2013年7月31日

新幹線三景

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ・番外編」、火曜日の新幹線。7月も最後の週になり、世の中は「夏休み」真っ盛り。駅に行っても、夏休みを満喫している子ども達があちこちに居る一方、結構高齢と見られる家族・グループも見られて、これもちょっと景気が回復している証だろうか。そんな朝の新幹線で見られた、三景。

先ず最初は、駅の改札を通過するとき。私の前に、結構大きなハードタイプのスーツケースと鞄をその上に乗せて移動している男性氏。これからどこか海外へ出かけるという雰囲気なんですが、そのスーツケースには空港で荷物をチェックインした時に貼られるバーコードのシールがべたべたと貼られています。こちらに見えている面だけでも10枚以上。過去のバーコードシールをそのまま残しているんだろうけど、何だかなぁという雰囲気。このバーコード、空港の荷物仕分けの時にスキャンして使われるんですが、過去のシールが残っていると誤配送の元なんですよね。私なんか、空港から出てホテルにチェックインすると、直ぐにシールを剥がすんだけど、こう昔のシールを残しているのは「見栄」? そういゃ、昔はスーツケースに行った場所(行ってみたい場所?)のシールとかべたべた貼るのがステータスみたいな時があったけれど、自分のスーツケースを見つけやすくする目的もあるんだろうけど、余りごちゃごちゃしていると汚いだけでよく分からなくなったりして。

次は、小学生くらいの子どもが二人いる親子連れ。ホームに上がって乗車口前に行くと、すでに何人かが並んで新幹線の到着を待っているんですが、この親子連れの後に私も並びました。で、親子で何か楽しそうに話をしているのは良いんですが、私の前に立っているお父さんが、時々くしゃみをするんです。それだけならまだ我慢できるけれど、くしゃみをしそうになると、体を捻って私の方に顔を向けてそのまま「はぁーーーくしょん」、と。口に手を当てるわけでも無く、ハンカチで押さえるでも無く、そのまま垂れ流し。丁度この時は私が風下に立っていたので、前に向かってくしゃみするのでも何か不愉快なのに、わざわざこっちに向かってするなよですよ。で、この家族連れ、どうもまとまって席を取れなかったようで、バラバラに座っています。ところが、このくしゃみのお父さんは何か用事があるのか、お母さんの座っている通路側の席の横に立ち、ずっと何か喋っている。まぁ、その行為自体は特に悪いとは言わないけれど、お母さんの後に座っている別の男性は迷惑だろうなぁ。結構五月蠅いんですよね、自分の頭の上で喋られるのって。しかも、通路を車内販売のカートや人が通過する時、体をこの後ろの席の隙間に入れて避けるんですよね。いゃ、自分の家族の席に入るのが礼儀だろうと、心の中で小一時間。うーん、ちょっと顰蹙な光景でした。

顰蹙と言えば三つ目の光景もそう。やはり日頃乗り慣れていない、しかも年齢の高い方が増えるせいか、ちょっと「車内マナー」が乱れ気味。一番多いのが「新聞広げて読むおじさん」。通路側に座って、新聞紙を前面見開きにして新聞の半面近くを通路にはみ出して読んでいる人が結構多く見られます。停車駅が近づいて、降りる人が通路を移動しだすとやっと引っ込めるわけですが、それ以外でもトイレに行く場合とか、ゴミを捨てに立ち上がるときもありますし。新幹線って、特に静岡から小田原当たりまでは結構カーブがあって、足下が取られてフラフラすることが何度もあります。そんなときには、とっても迷惑。同じように、通路側に足を出して寝ている人とか、スーツケースやバッグがはみ出ている人とか。そうそう、この時期禁煙車両でも結構タバコの臭いが漂います。あまり新幹線に乗車する機会が無いためか、まずN700系のように全席禁煙と言う事を知らないで予約してくる人。また、慣れた人なら、乗車前に一服して車内では吸わないという場合が多いと思うけれど、慣れない人は先ず乗車すると喫煙コーナーに行って、20分位席に戻ってこない場合も。そう言う人の場合、普通に域をするだけでもたばこ臭い臭いが周りに漂います。今回も、私の隣席の人は先に座って寝ていたんですが、寝息がたばこ臭い orz

夏休み期間は、混雑するだけでなくいろいろと気苦労も絶えませんね。

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