2026年9月12日

折って開いて

満を持して(?)Appleからも二つ折りスマホが発表されて話題に。二つ折りスマホ自体は、SamsungのGalaxyが先鞭を付けて、その後GoogleのPixelとかmotorolaのrazrとか、さらには中国メーカーとか幾つか登場。Appleからも出てくると言われていたけれど、それが今回やっと登場。最後の大御所であるAppleからも遂に「二つ折り(Folding)」スマホが出てきたのかという感想と、でも市場でどれだけ受け入れられるんだろうかという疑心暗鬼みたいな物が混在しているのが今の自分の印象。

Galaxyの時もそうだったけれど、最大のネックはやはり「価格」なんですよね。「二つ折り」で2台分だからと言うわけじゃないだろうけど、通常のストレートタイプの2倍近い価格はやはり一番の課題。しかもベースとなるそのストレートタイプすら、20万円超えの機首も珍しく無くなってきているわけで、今回のiPhone Duoも最低価格で倍近い36万円超えなんですからね。携帯キャリアーも、色々な販売施策を売ってくるんだろうけど、それでも基本的には通常のスマホの倍近い支払が発生するわけで、じゃあそれだけのメリットがあるのかと考えると、実はそんなには無いというのが自分なりの印象なんですよね。

特異な形状だから、色々特殊パーツも多くてそれがコストアップするのは理解出来ます。折りたたみスマホでは無いけれど、昔仕事で二つ折りパソコンにちょっと関わったことがあり、折り曲げる液晶(LCD)とか、一番の肝は折り畳む機構部分だったり、さらには厚みも減らさないといけないから、薄型バッテリーとか回路パーツの配置等、ハード屋さんは苦労していたし、自分達ソフト屋も、展開した状態、折り畳む/開く時、折り畳まれた状態とか、色々な状態遷移に合わせてアプリの挙動や配置や設定を変える必要も有って、かなり難儀しました。個人的には「閉じているものを開いて使用する」動作がどうも余計な操作のように感じて、未だに余り良い印象は持っていないのですが、スマホカバーとして手帳タイプのものを使用している人などは、これまでの操作感がそのまま適用出来るから、そんなに拒否反応は無いかも。

Appleという大御所が満を持して出してきた機種で、さらに市場の半分近くがAppleという日本市場でどの様に受け入れられるか不明だけれど、過去の製品よりは受けは良いと思います。ただし、例えばiPhone SEみたいな「日本人好み」というモデルでは無いような気がします。後個人的には、やはりポケットから取りだしてそのまま目の前にかざしたら直ぐに利用できる今のストレートタイプが使い勝手は良い気がするし。例えば大画面が必要ならばやはりスマートグラスと組み合わせてより広大な仮想画面みたいな形で実現する方が実用的な気がします。また、大画面化してキーボード入力もしやすくなるとは思うけれど、音声入力とかスマートウォッチをした手でフリック入力のジェスチャーをするとか、I/O関係はもっと進歩する必要があると思うなぁ。PC派の自分ではあるけれど、そう言うデバイスが登場したら一気に乗り換えるかもしれない。

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