高市総理がG7参加とその前に英国・イタリア訪問のために、昨日羽田空港から出発。ほぼ同じタイミングで天皇皇后両陛下がオランダ・ベルギー訪問中のため、政府専用機は両陛下が利用中。その為民間機をチャーターして出発したらしい。
その民間機は、JALの機体が使用されていて、特徴有る主翼端の形状からJALの最新鋭機であり主力機でもあるA350-1000がチャーターされた様子。最初ちょっと疑問に感じたのは、欧州路線ではJALは英国(LHR)、フランス(CDG)には飛んでいるけれど、イタリア線は無い。 ANAは、英国(LHR)、フランス(CDG)は勿論、イタリア(ミラノマルペンサ空港(MXP))と、一応今回の訪問国を網羅しています。フランスは、G7開催地のエビアンには空港が無いので、スイスのジュネーブ国際空港(GVA)が最寄り空港らしい。GVAは、JALもANAも就航していないんですね。そう言う意味では、僅差でANAの方が欧州線に馴染みがあるように感じます。それに、政府専用機使用ということになれば、事前に習熟運航(フェリー)もするだろうし、定期路線の有無は余り関係無いかもしれない。
そんな中、流石ネット民の集合知は凄いなと思ったのは、JALを民間機チャーターしたのは、欧州の雄AirBusのA350が利用出来るからという指摘があり「なるほど!!!!」と座布団10枚あげたくなりました。ANAでもJALでも、どちらを利用しても変わらないのであれば、A350で訪欧というのは少なくとも相手の印象を悪くはしない。そう言えば昨年高市総理が訪米した時、2機の政府専用機のうち1台が定期整備でしよう出来なかったために、予備機として民間機がチャーターされましたが、この時にはANAのB777-300ERが使用されました。前回ANAだから、今回はJALという理由も有るかもしれないけれど、米国へA350で飛ぶよりはやはりB777で飛んだ方が、アメリカの印象も良いだろうし。そう言う意味で、それぞれの使い分けを政府の人が考慮して采配しているとしたら、これは結構深いなと勝手に感心しています。
ちょっと気になったのは、高市総理一行が英国からイタリア、イタリアからフランスと欧州国内移動する場合にも今回のチャーター機を利用するんだろうかという事。両陛下の移動予定との兼ね合いもあるだろうけど、その時には同じ欧州にいる政府専用機を移動させて使用するとかするのかな。両陛下の予定を見ると、6月13日にオランダ到着し、19日まで滞在。20日にベルギーへ移動し、25日(現地)にベルギーを出て26日に日本帰国予定となっています。一方で高市総理の予定では、昨日英国に到着して、14日に英国でスターマー首相と、15日にイタリアでメローニ首相と首脳会談予定との事。エビアンサミットは15日から17日の予定なので、政府専用機をしよう出来ないわけではない。ただ、人の輸送だけで無くいろいろと物資なんかも運んでいるだろうから、それら荷物の移動は大変だろうし、やはり通しでJAL機をチャーターしてるんだろうなぁ。そう言えばJALのA350-1000と言えば、少し前にアメリカで物損事故(笑)に合い、最近修理が終わって戻って来たはずだけれど、やり繰りはそれで間に合うのかな。まぁ、野次馬根性も大概にしておかないと(笑)。それよりも、日本として西側諸国として利益を最大化するように頑張ってきてほしいですよね。
[2026年6月15日 05:00追記]
民間機チャーターに使用されたJALのA350-1000は6号機(JA06WJ)だったんですね。で、予備機はB787-9(JA862J)で、流石に主力機のA350-1000を2機もチャーターするのは厳しいということなんだろうなぁ。まぁ当然だろうけど。
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