2026年3月19日

イデオロギーバイアス

佐々木俊尚氏の引用から、選挙時のSNS利用規制を訴える、毎日新聞編集委員。 佐々木氏がコメントしているように、イデオロギーに偏った新聞各社も「有権者の投票行動に影響を及ぼそうとしている」分、余計に悪辣な気がする。

先の自民党圧勝となった衆議院選挙を念頭にしての発言だと思うけれど、SNSでの特定政党勢力へのバイアス行為みたいなものは、前々回は参政党躍進とか既にその兆候はあったもの。それなのに、今回特に自民党に対して言及するのはいかがなものかと小一時間。それにSNSでの課題は、特定利益への誘導というよりは、誤情報虚偽情報による欺瞞行為、その中には外国勢力による意図的なものも含みますが、そちらの方がより深刻だし問題だと思う。で、そういう行為は特定の新聞や放送局に、さらに雑誌等はもっと酷い状態。それが許されて、基本自由な情報発信の世界であるSNSを帰省するのはお門違いな気がする。先ずは自分達がルールというか公平な報道=情報提供を遵守しろよと。

今は彼らオールドメディアは、自分達の報道が直ぐにSNSで検証されて、問題点の指摘や事実上のファクトチェックをされてしまう時代。本来ならばそう言うことが発生しても自分達の報道内容に自信を持てば良いだけなのに、何故かそれを「脅威」と感じる所にオールドメディアの問題があると思う。何度も指摘しているけれど、そのSNSを批判するオールドメディアは、例えば情報収集とか映像確保の手段としてSNSに依存して居るわけで、何か本末転倒な状況にも感じるんですよね。勿論、メディアと言えどもリソースは限定されるのは仕方ないし、それにたいしてSNSは日本中世界中の人間のスマホがリアルタイムにその周辺情報をネットに投稿していくわけだから、総和として敵わない。でも問題なのは、そんな中でメディアとしての核の有る取材や批評をすれば良いのに、結局はSNSネタを自分達の包み紙で包み直して放送・公開しているだけなところ。

アメリカでは、所謂オールドメディアも印刷媒体からネットに移行して、当初は苦戦したけれど結構ビジネスモデルとして成功しつつあります。日本のメディアも同様の過程をとっているけれど、正直自分達のプライとが許さないのか印刷媒体の余興みたいな感じで使っている印象を受けるんですよね。良くも悪くもネットの方がよりネットの特性を生かしてネット活用しているのに、それに対して単に難癖つけるだけという感じの印象しかこの記事からは受けない。ネットでは、明らかな誤情報や虚偽情報は制限するべきだと思うけれど、結局それってオールドメディア自身に戻ってくる問題でもあると思うんですよね。それに対して、「単なるネットの嫌がらせ」みたいな解釈しかしないから、ますますネットから乖離して居るんだと思う。そんな動きが、この短い記事の中に濃縮されているような気がする。

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