ReHacQの「新ファンタスティック未来」編から、JTOS(JR東日本、東急、小田急、西武)による新規事業プロジェクトに関しての回。JTOSの紹介をしながら、新規案件募集みたいな内容だけれど、関東の大手鉄道会社4社が協業して居ると言うことに先ずビックリ。まぁ、都内からその周辺地域には、JR東日本は勿論、多くの私鉄企業がそれこそ網の目のように路線を張りメグしているから、そのメッシュを利用するというのは直ぐに思いつく話。でも、地域によってはライバル会社になるわけで、協業となると中々難しいかも。
今回この4社以外の関東の大手私鉄企業となると、東武、京王、京急、京成、東京メトロ、 かなぁ。京王はJR中央線と被るけれど、それはそれで密度の濃い情報収集が出来そうな気がするけど。京急は横浜から先の三浦半島方面、東武は池袋から北方向、京成は上野から北側と、そんなに被らないからJTOSに入っても良いと思うけれど、企業規模と余裕の問題かな。既存のJTOS 4社は、山手線を起点に、それぞれ黄河へと伸びる放射線状に延びる路線構造だけれど、東京メトロはそれらを横断的に接続するような感じになっていると思うので、彼らは入るメリットがありそうな気がしますね。
動画を観ていて感じたのは、線路を通して沿線開発をして、宅地開発もして沿線住民を増やし、さらにはターミナル駅を設置して集客力も増やして、でも人口減少や高齢化もあり路線利用者数は減少していく中、如何に鉄道両社を維持しつつ出来れば増やしたいという各社の思惑が良く感じられる話しでした。確かに都内というか南関東エリアで生活していると、鉄道網が兎に角充実しているから無くてはならない移動手段。その利便性が高まる事には不満はない。そう言う意味ではこういう試みは応援したいけれど、正直なところ鉄道本体の改善というよりは、鉄道駅を出てからの付加価値開発みたいな話が中心なので、ちょっと難しい部分も多いのかなと感じましたね。
途中tonariの高橋Pが自分のアイデアを売り込んでいたけれど、一番目のアイデアって「地球の歩き方・国内編」のオンライン・リアルタイム化みたいな話じゃないだろうか。アイデアとしては「有り」だと思うし、リアルタイムは無理としても週ごとに周辺情報が更新されていくくらいの頻度であれば、十分魅力的なコンテンツになる気がします。地元に地域担当者を置いて、その人が日々の小さな更新をしつつ、週一とか月一くらいでプロのtonariメンバーが特集版を作り配信するとかしたら、量と質を担保した「都内の歩き方」みたいなものが出来そう。個人的には「乗換案内」のリアルタイム版みたいなものを作ってほしいなぁ。その時点での遅延情報や駅構内の移動方法まで網羅して、時間最短での乗り換え移動方法だけでなく、わざと遠回りしつつも名所が見えるルートとか、特定アプリを使えばその遠回りルートも割引になるとか。JTOSにはNature, Moving, Culture, Well-beingの4本柱があるそうですが、Movingの中にJTOS四社内での移動最適化快適化みたいな事案を考えてほしいなと感じた内容でした。最後の方の高橋Pの本気の売り込みは面白かったけれど(笑)。
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