こんな話まで出てきて驚くばかりですが、問題は船長ひとりの資質の問題ではなく、組織の構造的な問題なのでは。そこを変えない限り同じことが繰りかえされると思います。『船長から性暴力を受け、その後「非暴力」を掲げる沖縄の運動から離れるよう求めたが、船長は応じなかったという。「彼があの時、…
— 佐々木俊尚@新著「フラット登山 日本を歩く旅60」7月8日刊行! (@sasakitoshinao) June 17, 2026
佐々木俊尚氏の引用から、辺野古沖転覆事故で亡くなった最初に転覆した船の船長が、其れ以前に性的暴力を起こしていたという地元琉球新報での報道。運動以前に御本人も問題があったという事実の一つだと思うけれど、なんで基地反対運動に理解というか協力的な対応を続けている地元紙の一つ琉球新報が報じているのか不思議な感じもする話し。
前向きに考えれば、これまでは庇う立場だった地元紙ですら、もう看過できないくらいに状況が悪化しているのだろうか。そうだとすると、事故発生後殆ど大手メディアでは扱いが無かった点ぷん事故に関して、文科省から同志社国際高校や学校法人同志社に厳しい判断が出されて、さらにここ数日の間に大手メディアでも遺族の方のインタビューも含めてかなり突っ込んだ報道が公開されるような状況に、風向きが変わってきたと感じての対応なんだろうか。
ただ、悪く考えると、これはその亡くなった船長に責任の全てを負わせて幕引きを考えている節にも思えるんですよね。例えば同志社国際高校の校長は、始業式で自分達に責任はないというようなスピーチをしたらしく、全く当事者意識がないばかりか、現地での平和教育に関しても、どうも亡くなった船長の一存のような言い方をしているらしい。また、基地反対活動の団体側の弁護士も、メディア等からの責任の所在に関しての質問に対して、どうも亡くなった船長の一存のような回答を返していて、厳しい言い方だけれど「死人に口なし」で責任を押しつけようとしている風にも感じるんですよね。
自分達の責任問題が拡大することも避けたいし、多分今後一番問題になるのは秋野知事選挙の動向。基地反対団体としては現職の玉城デニー知事の三選は、生き残るための必須条件だけれど、流石に現状の流れは厳しく、対抗馬の古謝弦太候補も自民党だけで無く、公明党などの支援も取り付けて、着々と支援体制を整えている状況。現状では現職の強みや沖縄の事情もあってまだ玉城氏有利な情勢らしいけれど、今後の転覆事故の対応次第では一気に雪崩現象で票が古謝氏に動く可能生も大きい。となると、その動向を左右する一番の要因で有る基地反対派の活動は自粛しつつ、責任の矮小化を図ることは戦略としてはありうるでしょうね。そうすると、亡くなった船長を一人悪者にするのも、彼らならやりかねない気がするしなぁ。そんな中、地元の産経新聞竹内記者は、近くの港の監視カメラの映像を入手解析して、事故直後の引率強者関係者の動向を明らかにして、学校側の対応不足を報道しています。事故発生時から時間は掛かっているけれど、それなりに証拠や背景情報も集まりつつあり、これから本格的な原因究明が進むように期待したいですね。それがご遺族の苦しく深い悲しみに少しでも寄り添う気持ちに繋がる気がします。
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