2026年9月15日

今必要なもの

沖縄の知事選挙が終わり、色々な情勢データ等も公開されてきていて、今回のある意味歴史的な結果の流れが何となく分かってきたような気がします。私自身は、今年二月の衆議院選挙の自民党=高市政権の完勝と同じく、今回の知事選挙も色々な課題・問題がある中、やはり経済対策・貧困対策、さらには社会サービスの向上充実と言う同じテーマが最重視されて、それに対しての訴求力の強さ大きさが結果に繋がったように思います。

沖縄の選挙と言えば、やはり米軍の基地問題が最大課題で、それに対しての対応が先ずはこれまでの関心事でした。普天間基地の辺野古移設が、その中でも象徴的な話だと思うけれど、それ以外にも米軍基地は残っているし、中には返還されて沖縄のために再利用されている地域もあります。ただ、如何せん元々の米軍基地の規模が大きいだけに、全体から見ると中々進んでいるようにも見えないのが、ある意味ジレンマなのかもしれないし、だからこそ普天間基地のような部分が象徴的に扱われて行くんだろうなぁ。

経済問題が選挙の争点になってきたのは、個人的に感じるのはやはりデフレから脱却してインフレ基調に国内経済が戻って来たことがやはり一番大きな理由では無いかと思います。デフレの時は、良くも悪くも価格変動が無く、生活も低価格商品で何とか間に合って、可も無く負荷も無くという状態が続いているから、何となく経済問題が見えなくなっていたと思います。それがデフレから脱却してインフレ傾向になっていけば、まずは市場価格が徐々に上がりだしてでも賃金は停滞したままだから、当然日常生活を圧迫してくる。少しずつ改善していったとしても、物価の上昇スピードに比べたら、そこからの還元でもある給与アップはどうしても後追いになるわけですし。

勿論、沖縄県知事の仕事は経済だけで無くて、それ以外にも色々な政策決定しなきゃならないし、国の政治は更に重要な防衛とか外交とかも有るわけで、経済対策は重要だけれどそれだけでも回らない。今回は経済課題が重要な争点となり、有権者の特に若い世代に刺さり大きな支持を得られたけれど、4年後の知事選、あるいは2028年の参議院選挙辺りでは、また違った争点が生まれてくる可能性もあると思いますしね。ただ、自分の感覚でいっても、どんな時代になってもやはり経済問題が最大かなぁ。自分は社会人になってバブルの最後を経験していますが、あの当時ですらやはり「物価高」とか、色々問題課題はあったし、今だと人口減少問題や少子化問題、低所得者層への支援等、これまで第二第三の優先順位だった課題が挙がってくるだろうし。結論として、イデオロギーや週刊誌疑惑の話しかしていない政党・議員は、ますます孤立化して先鋭化して支持を失っていくんでしょうね。特にそういうグループの支援者は、ますます高齢者層に集約されていくので、時間との闘いもあるし厳しさは増すばかりだろうなぁ。

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