2026年10月9日

かな入力者にも光りを

佐々木俊尚氏の引用から、日本語と半角英単語を自動的に判別してくれる日本語FEP。仕事柄、日本語と英単語やアルファベット交じりの文章入力が多いので、私も最初記事を読んだときには「おぉ、これこそ真打ち登場!」と思ったんですが、よくよく見たらこれはローマ字入力時に、その部分を日本語変換するか、そのまま「英文字」として残すかの判断をしているんですよね。それはそれで賢いツールだと思うけれど、基本かな入力で、ローマ字入力は殆どというか全くしない自分にとっては「使えないツール」。

昔使っていたIMEは、かな入力モード中でもキーボード左中央の「英数」キーを押すと、半角英数モードになり、次に「カタカナ/ひらがな」キーを押すと、かな入力モードに戻るという設定がありました。ですから日本語英語交じりの文章の時には、日本語入力中に英単語を打ち込むときには「英数」を押して、そこから日本語に戻るときには「カタカナ/ひらがな」を押すという動作を繰り返すわけです。そのIMEが終了となり、一番感覚的に近い事もありATOKに乗り換えたんですが、同様のモードが無いのが今でも非常に使いづらいところ。ATOKで同じ事をやると、「半角英数」の変換モードになるので、例えば半角確定のEnterとか叩かないと、続く文字入力に引っ張られて違う文字列に変換されたりするんですよね。あるいは全角英数文字になる事も。

ATOKの場合、「変換」キーを押すと「半角英数/全角かな」がフリップフロップするんですが、現在のステータスを認識していないと、半角英数を打ちたいのに全角かなモードになってしまったとか、何度も「変換」キーを二度打ち三度打ちしてモード切替をする場合が結構発生します。以前のIMEだと、「英数」を叩けば必ず半角英数だし、「かな」ならば全角カナになるので、途中で席を外したり、別の調べ物をしたりして入力作業から暫く離れていても、再開するときに希望する入力モードに必ず確定出来たんですよね。でも今は、ダミーで一度「変換」を叩いて、それで当たりなら良いけれど、違う場合はまた「変換」を押して戻さないといけない。これが結構自分的にはストレスです。ATOKのカスタマイズで、似たようなモード設定が出来ないか以前から思いだす度にトライしているんですが、「半角英数直接入力モードにする」という設定が出来なくて、毎回頓挫しています。

私が大学生の頃は、すでにPC-8001シリーズとか登場していた時代で、パソコンでキー入力する事は有りましたが、まだかな漢字変換なんて無い時代。漢字コードの直接入力や読み仮名などを入力して、漢字を一つ一つ入力していた時代。そんな大学生の頃にキーパンチの会社でバイトを始めて、ここでは「英文字」のかわりに「カタカナ」を割り振った「カタカナキーボード」で、依頼された色々な書類の、例えば顧客住所とか氏名をカタカナ入力していました。ここで鍛えられたので、タッチタイプでかな入力が出来るようになり、また英文字入力も必要なので、かな入力も英語入力もそこそこ高速にタッチタイプ出来るようになったのが、今でも大きな資産として生きています。そんな感じで就職して会社に入ると、パソコンが仕事に使われ出した時代だけれど、当時はローマ字入力一色で、それが結構苦痛でした。たまたまOS関係の開発チームに知り合いがいて、IMEやFEPの開発なんかもしていたので「かな入力テストのテスター」として、結構開発に貢献したんですが(笑)。以前も書いたんですが、銀行とか車購入とか、最近ではタブレットで契約する場合が多くて、そこで例えば住所とか氏名とか入力するんですが、基本「ローマ字入力」なんですよね。その時に、通常の五十音なら良いけれど濁音に拗音とか促音の入力(ローマ字の組合せ)が分からない場合があって結構困ります。そう言う意味では、かな入力に関しても技術革新を願うばかりです。

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