2014年4月25日

長期間欠航

日本のLCC 3社の中では、最も好調で成功してきたと言えるPeach。しかし、この夏ダイヤで最大2088便もの欠航が発生するかもしれないという記事を読んだとき、「なんで?」という疑問が。機長数が予想よりも減少してしまうための減便措置との事ですが、それにしても半年近く物期間で全体の16%位のフライトが欠航するというのは、ちょっと考えられない自体。「病欠」というのがどう言う理由なのか何か分からないけれど、52名の機長のうち8名が病欠ということは、確かに2割近い機長が不在になるので、最初の便数くらいの欠航は仕方ないのかもしれませんね。この欠航により、30億円位の減収見込みとのことだけど、折角認知度もアップし、ビジネスモデルとして上手く機能しはじめてきたときだけに、影響は金銭的な物だけじゃ無いだろうなあ。

LCCの場合、ぎりぎりの機材繰りのため、一寸でもターンアラウンドタイムが伸びてくると、フライトスケジュールにも影響がどんどん蓄積するので、そう言うリスクとコストを考えて利用する必要がありますが、一寸こういう人員不足の影響というのは以外でした。もっとも、以前もどこかの航空会社で似たような話がありましたね。Skymarkだっけ? 本当は予備人員をちゃんと確保できれば良いんだろうけど、こちらもコストに影響するから、ある程度予想とリスクを天秤にかけながら最小限の人員確保を維持するしか無いんだろうなぁ。それに、ANA/JAL等の一般航空会社も業績アップと事業拡大に伴い採用を増やしているから、知名度の高いPeachと言えども人材確保は大変なんだろうと予想できます。

5月6月の欠航は確定しているみたいだけど、折角日本でも新しいビジネスモデルとして成長しつつある分野だけに、早くリカバリーして夏休みの繁雑期には何とか欠航も最小限にとどめて欲しいと思います。

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