2016年12月26日

NRT-JFK (6) - JFKのイミグレ

不満の残るフライトの後、JFKに到着。Terminal-7へのゲートインは定刻よりも少し遅れ気味でしたが、乗り継ぎの無い自分にとっては無問題。機内から出ると、グニャグニャと曲がりくねる通路をイミグレに向かいました。JFKは、あまり入国で利用した記憶が無かったのですが、過去2回利用していて(2013年2014年)、どちらもスンナリ通過したようなんですが、今回はちょっと戸惑いました。

ぐにゃぐにゃした通路を進むと、前方に左右に列が分かれる看板があり、混雑している右側が「Others」となっています。「あぁ、こっちか」と思い左側を見ると、「US Citizen, ... , Returning ESTA, ...」と書かれています。これまでだと、左が「米国市民」で、右が「それ以外全部」という扱いで一瞬迷いましたが、右側には「First ESTA」という記載もあるので、既にESTAで入国履歴があれば空いている左でもOKそうと当たりを付けて、こちらに入ります。そのさきを進むと、入国審査用KIOSKが並んでいて、ここで暫く待って空いた端末に向かいます。実は私的には初めてのKIOSK体験になりました。

最初に言語選択(当然「日本語」選択)、続いてパスポートをスキャンすると、指紋をスキャンしますが、端末下のセンサー部分には右手の親指以外の4本をスキャンさせるような表示が。それに従ってスキャンして、今度は親指かなと思ったら、いきなりつぎの画面に進み入国目的の確認に。「えっ、指紋スキャンこれで終わり?」と少し焦りながら、観光を選択して、今度は写真撮影。画面に自分の顔が映るのですが、操作していた位置では前過ぎて顔の一部しか入らないので少し下がって、かつ腰を屈めてカメラ位置に正対するようにします。カメラが上の方にあるので、このままでは下向きの顔になりますが、準備が出来ると上向きの矢印が表示されて、それに合わせてカメラを見るようにすると、フラッシュが焚かれて撮影完了。ブリンとされたレシートを受け取り先に進みます。

ここでさらに分岐点が。レシートの上に「×」が印刷された場合は右に進み、何も無いか「〇」が印刷されていると左に並ぶようになっています。私のレシートには何も印刷されていないかったので左に並びながら隣りの列の人のレシートを見ると、確かにサンプル同様大きな「×」が印刷されています。で、無印と〇の違いがよく分からない。×の人の先には通常の入国審査のブースがあり、そこで顔写真をもう一度撮影されているので、多分写真の撮影品質が不十分だったと言う事なんでしょうね。で、無印と〇の列の先の入国審査ブースは、そういう写真撮影の設備が無く、少なくと撮影品質の問題では無いらしい。推測ですが、写真も過去の入国データと照合して、違いすぎると確認のために表示するんでしょうか。で、この×の列の入国審査用ブースは二箇所開いていて、一人一人は写真撮影なども有り時間は掛かる物の、それなりに処理されて列は進みます。一方こちらの「多分問題無し」組の列は全然進まない。審査官が一人だけで、それで何を確認しているのかやたらと時間が掛かる様子。途中で、もう一人隣のブースに入り処理が始まりましたが、一人二人処理するとその人間も出てしまい、また一人体制での入国審査に。結果的に20分以上待ち状態で、これで効率化に繋がっているのか不思議。入国審査では、滞在期間と目的だけが質問されて、パスポートと、KIOSKのレシートにスタンプが押されて、痛感用の書類はその場で回収されてしまいました。その後、バゲッジクレームへ移動して荷物をピックアップして、出口ではそのスタンプを押されたレシートが回収されてやっとUSへ入国出来ました。到着から30分以上は掛かったので、長い方だと思います。

この後、流石に疲れたのでタクシーを拾ってホテルへ向かいましたが、夕方のラッシュアワーで1時間以上掛かってしまい、ますますグッタリ。チェックインして部屋に入って落ち着いたときには、まだ夕方18:00前でしたが、お腹も空きすぎて逆に食欲が無く、時差ぼけ調整の心配はあったものの、荷物をほどいて直ぐにベッドに入って1日目が終わりました。(続く...)

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