2026年10月30日

責任の取り方

オービックシーガルズが、ルールを越えてプロ契約選手を登録して試合に出場させていたという問題に関して、最終的なリーグの第三者調査結果とそれに関しての懲戒処分に関してのお知らせ。疑われた2選手に関しては、所謂プロ選手として認識される業務形態ではなく、その疑いはなかった。しかしオービックシーガルズ運営会社のガバナンス体制に問題があったことが今回の問題の背景と考えられるので、その報告書を要求した、という内容らしい。プライバシーの問題等もあるので詳細は当事者しか知り得ないけれど、リーグの理事会体制も変わった後での調査結果なので、それなりにちゃんと調査しての結論だと思いたい。

ところがこの発表を受けて、当事者のオービックシーガルズからこんな発表が。 調査が一通り終わり、その結果を受け入れるとともに、結果的にはプロ問題に関しては問題は無かったがそういう疑念を抱かせてしまった事に関しては謝罪していますが、問題は中断。今回の騒動の責任を取り「今シーズンの試合出場を全て辞退することを決断し」という部分。シーガルズは、悪天候だ順延された試合(vs. オール三菱ライオンズ)を含めて、残り2試合リーグ戦が残っています(今週はBye-week、最終節はvs. オリエントバイオシルバースター)。この2試合の結果に寄らず、すでにライスボウルトーナメント(RBT)出場は確定しており、後は勝点で全体順位が決まるところ。だから、残りリーグ戦を辞退(棄権?)しても、RBTで最低でも1試合確定しているので、それも辞退するという事なのだろうか。そうすると、シーガルズと対戦する予定になったチームは、試合前から不戦勝が確定してしまうわけで、それは不公平感を他の出場チームは感じるかもしれない。

あるいは「今シーズンの試合出場を全て辞退」という言葉通りに解釈すると、既に試合終了している8試合に関しても、全て「棄権試合」と申請して、結果的に全敗でシーズンを終了すると言う意味だろうか。オービックは、ここまでのリーグ戦全勝をしているので、リーグ戦の成績(順位)は、他の10チームに勝点3が加点されて順位は変わらずのはず。オリエントバイオは、すでにRBT敗退が確定しているので、最終成績で勝点3が加点されるかどうかですが、オール三菱はこの勝点3に残り2試合(vs. 富士フイルム海老名Minerva、vs. ノジマ相模原ライズ)との対戦で特に富士フイルム海老名との試合で勝利すれば、他のチームの成績次第ではその富士フイルム海老名や他のチームを上まわる順位に上昇する可能性があり、彼らとしては今週末の富士フイルム海老名戦への気持ちが大きくアップするんじゃ無いだろうか。今の所リーグのHPでは、その部分に関して対応なりの発表は無いのでどうするか不明だけれど、ある意味最後までモヤモヤした状態でリーグ戦が終わっていく状況は好ましく無いだろうなあ。

今シーズンから通年(5月から1月まで)のシーズンに変更し、「X Premier」と銘打ちよりクオリティの高いリーグ設立に向けて各チーム努力をしてスタートしたはず何ですが、残念ながら当初の目的には届かないシーズンになりそうな事は確か。シーズンも第四コーナーを回るところまで来ているわけで、ここから出来ることも限られていることも事実だと思うんですよね。それを放置したままで良いとは言わないけれど、今で着ることは先ずはファンの為に精一杯の試合をしてフットボールに対して応援する気持ちを残してもらうことだと思う。そう言う意味でもシーガルズも試合辞退では無く、問題無いことが確認されたならば正々堂々と試合をして、その代わり別の形でファンやスポーツ界へと貢献することを考えても良いのでは。例えば、シーガルズの練習拠点を使用したオフシーズンのクリニックや、全国の大学・高校チームへのコーチや選手の派遣とか、ボランティア活動にチームとして参加しても良いだろうし。あるいは、海外挑戦に関してのKnow-Howを多く持つであろう組織の一つだと思うから、高校生や大学生、あるいは他チームの選手でもそういう意識のある人材育成や派遣に関しての組織やチーム体制みたいなものを立ち上げるとか。ネガティブな事に対しては、ポジティブなアクションで対応してほしいなぁ。

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