2021年6月19日

ライカのスマホ


カメラの世界では、世界のトップブランドと言っても過言では無い「ライカ(Leica)」。 そのライカカメラを搭載した「Leitz Phone 1」がSoftbankから発売されるという記事。「ライカ」の名前を冠しているけれど、スマホ自体はシャープが製造しているとのこと。

ライカとしての拘りを感じるのは、赤背景のライカの3Dロゴだけでなく、その大きなカメラレンズ部分にも伺えますが、多分スマホとしては初めてなんじゃ無いかと思う、カメラキャップまで付いているのはやり過ぎ(誉めています-笑)感もあるけれど、そこは「ライカ」として譲れない所なんだろうか。「ライカ」と聞くと、私などは広角単焦点レンズのカメラをイメージするのだけれど、このスマホではF1.9/19mmで、6倍までのデジタルズームをサポートしているらしい。流石に光学ズームを入れるにしては、スペースが少なすぎて「ライカ品質」を言えないという判断なのだろうか。スマホとしては、5G対応の最新スペックで、その辺りはシャープが作っているから抜けは無いのだろうけど。

問題なのはその価格で、19万円近い価格設定。ただ、Softbankの独占販売ということもあり、「トクするサポート+」を利用すると最大で9万3960円支払免除されるらしいけれど、それでもやっぱり高級機だなぁ。docomoで登場したら、購入してしまうかもしれない(笑)。スマホも、安いものなら数万円位からそれなりのスペックの物が入手出来るけれど、10万円以上20万円近くの物となると、家電にしても結構高級品が購入出来る金額帯になるわけで、振り幅が大きいなぁと再認識。まぁ、考えてみたらiPhoneにしても上位モデルはそれくらいしますしね。

ふと思ったんですが、日本のカメラメーカーは同様のモデル開発とかしないのだろうか。αシリーズのSONYは、自社ブランドのスマホを持っているので、当然自社の内蔵カメラモジュールを使用しているけれど、キヤノンとかニコンはどうなんだろうか。OEMとかで出しているとも聞いた記憶が無いし。SONYの場合は、もともとスマホを開発製造していたことあり、そこにコニカミノルタからカメラ事業が引き継がれたわけですしね。それに、SONY自体映像素子を製造していたし。そうなると、キヤノンあたりが何処かのスマホメーカーとタッグを組んでもいいきがするけどなぁ。コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)と100%競合するから、出したくても出せないのかもしれないけれど。いよいよ、コンデジがスマホに集約される時代になってきた気がする。

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