先日の沖縄知事選挙では、圧倒的な結果で終わったわけですが、その勝因の一つとしてはSNSを通じて若い世代への訴求力が、序盤の遅れを最後の逆転劇へと繋げたという評価も。ただ今回敗れた玉城デニー現知事の最大支持政党でもある共産党は、「相手が悪い」とこんな陰謀論みたいな事を直後に言い出すわけで、やはりこう言う「世間を知らない」状況が自分で自分の首を絞めていることに気がつかないんでしょうね。 一方で氏や民党の大椿ゆうこ氏は結構冷静な意見を公開していて、まぁ同じリベラル系野党でも分かっている人も要ることはせめてもの救いなのか。
選挙後、玉城デニー陣営からはSNSでの誹謗中傷に関しての批判をしていて、これは今回の選挙だけで無く其れ以前の選挙や様々な場面で言われていること。自分の場合は、それこそ「パソコン通信」の時代から参加しているのですが、その当時はそれこそ技術的にも知識的もそれなりに保有している凄く限定的な参加者のコミュニティーだったけれど、それでも同様のことは結構発生していました。それでも全体のレベルが高くて参加者数も少なかったから、仮に何か間違った書込をすると直ぐに検証されて反論されてしまうから、行ってみれば炎上する前に鎮火させられていたのが唯一の利点だったかな。その後、所謂SNSの時代になり誰でも伊津でも何処からでも参加することが出来るようになり、しかもその影響と言うか世界中に自分の書込が配布されるリスクを考えない、逆にそれを逆手にとって兎に角注目を集めたいという存在が増えすぎましたよね。
所謂「情報リテラシー」「ネットリテラシー」が無いような人まで気軽に参加してくるから、後先考えずにその場のノリでSNS投稿してしまうのは、多分身内で冗談を言い合ったり、居酒屋で馬鹿話をして盛り上がっている感覚何だろうなぁ。ただその原因の一つには、単純にネット参加への間口が広く低くなったからだけで無く、既存のメディアの劣化も大きな影響していると思います。昔は、何か社会的な情報を得るには、新聞、ラジオ、テレビ、書籍しか無くて、極々ローカルの話題関しては「口コミ」という伝達手段は無かったけれど、その「口コミ」は一人から一人に伝わるときにどんどんノイズが乗ったりフィルターがかけられて変容していくから、元の既存メディアが正しい情報を伝えたとしても伝搬途中で変異していく可能性もありました。でも、元情報として既存メディアというある意味誰でもアクセス出来るソースがあるから、そこで自分が聞いた情報との違いを認識することも出来、修正することも出来た時代だったと思います。
ところがSNSの時代になると、まずその既存メディアが「オールドメディア」とか「レガシーメディア」と言われるように、その信頼ソースが劣化していく。その理由原因は様々だと思うけれど、やはり彼らとしても「ビジネス」で有る以上、既存ユーザーがSNSへと移ることを阻止しないといけない。でも、無料で簡単で誰でもアクセス出来てしかも信頼性もある(?)ものという既存メディアが出来ないような条件に勝のは大変。考えてみたら、「集合知」というのはネットの財産で、Wikipediaの登場はそれまでのBBS等の「ごく一部の世界」を一気に世界に広げた功績があると思う。ただ、参加する人間が爆発的に増えると、当然全体の質も下がるわけで、さらに「集合知」の頃はそれでも「Give & Take」という精神があったけれど、SNSはどんどん自分の承認欲求の場見た行くなって行き、誰でも簡単に投稿できることから昔のネット時代以上に「無法地帯」化していることも事実。ただ、そこに某かの規制を入れたとしても、結局はそう言うものを抜け穴にした別のSNSが生まれるだけだろうし、そのイタチごっこを防ぐ方法は多分無いと思う。結局は、ユーザー側がそう言う「ノイズ」を自ら探知して如期していくような自主的防衛というか、自分のリテラシーをどれだけ高く維持出来るかというのが、今の世界何でしょうね。そう言うことは、生まれながらネットが存在していた若い世代は多分本能的に身につけているんじゃ無いかな。そう言う事もあって、今回混沌とした情報戦の中でも、自分なりの意見を見つけて投票したのが、今回の結果だとおもう。それは、既存メディアの存在意義自体も衰退していった証しでもあるかも。
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