今回も無事に旅も終わり、いつもの様に次回のための備忘録を幾つか。
- ゲート前で搭乗待ちをしていたとき、グループ毎に並んで待っている間に、GSさんが乗客のボーディングパスとパスポートの事前確認をするのはよく見る光景です。この時も、その場面があったんですが、私の前にいた男性二人組は紙のボーディングパス使用で、その搭乗券とパスポートを確認して紙の搭乗券にチェックを入れて「はい、ありがとうございました」と完了。次の私は、スマホのデジタルボーディングパスとパスポートを提示したら、「デジタルボーディングパスの方はゲートでかざしてください」と言われてパスポート確認もありませんでした。この時は「あぁ、デジタルだと情報一元化されているから不要なんだ」とお気楽に考えていましたが、いざ登場開始となるとゲート前の担当者から「パスポート提示お願いします」と言われて、慌てて取り出すことに。ここで、スマホのQRコードスキャンとパスポート情報の確認(氏名と顔写真)をして通過する事が出来ました。何か便利なはずのデジタルボーディングパスの方が、面倒じゃ無いかと疑問を感じますね。さらにこのパターンは、これまで何度も経験しているのにすっかり忘れていた自分にも少し呆れてしまいました(笑)。
- 機内に入って離陸準備をしている間、横のテーブル部分を見てビックリしたのが、ANAの機内誌「翼の王国」が他のフライヤーと共にブックスタンドに置かれていたこと。いゃぁ、随分と久し振りな光景ですよね、これ。コロナ禍以来だろうから、もう6~7年振りくらいかな。一時は完全に印刷物の機内誌は無くなり、多分デジタルだけになるんだろうと思っていましたが、A5サイズ位の簡易版みたいなもので復活して、知らないうちに以前のようなA4番の冊子形式の印刷物が戻り、それでも希望者だけとか限定されて配布されていたのに、少なくとも国際線では以前のように各座席に配布されるように戻ったんでしょうか。以前は、右から開くと日本語版、反対側から開くと英語版でしたが、現在の「翼の王国」はそこに機内販売紹介ページも追加されていて、かなり厚くなっています。そうなると、国内専用と国際線用は機内販売部分を作り分けているんだろうか。今度国内線に搭乗するときには、機内かラウンジで確認して見ないと。
無くなれば無くなったで寂しいし、戻れば戻ったでその分のコストを別に掛けてくれよと感じてしまうのは、利用者の我が儘なんだろうけど。ただ、以前よく愛読していた一人としては、ちょっと嬉しかったです。特に写真を多用する雑誌や書籍は、やはりまだまだデジタルよりは印刷物の方がメリットあると思いますからね。 - 現地では天気が悪くて外歩きが殆ど出来なかったので、今回はほぼ室内行動でしたが、それでもSMRTを中心にあちこち移動は出来るし、モールやショッピングセンターも充実しているので、時間潰しには困りませんね。ある意味東京の縮小版みたいな印象です。ただ日本と比べると円安もあって物価は高く感じるので、もう少し円高に振れるか国内の可処分所得が増えないと、以前のように気楽に行くということは厳しくなりそう。
- 今回も現金を使う機会は無く、支払はクレジットカード決済かApple Payで全て完了。日本国内でも、クレジットカードのコンタクトレス決済が広がっていますが、やはりFeliCa系はこのまま縮小・撤退していくのだろうか。日本国内の場合、FeliCa系が使えない場所は殆ど無くなりつつあるけれど、Apple Pay未対応の所は海外と比べると多いですからね。それでも使用コストを削減するためにFeliCa系からNFC系へと移行するところも増えてきていて、地元の遠州鉄道のバスや私鉄もクレジットカードのコンタクトレスに移行し、かつ今だと料金10円割引キャンペーンとかしているし。FeliCa系と比較して反応速度の遅さが気になりますが、これもそのうち改善されるのかな。「空港で両替する」という旅の風情もどんどん無くなりつつあります。逆に今後使う機会が無くなるであろう手持の現金を、早く処分(両替or寄付)しておかないと。
- 機内食の選択肢と味付けが、こちらの味覚も変わっているからか以前ほど「美味しい」と感じなくなってきたのが悲しいです。往路の「鯛のソテー」は、火が通り過ぎて身が堅くなっていたのは仕方ないとしても、掛かっていたソースが塩っぱくて食べられませんでした。復路の「ビーフステーキ」も、切ると内部まで均一に火が通っていて、多分低温調理で一度火を全体に通してから、最後に切り分けて焼き目を付けたのだと思います。肉の表面は網目の焼き目だけ付いていて、表面を焼き固めたような様子が無いので、機内で再び暖めると内部の肉汁が外に出てきてしまい、まだ暖かい内は食べられますが、冷めてくると肉が硬くなり切るのも一苦労。昔の事を言い出すのは年を取った証拠と言われるけれど、やはり昔が懐かしく感じますよねぇ。
- SingaporeのChangi Airportは、世界でもトップクラスの空港ですが、なんせT1/T2/T3/T4の各ターミナルに30箇所位ずつPBBが設置されていて、それを基本的に二つのゲートで共用しているので、ゲート数だけみると200以上あります。現在T2とT3は離れて設置されていますが、仮にこの二つのターミナルが接近して真ん中部分で接続されたら、それって成田の新ターミナルみたいな感じになると思うんですよね。その場合、T2の端からT3の反対側の端に移動するなんて言うことになると、とんでもない距離を歩くことになります。ChangiはSkytrainや連絡バスとかあるからまだ良いけれど、成田の新ターミナルの場合は、そういうターミナル内移動手段をちゃんと考えないと大変なことになりそう。最終的に「X」系の形になると言われていますが、一番外側を繋ぐシャトルを、双方向に設置しないと、いちいち真ん中まで戻って別のコンコースへ移動するというのは無理だとChangiを利用すると感じます。成田の新ターミナルでは、Changiを上まわる利便性を実現して欲しいなと強く感じますね。
- 何度か訪問しているJEWELですが、これまでの勝手な印象は「旅行者に高級品を中心に販売する設備」みたいな感じでした。でも、今回初めて1FからB1F/B2Fと降りてみたら、庶民的なお店やさらにはドンキまで有ってビックリ。まぁ、24時間運用の大規模空港ですから、職員だって何万人と居るわけで、そう言う人達の日常生活を支える設備も必要だろうと納得出来ます。実際航空会社や空港職員と思われる制服姿の人達が、野菜とかお惣菜とか買って行く様子が頻繁に見られました。場所が場所だけに回りにそんなお店は少ないだろうし、必要性があってのこういう店舗なんだなと勝手に納得しました。しかしSingapore、ドンキもそうだけれどMUJIにニトリに松屋に吉野家にスシローetc、もう揚げるのも大変なくらい日本企業の日本語の看板を今回も見かけました。国内経済の停滞を、海外展開で取り返すビジネスモデルがどんどん大きくなっているんでしょうね。
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