2026年3月20日

政府専用機予備機

今回使用された政府専用機ですが、「予備機でワシントンへ向かう」と投稿された赤澤大臣の背後の飛行機は、ANAの通常のB777の機体。「あれ? 何か間違えた?」と思ったら、予備機が現在整備中のため、政府専用機の予備機としてANAのB777-300ERをチャーターしたらしい。 この予備機には、赤澤大臣はじめ茂木外務大臣など、首相以外の随行閣僚などが登場して移動したらしい。

ここで疑問なのは、この予備機の運用。本来の政府専用機では無くANAからのチャーター機との事なので、いつもの様に空自の政府専用機スタッフが運航することは無い(出来ない?)はず。さらに通常の運航のようにANAのパイロットとCAさんで運用されたとした場合には、どこに着陸するのだろうかという事。高市総理が登場している政府専用機(JF001)は、羽田を出てワシントンのアンドリュー空軍基地に着陸しているのは確認出来たんですが、このチャーター便は分からない。

想像すると、ANAはIAD(ワシントンダレス国際空港)へは定期便を運航しているので、ここに離発着するのは問題無いはず。でも、政府専用機が今回使用するアンドリュー空軍基地への使用経験は無いだろうから、ここにいきなり着陸するというのはちょっと想像出来ない。普通に考えるならIADを利用すると思うんですが、そうなると政府専用機の予備機としての意味が無くなる気もするわけです。初見の空港でも、最初は未経験で着陸する必要があるわけだから、事前にシミュレーターとかで有る程度練習はしているのだろうけど、どうなんだろうか。案外実際の操縦はANAのパイロットだけれど、アンドリュー空軍基地離発着経験のある空自のパイロットも同乗してオブザーバーみたいな感じでサポートしたのかな。

ただ、疑問に思うのは、今回の訪米予定は昨年から決まっていたわけで、なんでそのタイミングで予備機のメンテナンスが発生しているのかということ。基本正副2機体制で運航して、万一の場合でも滞りなく移動出来るようにするという目的のはずなのに、今回そう言う事が出来なかった理由はなんだろうか。予備機が突発的なトラブルがあって、急遽メンテナンスが発生したなら仕方ないけれど、それでも今後はそう言う事も想定して3機体制にするとか考えないといけないかも。多分世の中的には「無駄」という声も出てくるだろうけど、政府専用機は首脳の移動だけで無く万一の場合には救援機として邦人脱出などにも使用されるわけだから、そのためのバックアップと考えればいいとおもう。

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