでは衰退していくことは確実。そんな中でも必要な食料品をある程度自給できるようにしないと、国が飢えてしまうわけで、今回の件を教訓に真剣に考える必要があるのでは。

Digital Priority Pass

メインカードとして利用している、三井住友VISAカードの付帯特典で、Priority Passのお知らせが届きました。最近では、どのカードにも付いている特典の一つで、以前ほどの有難味を感じなくなったことと、利用出来るラウンジが減ってきているし、実際空港で利用出来る機会もその利用ターミナルに無い場合も多くて、もうここ数年というか10年近くは利用していないなぁ。だから、申込制になってからは申込もしていないサービスです。

で、今回のお知らせは、これまでプラスチックカードだったものが、デジタルカードに切り替わるから、斯く斯く然々のサイトにアクセスして登録してください、と言うような内容。利用しないかもしれないプラスチックカードを、旅行の時にわざわざ持ち出して財布なりバッグに入れるのはちょっと手間ですが、デジタルカードでスマホに入れて置けば良いというのであれば、それはまぁ登録しておいても邪魔にはならないかな。 同じような仕組みのカードに、車トラブルの時の頼もしい助け、JAFのカードも結構前にデジタル化されました。これ、何度かJAFのサービスを利用したことのある一人としては、JAFカードを毎回持ち歩くのは正直面倒だし、実際トラブルに遭遇した時に「どこにあったっけ?」と探す様が見えてきますが、デジタルカードなら毎日常に持ち歩いているスマホに入っているので、即座に取りだしてJAFのサービス担当者の方に提示出来ます。

クレジットカードも含めて、色々なメンバーカードやサービスカードがどんどん溜まっていって、それらカード類だけ持ち歩く財布というかカードケースが必要になり、そっちの方が現金を入れている財布よりも分厚くなっていくのは、何か矛盾を感じる所。自分なりに、クレジットカードやそういうサービスカード類を断捨離して、かなり減らしたので今では薄手の財布に現金も含めて収まっていますが、それは万一の時には必要な証明用カードが手元に無いリスクも生むわけです。こういう時にデジタル化されていることの利点を多いに感じますね。勿論、スマホを紛失したらとか、スマホ移行時の手続きとか、それなりの手間や注意が必要な事も多いわけですが、手軽さのメリットと比較したらデジタル化の方が自分は好ましい気がします。そうそう、暫く前にそれまで使用していたETCカードが何処かに紛れてしまい、間違って余分に取得していた別のクレジットカードのETCカードを現在利用しているのですが、これもデジタル化してくれないだろうか。スマホにカードが入っていて、車に乗り込むとBluetooth経由でカードの確認が行われて、それで車内のETC機器が利用可能になるような仕組みって出来ないだろうか。

閑話休題。今回久し振りにPriority Passのサイトにアクセスして見て感じたのは、昔は空港でのラウンジアクセスがカード利用目的の100%だったのが、それ以外の特典も訴求して会員獲得をしているという事。海外でのサービス中心みたいですが、レンタカー利用や送迎サービスなどは日本でも利用可能みたい。でも、そう言うのって既に先行している企業が幾らでもあるし、そこへ右から左へと横流しにするだけなら余り意味ないと思うけれど。取りあえず、一応最高ランクの「Prestige」メンバーで一年間利用可能なので、何処かで利用してみようかな。近々だと、Changiで幾つか利用出来るラウンジがあるんですが、あそこはT2の真ん中にラウンジが纏まっていて、でもANAのゲートは端っこの方なので余りメリットは感じないかも。デジタルカードを登録したのは良いけれど、来年の期限までに利用する機会が生まれるのだろうか(笑)。

2025年3月31日

サインとPIN

現金決済を殆どしなくなり、多くの場合はスマホ利用の電子マネー決済を利用し、それ以外の場合の高額な場合などはクレジットカード決定をしている自分。そのクレジットカード決済での「サイン決済」が今日で終わり、明日からは原則PIN入力での認証に変わるという記事。 

自分の利用している範囲では、サイン決済を最後にしたのはいつだろうか。もう何年もPIN入力で決済しているから記憶に無いです。多分どこからのホテル利用をした時にサインしたのが最後だと思うけれど、それだって多分5~6年以上、10年前と言う事は無いと思うので7~8年位前だろうか。そう言う意味では、この今日から明日の切替で自分が受ける影響は「無い」といっても大丈夫でしょうね。

PIN対応が出来るようになったのは、やはりハンディタイプのカードリーダーが導入されたからで、今では宅配のスタッフさんなんかも、小型の懐中電灯くらいのサイズのカードリーダーを腰にぶら下げてきていて、必要ならばスッと取りだして決済していますし。以前は有線でリーダー部分と処理部分が分割されているものが酒量だった記憶がありますが、最近は多分公衆回線経由での無線型の端末が殆どで、店内で生産する場合も無線型の端末を最近はよく見るようになりました。端末も小型化されてきているし、クレジットカードのコンタクトレス対応になっているものも多くて、利便性はかなり改善された気がします。

日本の場合は、FeliCaで世界に先行していた印象があるんですが、その後NFC Type-A/Bがクレジットカードのコンタクトレスで一気に普及して、今では逆にType-A/Bの方が勢いがある印象。FeliCaの場合、Androidの場合やiPhoneでもSuicaの場合は、パスワード解除しなくても利用可能なので、他人が自分のスマホを悪用する事も可能。でも、ApplePayとかGoogle Payだと、一度端末認証を通すから、ある意味クレジットカードのPIN認証を通しているような感じなのかな。利便性では、1ステップ増えるわけですから、好ましく無いと思うけれど、セキュリティ的にはそちらの方が良いわけですが、うーん、でもやはりタッチ操作一つで全部終わる方が便利だと思う。Apple Payでの支払がちょっと今ひとつに感じるのも、その「一手間」が必要な事ですし。そのうちに、SIMがeSIMに変わったように、クレジットカードも物理カードからeクレジットカードに変わるんだろうなぁ。その時の個人認証って、どうするんだろうか。マイナカードで登録して、それで確認するようになったりして。

ミャンマー大地震

ミャンマーで発生したM7.7の大地震。軍事政権下で内戦状態という事もあるのか、情報自体が中々入ってこないけれど、政府発表の1,000人規模の死者数は、実際には1万人を越えている という話も聞こえてきていて、被害の大きさが心配されます。日本人在住者一人の方も、倒壊したアパートに滞在していて連絡が無いと言う事で、こちらも心配。ロシアや中国の緊急援助隊が入っているみたいですが、更なる援助が必要だと思うし、ここは日本も含めて周辺国が早急に援助投入したいところ。

更に今回の場合は、約1,000km離れた対のバンコクに長周期振動の影響が発生して、高層ビルに被害が出ていて、こちらも混乱している様子。タイは殆ど地震が発生しないという事で、耐震設計されているような建物が少ないらしいけれど、それでも最近流行のタワービルはどうしても揺れますよね。私も未だに東日本大震災の時に、21Fのオフィスにいてゆっくりとした揺れを経験した記憶が消えません。だから、タワマンに住みたいとも思わないし、仕事の時でもあまり高層階へ行きたいとも思わないし。あと、デザイン重視の設計なんでしょうけど、高層ビル同士を高層階で繋ぐ連絡通路が、接続している高層ビルの振動が同期していないので破壊される映像も出てきています。日本でも、渡り廊下みたいな作りで家と家を繋ぐ場合は、接続部分が柔軟に動くようにして置かないと、幾ら耐震設計していたとしてもその部分が破壊されるかもしれませんね。

今回の地震の震源地は、大きな断層が走っているところらしく、そう言う内陸部の断層が動くというのは余り日本に居るとイメージが沸きません。大陸内部なら安定して居る気がするんですが、それでも安心出来ないとなると居住地域に関して暫くは疑心暗鬼になりそう。これも根拠の無い疑心暗鬼なんですが、何か地球全体が小刻みに身震いしていて、それが世界各地で地震とか災害を発生させているような気も。そうなると、日本やさらに韓国でも発生した山火事も、若しかしたら地球の身震いが、と思ってしまうけれどこちらは野焼きなど人的原因が大きいみたいで、でも自然環境が不安定になると人の気持ちも不安定というか適当というか、注意力散漫な状態になりトラブルが生まれてくるのかも。

バンコクの長期震動によるビル倒壊は、不運にもその長期震動と強振してしまうような構造のビルが合ったからとも言えると思いますが、それ故に問題無い建物も多くて、同じバンコク市内でも明暗が分かれているというのは悲しい現実なのかも。しかしバンコクの場合、屋上にあるプールの水が大量に落下するシーンは、あれも恐い光景ですよね。そうで無くても水の重さでトップへピーになっているだろうし、下手にプールに浸かっているときに地震が発生したら、水と一緒に外に吸い出されてしまうことは無いのだろうか。タイのバンコクであの被害が発生したのですが、そこから多分1,000km位離れていシンガポールとかに影響は無かったのかな。今週末行くだけにちょっと不安が心配です。

2025年3月30日

(NH) HND-SIN/-NRT (2) - 気候の違い

出発まで一週間を切った、今年初めての海外渡航であるSingapore行き。 直前の準備をそろそろ始めないとと思いつつ、前回の同じ頃の様子を見てみると、入国に必要なMyICAの入力くらいが今回新規に必要なもので、それ以外は普段利用しているもの・持ち歩いている物をそのまま右から左に動かすくらいの作業で済みそう。ただ、一つ困るのが「衣類」の準備。

暫く前から真夏日なんていう日もあって、どんどん暖かくなるんだと思っていたら、今週からまた「寒の戻り」で寒さがぶり返してきました。行き先のSingaporeは「日本の夏」の気候だから、少なくとも上半身は半袖で無いと大変。一方出国日と入国日の日本は、結構寒さが戻ってきている様子で、この切替の服装をどうするか悩むところです。出国日は、早朝朝一の路線バスで浜松駅まで移動して新幹線で品川へ行き羽田空港へ移動しますが、時間帯的に長袖は必須だし、場合によってはアウターみたいなものも必要かも。多分気温差は10度以上あるので、結構厳しそう。帰国日も、成田空港到着予定ですが、それだけに都内よりも気温は低そうで、どうしようか並みます。

今の所、着替えは半袖のシャツ類を持参し、日本国内では少し厚めのトレーナーを着用して凌ごうかという計画。国内移動時は、外歩きする時間は殆ど無いので、車内とか空港内ならそれでも我慢できるんじゃ無いかと言う算段ですが、さてどうだろうか。なんせ荷物はバックパック一つで行きたいので、中綿入りのアウターは避けたい。というか、既にクリーニングに出していて、それをまた利用して再びクリーニングに出すのもなぁ...

残り数日の間に一番注意しないといけないのは、健康管理かな。先週末に出かけたときに、何か食べたものが悪かったのか、ちょっとお腹の調子が悪くなって「ノロ?」と焦ったんですが、何とか体調は戻ってきて今の所は問題無さそう。花粉症もそれなりに落ち着いて来たので、こちらも凌げそうだけれどティッシュペーパー持参は必須になりそう。残り数日を穏やかに過ごせますように... (続く)

Touch I/F

タッチパネルI/Fの良いところは、限られたスペースの中に自由に「ボタン」配置出来ることだと思います。階層化も出来るので、例えばボタン全部を並べたら50cm×50cmのスペースが必要な場合でも、20cm×20cm位の画面に収めることが可能。ただし、それは操作性の向上も低強度着るかというと、それは違うんですよね。その実例として個人的に思っているのは、パソコンにタッチパネル画面のモデルが登場して随分と時間がたっているけれど、じゃあそれがパソコンの主流になっているかというと、必ずしもそうでは無い。OS自身がそのタッチI/Fをサポートしているのにそういう状況であることが、一つの証しだと思います。

現在乗車している自分のLexus NX350h (2024年モデル)も、14インチのナビスクリーンが搭載されていて、このタッチI/Fに昨日操作が集約されています。タッチスクリーンだけで無く、ハンドルの左右に搭載されている十字型の「オーディオ操作スイッチ」も最悪で、左右が選曲の先送り、巻き戻し、なのに上向きが電話の発信、下向きが音声エージェントの起動が設定されているので、曲飛ばし操作したつもりが発信してしまうことも。更に、このボタン、最初にタッチするとアクティブになり、その後に上下左右のボタンを押すと設定されている機能が実行されるのですが、最初に強めにタッチするとそのままその触れた場所のボタンの機能が実行されてしまう。そのため何度間違ってスマホで発信してしまったか。そのくせ、音声のアップ・ダウンは別の物理ボタンになっている。せめてボタン設定のカスタマイズ位出来るようにして欲しい。

物理ボタンと言いながらも、こういうマルチファンクションが定義されているのも「準タッチパネル」みたいなもので、その触れたときにどの機能が実行されるのか分からないのが最大の問題点。物理ボタンI/Fの場合は、そのボタンに設定されるのは1機能に限定して、さらに言えば押すたびに「ON→OFF→ON→OFF」と機能が変化するルールで統一して欲しい。昔の自動車は、まさにこういう物理的I/Fの世界で、その当時はまだ必要な機能数も限定的だったから良かったけれど、最近のようにオーディオ操作やナビ操作にスマホとの連携とか、どんどん要求機能が増えてくるともう機能を階層的にまとめて行かないと車内がボタンだらけになってしまう。そのための電子化の必要性は理解出来るけれど、もう一つ「先」を見て欲しい気がします。

例えば、よく使う昨日を最上位のレイヤーに設定出来るようなカスタマイズ機能を搭載して欲しい。それと同時にシステムの初期設定に直ぐに戻せる「リセット」ボタンも入れて欲しい。さらに言えば、そのカスタマイズした設定情報はクラウドに保存して、例えば車を買い換えても設定を継承できるようにして欲しいですよね。その上で、例えばハンドル上に設定するボタンの位置や数を統一化するとかまで進めくれたら、さらに望ましいと思うけれど。車の買い換えだけで無く、例えばカーシェアとかレンタカー利用の時に、車種が変わってもいつも自分が運転している環境が再現されるというのはかなりの付加価値になると思うけれど駄目かなぁ。自動運転も大切だけれど、そういう操作性の統一化と継承性に関しても何かアイデアが欲しい気がします。

2025年3月29日

ANA SUITE EXPRESS


羽田空港第2ターミナルのまん中右よりの場所は、以前はAMC Diamond会員向け優先カウンター・保安検査場がありましたが、新規に保安検査場Cの横により規模の大きいブースが出来、そちらへ以降。元のスペースは、ずっと養生された状態でしたが、4月24日から「ANA SUITE EXPRESS」として、AMC Diamond会員用の優先保安検査場に変わるという記事。 

以前もDiamond会員専用でしたが、チェックインカウンターが無くなる分検査機を以前の1台から2台に増設するんだろうか。今の新しくなった優先保安検査場も2台検査機は並んでいるけれど、稼働しているのは1台しかなかったような。それでも、結構な人数がいるDiamond会員のアクセスが二箇所に分散してくれるのはありがたい。しかも、今はエスカレーターで上がってきたから、そこそこの距離右側に移動しては入れるけれど、今回は以前の場所に再オープンするので、アクセスする距離は短くなりますからありがたい。そのままラウンジにも上がれますし。

最近何度か利用して感じるんですが、以前と比べてラウンジの混雑具合が減っている気がします。偶々だとは思いますが、人気の窓際の席が空いていることも多いし、「今日は人が多いなぁ」と思うときでも、左右のテーブルを占有しても問題無いくらいの混み具合ですし。Diamond会員には仕事で利用する人が多いだろうから、やはりギリギリに空港に到着して、保安検査場を抜けて、直ぐにゲートへと移動するのだろうか。

新しい保安検査場はG.W.前から供用開始するみたいで、残念ながら自分が次回利用出来るのは5月の終わりに予定しているフライトから。どんな様子になっているのか楽しみです。

DoubleTree by Hilton Naha

およそ一月ぶりの宿泊となるDoubleTree by Hilton Naha。 羽田からのフライトが30分以上遅れたため、ホテルに到着したのは20:00過ぎてから。本当はその前に夕食を食べようかとも思っていましたが、空港からホテル最寄り駅まで移動してしまうと、回りに食べ物屋さんも無いし、まずは一度ホテルに入って荷物を置いてから考える事にします。

このホテルはHHORNORS Diamond特典で飲み物を頂けるのですが、今回もハイボール缶を2本頂きました。あと、DoubleTreeと言えばクッキーが有名ですが、それも「甘い物が苦手だから」と何度か断っているうちに宿泊者記録にコメントが付いたのか「クッキーは不要でしたね」と言われてしまいました(笑)。

そうそう、今回ビックリしたのはチェックインの時に「25回目のご宿泊、ありがとうございます」とメッセージカードを頂きましたが、カウントしてたのね(笑)。記念すべき1回目の宿泊は12年前ですが、どうも手元の記録を見てみると今回は「26回目」なのだが??? 

前回の宿泊分が完了(決済)されて、それで「25宿泊」というフラグがたったので、今回「25回おめでとう」というレターになったのだろうか。

翌日はフライトが08:00なので、06:30にはチェックアウトして、06:35発のゆいレールで空港へ向かいました。ホテルを出たときには曇り空でしたが、ゆいレールで移動中に雨に変わり、空港駅に到着したときにはスコールのような激しい雨になっていてビックリ。今の所、今回の宿泊が年内最後の予定のなので、27回目はいつになるだろうか。

(NH Leg#15) HND - OKA

週の後半、何時ものフライト。今回は都合により到着後に一泊して、翌日の初便で戻るパターン。午後の出発なのでゆっくり出来るかと思ったら、朝一からのリモート会議に、お客様トラブルでちょっとシビアな案件が発生したりして、結構ドタバタしながらなんとか処理しました。翌日も、浜松にはお昼頃に戻ってくる予定ですが、直ぐにちょっと移動する用事もあるため、駅までは自家用車で移動。一応屋根付きカーポートの下に駐車していますが、ここのところの黄砂と思われる細かな砂みたいな物がうっすらと積もっていて、本当は洗車したいところだけれどそんな時間も余裕もないので、とりあえず毛叩きで拭っておく程度で我慢しました。

浜松駅近くの駐車場へは、お昼少し前に到着したので結構一杯。なんとか空きスペースを見つけて車を止めて、駅へと向かいました。新幹線は、それほど混雑していませんでしたが、品川駅に到着すると結構な混み具合。隣の「高輪ゲートウェイ駅」が本格的にオープンしたらしいので、今度一度寄ってみたいけれど、今日はそんな余裕はないので直ぐに空港へと向かいます。

途中車内でフライトの運行状況を確認すると、折り返しとなる予定の沖縄からの飛来機がすでに20分くらい遅延しており、これは多分羽田での折り返しもさらに遅延するなと予想。空港に到着して出発掲示板を見ると、15:25発が15:45に遅延しており、そのタイミングでチェックインしていたスマホのボーディングパスも更新されました。午後の混雑する時間帯なのか、地下のホームから2Fに上がるエスカレーター前にも長い列が。自然と、左右二人ずつ並んで上に上がっていきます。2Fの出発フロアーに上がり、右手の優先保安検査場を目指しますが、さらにその奥にはT2の国際線出発フロアーの「INTERNATIONL」の表示が。「来週はあっちだぞ」と、意味不明なお呪いを自分に言い聞かせて、今回はその手前の優先保安検査場抜けて、そのまま4Fのラウンジへと進みました。1時間半くらいの余裕が出来てしまったので、まずはまったりと搭乗開始まで待つことにします。窓際の席を確保すると、折り返し機が到着する62番ゲートが目の前に。見てみると、まだ搭乗機の前の機体が駐機している状態なので、まだまだ時間がかかりそうです。

1) 03/27 HND 15:25 - OKA 18:15 (NH477)

沖縄からの折り返し機が到着したのが、15:00少し前くらい。遅延して15:45と出発時刻がすでに変更されていますが、多分45分では何合わないでしょう。ただ、それ以上の出発時刻変更のお知らせは飛んでこないので、15:20位にラウンジを出てゲート前に移動しましたが、やはり事前改札がスタートしたのが15:30頃で、それもPBBの中で機体側のドアが開くのを待っている状態。春休みだからか、子供連れのグループが多くて、ゲート前のドアのところまで待ち行列が伸びてきています。その後、グループ1の優先搭乗開始が15:40頃始まり順次搭乗していきます。ただ遅延して15:45へ出発時刻変更となったけれど、ドアクローズしたのが16:00とさらに遅れます。プッシュバックして方向転換すると、移動先は意外なことにB滑走路のRW22。この時間帯の西行きの離陸は、ここを使うこともあるんだとちょっと新鮮な驚きでした。何時もは着陸するときに見る光景を見ながら離陸したのが16:22。機体が浮き上がると、直ぐに左に旋回をして、T3のガラス張りのターミナルの上を飛び越えて沖縄へと向かいます。

事前に離陸後しばらくは気流が不安定で揺れが続くとアナウンスされていましたが、遠州灘を越えて三河湾も越えて、紀伊半島を抜けるくらいでやっと食事の配布が始まりました。離陸後30分以上経過してのミールサービスは、記憶している限りでは最長記録かも。食事は、時間帯的にサンドイッチの軽食かと思っていたら、幕の内のお弁当が出されてちょっと驚きました。結果的にこの日の夕食となるお弁当を頂いた後は、何時ものように機内Wi-Fiに接続してメールチェックなどして時間を潰します。

空港に近づくと、今回は北側からまっすぐにRW18Rへ降りるパターンに乗ります。Flightradar24で見ていると、そんなに混雑していない様子で、結構すんなりと着陸出来ました。この時の天候は雨は降っていないけれど曇り空で、いつでも雨が落ちてきそうな状態。35番ゲートに入ったのが18:45で、少し遅延を取り戻しての到着という感じでした。この後所要を済ませた後、何時ものDoubleTreeへチェックインをして一日が終わりました。

2) 03/28 OKA 08:00 - HND 10:15 (NH460)

ホテルを出るときは曇り空でしたが、ゆいレールで空港に到着する頃には結構な強さの雨に変わっていたこの日の沖縄の朝。まずはラウンジへ入りお腹を落ち着かせて一息つきます。搭乗する機体は、前日夜1時間遅れくらいで到着して、そのまま一晩駐機していた物。ですから、久しぶりに定刻出発の表示が出ています(笑)。ラウンジを出て32番ゲート前へ到着すると、丁度事前改札が始まるところでした。その後優先搭乗が始まり機内へと入り出発を待ちます。

定刻少し前にドアクローズとなり、プッシュバック開始は定刻を少し過ぎてから。ターミナルとは反対側のRW36Rへと移動して、羽田へ向けて離陸したのが08:15でした。こちらも気流が不安定でしばらく揺れましたが、10分ほどして安定すると機内食の配布が始まります。食事を頂いてアイスコーヒーを飲んでいたんですが、朝早かったからか知らないうちにシートを倒して眠ってしまいました。結構ぐっすり寝てしまい、目が覚めたのは到着30分くらい前に機長アナウンスがありこのボリュームが結構大きくて、それで目が覚めてこちらもびっくり。羽田空港周辺も雨模様で気流も不安定ということで、早めにベルト着用のサインも点灯します。

Flightradar24を見ると、房総半島上空に羽田空港のA/C滑走路のRW34L/Rへと向かう飛行機の列が出来ています。その最後尾に並ぼうとしている搭乗機は、コースを左右に少し蛇行してタイミングを計ってルートにのり、着陸へと向かいます。A/C滑走路両方使用しているかと思ったら、横切るD滑走路のRW05を離陸に使用しているので、着陸はA滑走路のRW34Lだけのようです。一列に並んで次々に着陸していき、搭乗機も10:11に着陸。そこから誘導路に出て、T2の61番ゲートへと移動します。実はこの後11:10発のひかり号を予約しており、そのためには10:41発の京急に乗れれば間に合います。で、着陸したときには「余裕のよっちゃん」と思っていたのに、T2の手前まで来たところで機体は停止。嫌な予感がすると、ゲートチェンジとなり、61番から53番へと変更になったため準備が出来るまでしばらく停止しますという無情なアナウンス。ゲートに入ったのは10:28でしたが、ゲートから出口までには結構距離がある53番ゲートに加えて、お腹の調子が悪くなりどうしてもトイレに寄りたい状態となり、10:41発は諦めました。11:10のひかり号を諦めて、次の11:34発のこだま号へと変更しますが、これで浜松到着が1時間くらい違うので結構痛いです。ひかり号が2本走っていればなぁと毎回感じる瞬間ですね。

都内は上着はいらないくらいの暑さで、羽織っていたブルゾンを脱いで片手に持ちなから品川駅を移動。途中お腹に優しそうなお弁当を昼食として購入し、こだま号で帰宅しました。

2025年3月28日

電動キックボード

先日自宅近くのイオンモールへ車で行く途中、初めて運転中に電動キックボード乗りと遭遇しました。気がつくと前方を走っていたんですが、多分30代くらいの女性と思われる人がボードに乗っていて、一応ヘルメットは着用していました。ただし、背中に大きなリュックサックを背負っていて、しかも服装がやけにヒラヒラした感じの上着とスカートなので、走っていると風をはらんで結構大きく膨らみバタバタしています。 「併走するのは嫌だな」と思いましたが、幸か不幸か少し渋滞していたこともあり、その間を縫うようにしてこの電動キックボードは先に消えていきましたが、結構スピードも出るので自転車とは違った怖さがありますよね。

田舎で日常的に運転していて困るのは、自分の家の周りはまだ田んぼとか畑が残っているので、そういう畑仕事にいくのか結構高齢のお年寄りが、のんびりと自転車を漕いで突然登場すること。しかも場合によっては道路にかなりはみ出してふらふらとゆっくり進んだりするので、その後ろには結構な渋滞が出来たりします。以前交差点で右折し先ときに、その右側反対車線が渋滞していて車が並んでいたんですが、突然高齢の女性の自転車がふらふらと車の間から飛び出してきて急ブレーキを踏んだことがあります。見た限りでは渋滞していて車が止まっていると勘違いしていて、反対車線からの車は気にしていない様子。あれが、これまでで一番危ない瞬間でしたが、今回の電動キックボードはそれとはまたちがった怖さがありますね。

短い時間でしたが見ていると、広報に関してはほとんど注意を払っていない様子なので、下手に追い抜こうとすると突然ハンドルを切ってぶつかってきそう。また、今回は知っていた場所は舗装された道路ですが、それでも少し段差があったりして、車ならまだしも、電動キックボードや自転車だと結構上下の振動を感じるんじゃ無いかと思います。そういう状態で立ったまま、しかも背中には結構なサイズの重そうなリュックサックを背負っていて、バランスをとるのも大変な気がするんですが。オートバイ乗りの人とか、自転車でそれなりにちゃんとしている人って、大きな荷物を背負ったりしないし、服装も体にピタッとした物を着用して、自分自身で安全対策を考えているけれど、電動キックボード乗りはそういうことは一切関知していない気がします。ある意味、小さな子供が自分中心に自転車を漕いでいるような印象を受けます。

都会だと、こういう人達が縦横無尽に走行していると思うと、ちょっと怖い気もしますね。今回は昼間だからまだしも、そうで無くても暗い田舎の道をこういう人が走ってくると、多分反応できないんじゃ無いだろうか。未だに個人的に不思議なのは、何でこういうリスクのあるものが無免許で利用できるような認可が下りたんだろう。自転車と同じと言われてしまえばそれまでですが、自転車よりも遙かに脆弱でしかも利用者は乗ったまま・立ったままで移動するから、「漕いでいる」自転車よりも交通の流れの中にいることを自覚していないんじゃ無いだろうか。実は帰り道でも、この電動キックボードの女性とすれ違ったんですが、やっぱり周りに注意して運転している気配が感じられない。電動キックボードの会社側も対策はとりつつあるようですが、初めて見た限りではローラースケートやスケートボードに乗った人間が車の中を走っているような感覚で、リスクしか感じられない状態でした。やっぱり規制が必要なのでは。

無知と謙虚

佐々木俊尚氏のmondeから、年を重ねても新しい興味や自身の成長をいとわない人は謙虚な人が多い気がするという話。「謙虚」という言葉の解釈にも寄るけれど、ある意味貪欲さを失わないというか、知らないことを知る喜びみたいな物が、自分に対しての報酬として価値ある物という認識と、それを数多く獲得するためにはまずは自分の間口を常に広げておくことが必要という要素を一言で言い表したのが「謙虚」なのかも。

mondeの回答を読んで感じたのは、自分としては座右の銘ともいえる「無知を誇るな、無知を恥じるな」ということも、まさにこの「常に謙虚であれ」という事と同じじゃ無いかな。相手の対しての戒めである「無知を誇るな、無知を恥じるな」に対して、自分自身に対しての戒めともいえるのが「常に謙虚であれ、尊大になるな」とかかな。例えば「食べ物」に関して、有名なお店とかブームの食材をいろいろ経験していくうちに、なんとなく自分がその専門家みたいな気持ちになり、蘊蓄の一つも傾けたくなるのが「謙虚さを失う瞬間」なのかも。 会食をしているときなどは、その場の雰囲気を盛り上げたりするために、そういう話題を振ったり提供することも一つの「技」なのかもしれないけれど、それがどんどんエスカレートしていくと不愉快な空気が満ちてくる状況になりがち。少し前に、やはり佐々木氏が寄稿されていたSNSの炎上に関しての記事で、「教えてくん」の「Taker」ではなく、相手に情報を渡せる「Giver」になる事で、さらなる機会が生まれるという話をされていますが、何でもかんでも口を挟んでくる「Giver」は迷惑なだけであり、やはりそこには価値ある「Giver」にならないと意味が無い。その要素の一つが「謙虚」さなのかも。

自分はまだ新しい事・分野に対しての興味が続いている方だと思うけれど、それでもバリバリ仕事をしていた30代くらいの頃と比べると、ずいぶんと「ずぼら」になった気がします。ただこの状況も少し考えてみると、自分自身だけで無く周りの環境の変化の影響も大きいと思います。その当時だと、YahooとかGoogleのポータルサービスや検索サービス黎明期の頃で、自分からいろいろな手段手法で情報を「獲得」しないと駄目な時代でした。一番代表的な手段が「読書」だったわけです。ところが今の時代(10年くらい前頃かなぁ)、SNSには真偽不明な情報があふれているし、さらにターゲティングの影響でちょっとした切っ掛けでその分野の情報がどんどん自分の前に提供されていく。となると、自分の手を動かさなくても自動的に向こうから情報がやってきて、それで満足してしまう十分と思う状態になっていることが一番の問題だと思う。情報リテラシーの一番の基礎「まずは疑え」ということが、今一番重要視されると思いますね。

おいしいものに目がない人が、「初めての味」と思う出会いを求めても良いし、コスパ重視の人はそういうお店巡りをすることも良いでしょう。一方で、お気に入りのお店に時たま立ち寄って、静かに自分の時間を満喫することをよしとする人もいるでしょう。ある程度年齢を重ねてくると、そういう自分なりの「型」というか「スタイル」というか、年月によって作られてきたものがあると思います。その中にいることが一つの「安心」を感じる要素なのも事実」。で、その中に埋没してしまいそれしか見向きをしなくなるのが「老害」みたいなものへと変化していくのかも。だんだんと視野が限られていく中でも、その視界の中には無限の方向が存在しているわけだから、振り返ることや視点を変えてみることをいとわないちょっとした勇気が「謙虚」というものの一つの状態じゃないだろうか。そのためには飽くなき追求欲というか、貪欲さ、場合によっては知識に対しての飢餓感みたいなものを失わない忘れないことが年齢に関係なく必要だと思う。

2025年3月27日

シン・ハママツ計画

暫く前に、「静岡がガンダムなら、浜松はエバンゲリオン」という話があって「なんじゃい、そりゃぁ」と思っていたら「シン・ハママツ計画」なるものが本家からアナウンスされていてビックリ。まだトップページだけだけれど、こんなページも準備されていてさらにビックリ。今でもたまに見かける遠州鉄道の西鹿島線を走るラッピング車両が、4月20日のイベントスタートから増加するんだろうか。

このエバの舞台となった「第3村」は、天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅がモデルと言われています。この「天竜浜名湖鉄道(天浜線)」は、昔は「二俣線」と呼ばれていた旧国鉄の路線で、浜松市の東にある掛川市の掛川駅からぐるっと内陸部を半円形に回って、浜名湖の西側にある湖西市の新所原駅までを繋ぐ物。途中浜松市の一部も通過するけれど、どちらかと言うと掛川と湖西を結ぶ路線という印象の方が強いんですよね。今回ラッピング電車の中心である遠鉄西鹿島線は、JR浜松駅に隣接する遠鉄新浜松駅から、ほぼ真っ直ぐに北上する路線で、反対側の終点が西鹿島駅で、ここが天浜線との接続駅になります。浜松市も地方都市アルアルの「車社会」なので、学生が通学に使うことを除けば、多くの人は車で移動しているような地域というのが私の理解。私も、実は天浜線には一度も乗車したことも無いし、西鹿島線にしても新浜松駅から途中の駅までしか利用したことがなくて、北側半分位は利用したことがありません。

実は、SF好きな自分ですが「エバンゲリオン」はどうもハマらなくて、で、人気シリーズで色々な作品が作られているんだけれど、前の作品の伏線というか、そう言うものも良く分からないので視聴することを諦めてしまった作品の一つ。Amazon Prime会員なので、一時エバの劇場版とか全作視聴出来たけれど、結局意欲が沸かなくて視聴しなかったし。いろいろと評価は高いし、作図も緻密だし、ストーリー性も豊かなんだろうけど、何か意欲が沸かない。実は同じ症状は「ガンダム」にもあって、自分は最初のシリーズはテレビでリアルタイムで観た世代なんですが、これはこれで面白かったけれど、その後のシリーズはどうも意欲が沸かなくて、結局今に至るまで殆ど見ていない。何なんだろうなあ、加齢による意欲減退だろうか。その割には、未だにBABY METALは好きなんだけれど(マテ)。

このイベント、今年の4月20日からスタートして、来年の2月28日まで10ヶ月間開催される長期イベント。ラッピング電車だけでなく、市役所には6mの立像設置されるというので、そこは人気になりそうだし、スタンプラリーなんかもやるみたいだけれど、一番のメインが天竜二俣駅となると市街地での盛り上がりは今ひとつ低そう。それでも、4月20日からのスタートだから、5月の3~5日の浜松祭りの時には「エバ凧」とか出てくるんだろうか。「エバ御殿屋台」とか出てきたら面白いと思うけれど、どれだけ「聖地巡礼」の効果が生まれるか疑問だなぁ。勿論、地元民の一人として、地元が活性化して浜松市だけで無く周辺地域も盛り上がる起爆剤になれば嬉しいけれど、ちょっと弱い気がする。どうせやるなら、やはり浜名湖の今切口にエバの原寸モデルを立たせて、夕日に染まる初号機みたいなプレゼンしたら盛り上がりそうだけれど(笑)。

Missing Mile Request

国内線利用をしているANAのフライトのうち、幾つかはUA MPに振り替えて、UA MP 1K 2026に向けて育てているわけですが(笑)、先日のHND-OKAのフライト分が、何故か一週間過ぎても登録されていませんでした。以前からの経験則だと、ANA→UAの場合数日のタイムラグが有る場合もあって、それでも最近は翌日には登録されるようにシステムも改修されてるよなと思いつつも、暫く様子を見ていました。それが一週間過ぎても登録されず、でもその後のフライトはちゃんと登録されていて、どうも1回分抜けた状態が続いていました。途中UAのシステムメンテナンスとかあったみたいで、それも影響しているかと静観していましたが、さらにその後の履歴も登録されるのに約二週間前のフライトは未登録のまま。

そこで、「未加算マイル申請」のページから申請を掛けてみました。手順はANAで発券したANA運航国内線フライトなのでちょっと癖があります。先ず最初に入力が必要な「航空券番号」ですが、通常UAで発券すると「016」から始まる13桁の番号がアサインされ、ANAの場合は「205」から始まる13桁の番号が発行されますが、これは国際線のチケットの場合。ANAの国内線は別フォーマット(国内線用と国際線用でCRS(Computer Reservations System) が違う。今年統合予定。)なので、ダミーナンバーの「2050000000000」を入力します。次の画面では、申請するフライト情報を入力。氏名、運航会社(=ANA)、便名、搭乗日、出発・到着地までは良いけれど、運賃クラスでちょっと悩みます。今回は最上位の「プレミアム運賃」なので「Fクラス」を指定し、座席番号は良いとして、最後の「搭乗番号(Board Number)」で悩みました。そのままなら搭乗グループの1~5何だろうけど、それって意味があるのか? 暫く悩んで「Board Number」だから「Boarding Group Number」だろうと駄目元で「1」を入れて、「クレジットの申請」ボタンをクリックしました。

これで数日後に結果が来るだろうと思っていたら、直ぐに(本当に1秒も掛からず)画面に「Approved 申請マイルが追加されました」と表示されて「えっ???」。多分「申請が受け付けられました」の間違いだろうと思いつつも、「利用状況」のページを開いてみたら、あら不思議、さっきまで無かったその未登録のフライトがちゃんと追加されています。まるで、表示される直前まで処理が進んでいたのに、何かの理由で最後の表示まで行かなかったのが、申請したらそれが引き金になって堪っていた表示が吐き出された、見たいな感じです。ちょっと解せない気持ちもありますが、まぁ本来登録されるべきものがちゃんと登録されたわけだから、文句は言えません。UAとANAの国内線システムのI/Fが改善されたのか、実はすでにAmadeusに接続されていてデータ共有とかし始めているんだろうか。以前も同じような事をやったことがありましたが、その時は確か数日かかった記憶があります。

まぁ、結果オーライなので文句は言わないけれど、登録されなかったことにも、未登録申請からの瞬時の登録も、何か解せない気持ち(笑)。今年は、まだまだ同様の処理が発生するから注意してみていないと。

2025年3月26日

IoT on マイナカードリーダー

昨日近くの薬局へ薬を受け取りに行ったんですが、そこで一寸気になる発見が。確認のため、私のマイナンバーカードを店頭のカードリーダーに於いて認証しようとしたところ、突然その端末の画面が消えて「準備中」の表示に。理由は不明ながら、個のお店の端末では以前も似たような状況に遭遇したことがあり「またか」と思いつつ、カウンター内の薬剤師さんに伝えると、接続しているパソコンを操作して、どうも再起動を実効しているらしい。

中々画面が復旧せずに「どうせアプリを再起動するだけだろうに、なんでそんなに時間が掛かるのか」と思っていたら、マイナンバーカードリーダー端末の小さな画面に一瞬見慣れた画面が表示されます。「あれ?!」と思った瞬間に消えてしまったのですが「何かWindowsのデスクトップ画面みたいなものが見えたぞ」と思っていたら、再び今度は長めに表示されます。この端末の画面は細長い形状なので見た目の印象は違いますが、画面の下側にはWindowsの窓アイコンと共にツールバーが表示されていて、Edgeのアイコン等も見えています。これも暫く表示された後再び画面は暗転をして、その後マイナンバーカードー読み込みの初期画面が表示されて、やっと自分の確認作業が完了しましたが「をぃをぃ、マイナ端末ってWindowsで動いているのか」と知ってちょっとビックリ。

「Windows」といっても、自分達がパソコンで使用している「Windows 10/11」とかでは無く、多分「Windows IoT」でしょうね。端末の開発時期とか考えると、「Windows 10 IoT 22H2 Enterprise」あたりだろうか。しかし、あの程度のサイズでIoTを動かすのは、やはり端末内部でセキュリティ関係の処理を完了して、接続しているパソコン側へは氏名とか登録番号とか、必要な最小限のデータを「認証済み」として送っているだけなんだろうなぁ。IoTのシステムって、実際使用され始めると裏方というか機器の中に組み込まれるとか、バックヤードのラックに設置されるとか、要するに中々表に見える場所で使用されることが少ないのですが、そうかお前はここで頑張っていたんだなと撫でてあげたくなりました(嘘)。

空港で出発待ちとかしていると、ゲート上の情報端末がハングアップしていたり、それこそWindowsのBSoD (Blue Screen of Death)が表示されている場面に遭遇することが何度かあったり、あと販売店のPOS端末の画面も時々死んでいるが目を見ると、Windowsのエラーが出ていたりすることがありますが、仕事のパソコン以上に今はWindowsが社会に浸透していることを感じます。遡ると、Windows CEとかWindows Embedded、さらにはWindows Phoneなんていうのもあって、それがWindows IoTに統合された感じだけれど、Windows CEの最初の発表から知っている一人としては隔世の感があります。今の時代、Windowsだからどうこうとは言わないけれど、マイナ端末の裏側でWindowsが走っていることを知ってしまったのは、ちょっといろいろな意味でショックでした(笑)。

食の好み

ちょっと異論を言いたくなる、佐々木俊尚氏の面の堅さに関しての引用。「アルデンテ」という言葉が一般的に使われるようになったのはいつからだろうか。自分的には、1980年代位に当時のトレンディードラマの影響で「イタメシ」とかがブームになり、そこで「イタリアのパスタ(これも、当時のスパゲティから変わった言葉では?!)には芯がある」みたいな言い方が流行った気がするけれどどうだろうか。 

これも朧気な記憶だけれど、平行して「讃岐うどんブーム」みたいなものが生まれて、当時としては斬新な「堅いうどん、噛み応えのあるうどん」みたいなものが全国的に認知されて、目新しさもあってそれが「正解」みたいな認識が生まれた頃じゃ無いだろうか。当時のうどんの食感と言えば「シコシコつるつる」というのが一般的で、確かにそばやうどんのような細長い麺類は、今ほど「腰」とか「噛み応え」みたいな事を要求されるような時代では無かったと思う。面白いと思うのは、例えば豚骨ラーメンで有名な博多は、豚骨ラーメンの麺は殆ど湯がかないようなものからあるような「固め」が好みなのに、博多のうどんは柔らかいという、同じ面でも180度違う思考であること。同じ「麺」だから、背景(=スープ)が変わると、主役の麺の個性も変わってくる変えたくなるようなものだろうか。

実は自分は所謂「讃岐うどん」はそれ程好みではなくて、理由は「麺が硬いこと」だから(笑)。ラーメンにしてもうどんにしても、どちらかと言うと「柔らかめ」が好みで、昔はインスタントラーメンは、指示されている3分に対して4分弱は茹でていましたね。うどん類は、最近は色々な種類のうどんを販売しているけれど、昔は柔らかいうどんしかスーパーとかでは見つからなかった気がします。同じ麺類でも、そばに関してはそれ程柔らかい物を要求しないのは、やはりそばは茹ですぎると溶けてしまうからだろうか。ただ、お蕎麦にしても少し柔らかめの方が啜りやすいし喉越しも良いと思うけれど、これも人の好みだろうしなぁ。

引用元で「味付けか薄い、パスタが生煮え」というのは、アメリカで食事をした経験があれば良く分かる話ですが、「野菜が堅い」というのはちょっと注意が必要かも。確かに彼らはシチューとか煮込み料理が多いだろうから、そう言う傾向もあるだろうけど、自分が一番ビックリしたのが、ブロッコリーを生で食べること。いゃ、生のブロッコリー結構堅いだろう(笑)。不思議な事に付け合わせとしてよく出てくるんですよね、ブロッコリー。中華料理店に行っても、お皿の周り沸かざる付け合わせ野菜として必ず蒸したり炒めたブロッコリーが添えられています。あと、ベイビーキャロットも、これはおやつ代わりにクリームチーズを付けてボリボリ食べるし。向こうでミーティングをやると、大体ドーナツかこのベイビーキャロットを食べている人が必ず何人かは居たなぁ。あと、キャベツはプラスチック製じゃ無いかと思うくらい堅くて、幾ら茹でても絶対ロールキャベツは出来ないだろうという感じだったし、野菜の違いも結構有ったように思います。そうそう、昔N.Y.で向こうに常駐している友人とDowntownで食事をしたときに、美味しいイタリアンのお店を探しましたが、当時はまだYelpとかそういうシステムが無い時代で、結局日本の秘書の女性に「N.Y.で人気のイタリアン、出来れば日本人シェフのお店を探して」と依頼して、多分当時のぐるなびとか地球の歩き方とかから探したのかな、とあるお店を見つけて貰い訪問したら大正解でした。昔は今よりも更に大変でしたね。

茶所

少し前のニュースに、昨年のお茶(荒茶)の生産量で60年以上日本一だった静岡県が、鹿児島県に逆転されて2位に転落したというものがあり、流石に「茶所静岡」と言われる地域だけに、ローカルでは結構深刻なニュースとして、何度も取り上げられていました。 長い間「静岡県がトップ」と言われつつも、年々生産量が下がり続けていて、それに対して鹿児島県の生産量は比較的安定していたこともあり、昨年は静岡県が25,800トンの生産に対して、鹿児島県は27,000トン生産して逆転したとのこと。

その内訳を見ると、茶製品の原料とも言える「荒茶」のうち、煎茶として加工される「一番茶」の生産では静岡県が10,000トンに対して、鹿児島県は8,450トンと上まわっているけれど、ペットボトルのお茶とか最近ブームの抹茶に加工される「二番茶」の生産では、静岡県が一番茶の価格下落を回避するために生産量を絞ったこともあり、鹿児島県が全体では上まわったという状況らしい。お茶本来の製品である「一番茶」に拘った静岡県に対して、最近の需要が伸びている二番茶製品へと注力した鹿児島県の戦略勝ちとも見える結果。

ただ、こちらの産経新聞の記事に掲載されている両県での生産量の推移を見ると、コロナ禍の落ち込みは別にして、年々増加傾向にある鹿児島県に対して、ジリ貧気味の静岡県の様子が良く分かる気がします。県内でも、時々お茶の消費に関してのニュースが流れますが、お茶離れやペットボトルのお茶へ需用が移行している状況は何度も伝えられていて、静岡県の茶業には厳しい様子。対策として、緑茶だけで無く紅茶製品へと加工したり、ほうじ茶にしたりと努力はしているようですが、中々起死回生というわけには行かない様子。記事では輸出などを見据えて「碾茶(てんちゃ)」への構造転換を進めているらしいけれど、その実績が反映されるのはいつだろうか。労働力不足もあって、山間部で生産することが多いお茶作りは、やはり厳しい業種の一つだと思うなぁ。

先日のMLB東京シリーズでは、選手や選手に同伴してきた家族が日本の飲食を楽しむ様子も広くSNSで拡散されていて、その中心の一つが「Mattha(抹茶)」。自分自身、お抹茶のお茶自体殆ど飲まないし、抹茶味の製品(お菓子、アイスクリーム、スイーツ)にも殆ど手を出さないので、何故「Match」が海外からの観光客に受けるのか不思議なんですが、日本製として人気のフルーツ等と同様に、海外向けの戦略品として活用出来そうな商品の一つ。「抹茶」とは、単に茶葉を細かな粉末にしたものと安易に考えていたんですが、調べてみたら「抹茶」には明確な定義(ルール)があり、多分自分がこれまで記憶している「抹茶体験」は「粉末茶体験」なんだと思う。そう言う意味では、荒茶を作りその一部を単純に真っ茶に回すという簡単な話では無いみたい。

自分が好んで飲んでいるお茶は、煎茶の部類ではあるけれど、「粉茶」というものが好きでこれを中心に買っています。これは煎茶の茶葉を文字通り粉状に粉砕したもので、お茶の香りや色が凄く出るもの。昔はお寿司屋さんへ行って出されるお茶(上がり)は、大体この「粉茶」を使った濃いお茶で、大量に何回も茶葉を変えて出しても、コスト的にも助かるもの。昔の自宅では大きなヤカンにお湯を沸かして、朝から大きな湯飲みで祖父母から両親から、結婚する前の叔父・叔母とかがぶがぶお茶を飲んでいましたから、茶葉の消費量も半端なかったでしょうね。その点粉茶は懐にも優しいし、味も香りも良いので今でも好きなお茶です。この当たりのお茶を上手く加工して、野趣溢れるお茶風味の製品って出来ないものだろうか。1位2位の順位争いよりも、このままお茶文化が衰退していくことは回避してほしいですよね。