2026年8月11日

Japanese Mayonnaise

佐々木俊尚氏の引用から、日本の「マヨネーズ」が世界的に有名になりブームになっているという話。これは数年前、インバウンドが急増して日本で日本のマヨネーズ料理を体験して、その味の違いに衝撃を受ける人が増えたことで、どんどん広がっていたからだと思っています。

私がアメリカ出張中に自炊をするようになったのは、2回目の出張(述べ7ヶ月間)の時にキチネット付のホテルに宿泊して、気分転換を兼ねていろいろ実験したから。当時は、所謂地元の高級スーパーへ行けば、豆腐、醤油、昆布、カニカマくらいは売っていたけれど、マヨネーズやウスターソースはまだ無い時代。代わりに向こうのマヨネーズを初めて食べてみて、その最初の感想が「味無いじゃん」。見た目も白っぽい少しどろっとした感じのもので、ちょっとオイリーというか、少し溶けかめたマーガリンみたい何印象でした。味も殆どしないから、本当にドレッシングとかのベースに用いる感じでしょうか。

一方で日本のマヨネーズは、ドレッシングや調味料側にも使われるけれど、それなりの味付けもされているから、昔から「味の素派」と「キューピー派」の対立は、「きのこの山 vs たけのこの里」の対立以上(マテ-笑)。アメリカだと、マヨネーズが掛かっていると分かるような料理って先ず無いですよね。タルタルソースくらいか?! ところが日本に来ると、有名なたこ焼き屋お好み焼きにはたっぷり掛けるし、エビマヨなんて言う「マヨネーズまみれ」の料理もある。ポテトサラダやマカロニサラダは、日本独特のものだと思うけれど、これにも結構たっぷりめにマヨネーズが使用されていて、ある意味マヨネーズの味がサラダの味を決める印象。そのサラダには、生野菜のサラダにもたっぷりマヨネーズを掛けるし、生野菜スティックにも同様。私は子供の頃結構衝撃的だったのは、祖母がご飯にマヨネーズを掛けて、そこに醤油をたらしてご飯を食べていた様子を見たときでしたが、「美味しいよ」と言われて真似てみて嵌まったのも事実でしたし(笑)。日本の「マヨラー」が、直接マヨネーズを「吸う」のは、海外らから見ると結構衝撃的なシーンらしいけれど、日本に来てマネをして日本のマヨネーズの開眼する人も少なくないらしい。アメリカのAmazonなんかでも、日本のマヨネーズは大人気らしいし。

日本の伝統的な調味料としては、味噌・醤油が一番有名だけれど、「伝統的」では無いけれど「日本固有」の調味料は、このマヨネーズを筆頭にかなり色々あると思います。個人的に次に来ると思うのが「ソース(ウスター、中濃、トンカツ)」。アメリカにも、例えばステーキソースはあるんだけれど、日本のウスターソースを水で薄めたような味の深みがないんですよね。また、日本の揚げ物文化に触れて、それら「ソース」を体験すると、味付けや濃さと食材の組み合わせに嵌まることも多そう。私は、トンカツにはウスターソース派ですが、少しこってりとしたトンカツソースの味の後に来る衣のサクサク感に続けてジューシーな豚肉の脂とあっさりとした味を感じた後に、口の中でそれらが一気に融合する「口中調味」の妙は理解出来ます。そう言う意味でも、日本食の寿司・ラーメン、そして会席料理など「和食」に続くものとして、「日本の洋食文化」というのは、結構インバウンド受けすると思う。タラコスパゲティ、照り焼きチキンピザ、おろしポン酢ハンバーグ、みたいな「和洋折衷」の「洋食」の一部として、マヨネーズの人気も出たんじゃ無いだろうか。考えてみたら、「ラーメン」って「日本の中華」な訳ですからね。「和中折衷」の好例が、日本のラーメンだったり、焼き餃子だったりする気がします。 

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