2026年10月5日

シンプルAI活用

佐々木俊尚氏の引用から、目の不自由な人がカップ麺に注ぐお湯の量が分からず苦労するという話。言われてみれば当たり前で、普通この手のインスタント麺は「個の線まで入れてください」という指示に沿って、ポットやヤカンからお湯を注ぐわけで、その線が見えなければ何処まで入れれば良いかは分からないし、最悪自分の指を熱いお湯に触れさせて分量を判断しないといけない。 

記事の中では、水分センサーとアラームを組み合わせたクリップタイプのツールを紹介していたけれど、これもカップ麺とかそういうインスタント食品には活用出来るかもしれないけれど、常に手元に置いておかないといざ必要と言うときに見つからないこともありそうな気がします。また、カップ麺以外にお湯を注ぐような場合、例えば日清のチキンラーメンなんて、丼に面を入れて必要量のお湯を注ぐわけで、そういう場合何処までクリップで挟めば良いのか困りそう。お湯だけで無く、例えばコップに特定量の水を入れる場合とか、何か料理をするときに味醂30mlとか醤油50mlとか計量するときなんかも、使えそうで使いづらい気もします。

ふと思ったんですが、こういう部分こそ生成AI(個人的には「賢いAI」と言いたいけれど)の出番では。例えばスマホにローカル実行可能なAIが入っていて、スマホのカメラとスピーカーを使って、カップ麺のマーカー線の位置と注がれるお湯の量を比較しつつ「もう少し、もう少し、止めて」みたいな指示を出すことは、そんなに難しくないのでは。コップに例えば水を200ml入れる様な場合は、計量カップなら側面のメモリを読みつつ「100ml、120ml、150ml、180ml、200mlです」みたいな指示を出せば良い。そういうメモリが無い場合は、AIがコップの内部をLiDARでスキャンして3Dモデルを作成、そこから容量を計算しつつ指示を出すことくらいは簡単にできそうだし。勿論、お湯を注ぐだけで無く、例えば熱センサーで周辺を監視して、例えばコンロの空だきを事前に察知するとか、それこそコンセントの発熱とかモバイルバッテリーの異常なんかも事前に感知できないだろうか。文字通り、目が不自由な人の「より高度機能を持つ目」として、今のAI技術とスマホ技術を活用したら実現は難しく無い気がする。

これって、目が不自由で無い人でも、例えば高齢者などには助かるだろうし、視力が落ちて手元や足下がよく見えない場合には、手の周りの危険物を注意したり、足下の段差を注意するとか、障害を持たない人にとっても有益なツールになりそう。一番のメリットは、そういう機能をスマホのバックグラウンドでボランティアが常に実行して学習させれば、その学習効果を共有すれば、機能精度も加速度的に向上するんじゃ無いかな。さらに言えば、これって自分が以前から欲している「パーソナルライフログ」みたいな事も可能なわけで、自分の行動をモニターして貰い、後から「あの時のあれはどこにある」とか聞けば答えて欲しい。良くあるのが、帰宅してその辺に鍵をおいて忘れてしまい、次に出掛けるときにアタフタするような場合。その時に、「昨日鍵を何処においた?」と聞けば、「帰宅後直ぐにトイレに駆け込み、窓枠の所に置きました」とかログを見て回答してくれたら、物忘れが酷くなっても何とか生活していけそう(笑)。何処かで、企業化しないかなぁ... 

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