2026年8月4日

机上演習

昨日の夕方ローカルニュースを観ていたところ、先日の熊本地震を受けてのことなのか、浜松市内で震災時の避難所設営の机上シミュレーションみたいな体験会を開催したというニュースを流していました。放送では余り詳しいことは聞き逃したんですが、検索してみたら随分と以前から開催されていることらしく、知らないで居たのでちょっとビックリしました。 

今回の熊本地震に限ったことでは無いけれど、被災地では一国もは無い支援や対策が必要なことは明らかだけれど、その為にはそれらを実現するための資材や人材も必要。資材に関しては、事前に備蓄するとかも可能だけれど、人材に関しては最初に中心となるであろう自治体職員も被災者な訳で、更に対象地域は災害規模が大きければ大きいほどより広くなるわけで、どうしても手が回らない部分が多数予想されます。そんな時に、やはり同じ被災者ではあるけれど、少しでも補助できるあるいは一部ないし全部を代替出来るような人材が確保出来れば有益なわけだし、被害が少ない・無かった周辺地域から支援できればさらに助かることは明確。

ネットで色々情報を見ていたところ、今回の様に自治体同士が援助協定を結んで、万一の場合に被災地に人材や機材投入して支援することは、勿論被災地に対してのためでもあるけれど、支援している自治体にしても万一の場合に必要となるノウハウ吸収の機会にもなっていると書かれていて「なるほど」と納得しました。今回の様な机上演習みたいな機会も、裾野を広げるという意味では大切なことは言うまでも無いけれど、そう言う身につけた経験以上に実際に発生した現場での経験は何十倍、何百倍もの有形無形の蓄積になるわけで、そういう積み重ねが将来に対しての貴重な資産になる事は言うまでも無いこと。

勿論だからと言って、100%問題無い支援には多分永遠に行き着けず、過去の経験から必要な十分な支援が実現出来る一方で、毎回新しい課題や問題も生まれてきて、そう言う突発的な事象に対応しながら進むしかないんですよね。ただ、ゼロからいきなりそういう場面に遭遇するか、少しでも知識や心構えがある状態で遭遇するかを比べれば、当然後者の方にアドバンテージはあるし、それが僅かな差であっても現実世界の結果としては大きな違いを生むもの。静岡県は今後大きな地震が想定されている地域で、その為の訓練や準備は国内でも進んでいる場所の1つだと思いますが、今回知った「HUG」なる試みが今後も続いて多くの人にとって資産になる事を祈りたいですね。

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