選挙ドットコムちゃんねるから、ノンフィクションライターの石戸諭氏と、元衆議院議員の山尾志桜里氏の対談。自分の記憶では、民主党政権誕生の2009年の選挙で初当選したけれど、その後は結構色々あって紆余曲折とも言える政治家人生を送っていたように思います。2025年の選挙に出馬する予定だったのが、国民民主党内部のゴタゴタみたいなもので破談。今年の衆議院選挙にも出馬の噂があったけれど、結局は出馬せず現在は「政治コメンテーター」みたいなポジションと言って良いのだろうか。
実は議員時代の印象は、個人的には余り良くなくて、何となく「小型蓮舫議員」みたいな印象だったんですよね。でも、議員を離れて客観的にコメントする様子を見ていると、やはり鋭い人だなと結構印象が変わりました。トラブルで議員辞職した、例えば豊田真由子議員とかも、以前の酷い状況が未だに強烈な印象だけれど、最近時々動画で拝見する様子だと、180度変化したような印象で、ちょっと混乱しますよね。 山根氏も、政治内部にいた経験も生かして、有意義な意見というか提言というか叱咤激励というか、そういう感じのコメントが、これまで見たコンテンツの中で印象的でした。MCの石戸氏は、どちらかと言えば左派系のメディア人・言論人と言う立場だと思うので、石戸氏の外形的な視点と意見と山根氏の実質的でありより具体的な視点と意見というのは、上手く噛み合う気がします。ラーメンで言えば「麺とスープのマリアージュ」かと(マテ)。
そのマリアージュの内容(笑)は、非常に実のある対談だったと思いますね。ただ、だからこそ今の左系の人達は受け入れない・受け入れられないだろうなぁと言う絶望感も感じるところ。完全に潮目が変わったと感じるのは、やはり自民党総裁選で高市早苗総裁が当選し、それが引き金となり26年間連立を維持してきた公明党が突然の離脱宣言をして、逆に日本維新の会との鮮烈政権が成立したのも、大きな変化の一つだろうなあ。その後内閣総理大臣に選出されて、しかし衆議院も参議院も少数与党の状況は変わらず、野党の支持を得るために協力関係を前進させることを目指して色々な対話を進め、その一つの成果が国民民主党の「103万円の壁」の突破だったり、ガソリンの暫定税率の廃止だったりで、その具体的な対応がその後の衆議院解散の大勝利に繋がったと思います。それは逆に、野党側の立場をますます先鋭化させていき、現状へと繋がってきたというのは、多分多くの人が納得する説明じゃ無いかな。
御本人にまだその気持ちがあるかどうかは不明だけれど、色々苦労した分もう一度政界に戻ってきたら良い仕事をしてくれそうな印象ですが、現在のように客観的に政治を俯瞰するような立場の方が、この方の魅力というか力を生かせるのかな。ただメディアの世界は基本リベラル支持(除く、産経)だから、中々こう言う人を起用することも無いだろうなぁ。ネットの存在感がどんどん上がっているから、そういう所での活躍を期待したいけれど。何処かの政党なり、議員なりの政策担当秘書あるいは顧問みたいな仕事なら合いそう。かなりのウルトラCだけれど、高市政権で民間登用で何処かで活躍する場も多そうな気がします。続編というか、シリーズとして継続して欲しいコンテンツだと思います。
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