昨日発生した、那覇発佐賀行きのANA1502便でのエンジントラブルよる、那覇空港への緊急着陸トラブル。今の所原因は不明ですが、機体の振動とエンジンオイルの温度上昇が検知されたので、那覇空港へ戻り緊急着陸をして緊急脱出したもの。ニュース等を見る限りは、大きな怪我をされた人も無く、機体からの発火も無いようで迅速な検証作業での原因究明が待たれるところ。
で、発生時刻が昨日の夜9時で緊急着陸したのも夜11時過ぎだったので、今朝のニュースで一斉に取り上げているんですが、その中で気になったのが「機内の様子を撮影した」として紹介されている動画。150人以上の乗客が搭乗していたので、何人かはスマホで撮影していたとしても不思議では無いけれど、緊急脱出時の約束事としてスマホ撮影は禁止ということは、離陸前の安全確認ビデオでも流されているはず。報道機関としては、そう言う刺激的な映像が欲しいと思うだろうし、他社との差別化も漬けたいと思う気持ちは分かるけれど、だから取って本来撮影してはいけないような映像をわざわざこういう形で取り上げて使用するということは、将来同様の事故が発生したときにも同じ様に映像撮影する機会を生むわけで、それで今度は重大な事故に繋がったらどうするんだろうか。
私もよく飛行機を利用するので、毎回安全ビデオを見る度に、万一の場合に備えて貴重品とかスマホだけでも荷物入れから出して手元に置いておこうかとか考えるんですが、直ぐに「まぁ、その時はその時」と打ち消してそのままフライトに入ります。最低限のものくらいは、ジーンズやジャケットのポケットに入れておけば良いのだけれど、空港の場合は保安検査があるからそう言うものをいちいち出すのが面倒。だから私は、搭乗券表示用のスマホ1台以外は事前にバッグの中に入れて通過するようにしています。で、そのまま機内へと入るから、現地に到着して機外へ出るまでは、荷物は棚の中に入っています。
実際どうだろうか、着陸して脱出用シューターが準備それて機外脱出するまでは1~2分位は有るだろうから、その間に荷物入れからカバンを出して貴重品とか自宅の鍵くらいは取り出せるかな。でも、上の棚からカバンを出したら、多分それをそのまま持って出ようとするだろうし。それでも、キャリーケースのような大きなものでは無くて、小ぶりなデイパック位のサイズならば、それを背中では無くお腹側に抱えるようにベルトを肩に掛けてシューターを滑れば、大丈夫だろうか。まぁ、上の棚から荷物を出そうとする行為自体が、通路にはみ出したりして脱出の妨げになるだろうし、でも人間の心理としては持ち出せるならば持ち出したいと思うだろうし。数年前の羽田空港での衝突事故で、乗客乗員全員が無事だったのは、やはりそういうここの我が儘が無くてちゃんと脱出ルールが守られたからだと思うと、やはり自分の命かお金かという判断になるんだろうなぁ。その時には躊躇無く「命優先」と割り切って、直ぐに脱出する心構えくらいは常に心に置いてフライトしないといけませんね。
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