2015年4月29日
次期政府専用機
昨日発表された次期政府専用機のデザイン。駒での直線的な赤色のラインを、曲線にして柔らかな印象。でも、どこかで見たような印象なんだよなぁ... この赤い曲線、上から見ると尾翼のところで左右のラインが接続して、長い「Vサイン」のようにも見えますね。日本の国旗(白地に赤い日の丸)をモチーフにしているから、使用する色は白色と赤色の二色使いにならざるを得ないのは仕方ないとしても、整備担当のANAとしてはどこかに青色を入れたかったかも。これじゃぁ、ライバルJALの機体見たいですからね。
現在の機体がB747-400で、二階席もあるからだと思うけれど、このB777-300ERだと凄く細くなった印象。乗客数から見ると、B747-400とそれ程変わらないけれど、内部のスペースとか現在の政府専用機と比較してどうなんだろうか。B747-400だと、二階席に秘匿性の高い機能・設備を集中させることで、機密性を高くすることが可能だけれど、今回の場合は通常ならファーストクラスが設置されるAコンパートメント辺りにそう言う設備を作るのか。あるいは、一部の航空会社が貨物室(1F)に乗務員の仮眠室を作っているように、貨物室にそういう作業用のスペースを作るのだろうか。通常の旅客機のように、そんなに貨物を搭載する必要は無いだろうから、そう言うスペースも有効利用するんでしょうね。
で、先日の天皇皇后両陛下のパラオご訪問のように、こういう大型機では行けないケースもあるわけで、これを機会に是非中小型の政府専用機も検討して欲しいですよね。MRJあたりが最有力なんだろうけど、まだ初飛行も終わってないしなぁ。
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