JALが、ワールドカップ観戦用に手当てしていた臨時便。決勝トーナメント進出が掛かる、日本の第三戦vsスウェーデン戦に向けて成田を出発したJL8012便が、油圧トラブルのため太平洋上からUターンをして成田へ戻ってしまう状況に。元々のスケジュールでは、24日14時過ぎに日本を出発し、現地時刻同日午前にダラス到着。現地翌日25日夕方6時キックオフを観戦して、現地26日に帰国便に搭乗して、日付が変わった27日に日本に戻るという旅程。
ところが出発後2時間位してトラブルが発覚して、燃料投機をしてから成田へUターン。夜7時頃に成田に戻ったけれど、このままでは予定していたワールドカップに間に合わない。で、流石にJALも「ワールドカップ臨時便」として販売しているし、かなり無理をしたんでしょうね。数時間後には振替便が用意されて、成田空港の門限前22:45に元のフライトから8時間遅れで無事に再出発。現地時刻24日の19:35に到着予定となっているので、翌日のキックオフには間に合いそう。多分元の予定ではお昼過ぎにダラス到着予定だったので、そこからホテルに移動して午後は簡単にダラス市内観光などをして、翌日の試合観戦に備えるつもりの人が多かったと思うのですが、それが出来なくなったとは言え試合前日に現地に到着出来るのは大きいですよね。
航空機の振替の場合、クルーの手当と機材の手当、さらには諸々の手続きなどもあるだろうから、そう簡単に振替輸送できるとは限らない。戻って来たクルーは、乗務時間超過になるからそのまま折り返しての運航は出来ないから、新規のクルーを編成しないといけない。機材にしても、国際線仕様のB787-9が空いていたのだろうけど、よく数時間で準備出来たと思うなぁ。勿論会社としては、離陸後2時間でUターンを決定した時点で、成田からの代替機再出発の準備には行ったと思うので、安全な期間を手配するとともに、クルー手配や機材準備を大車輪で進めたんでしょうね。DFWへはJALも定期便を飛ばしているから、パイロットもそれなりに居るだろうから、後はスタンバイしていたCAさんが何とか集まればと言う所かも。成田発だから、声がけされてから移動するにしても大変そうだけれど、その辺りはハイヤー手配するなり最優先でかき集めたんだろうなぁ。
これが定期便でのトラブルだったら、多分翌日のフライトへの振替だったんじゃ無いかな。あるいは、羽田発の深夜発便(LAXとか)でのAAを繋いでDFWとか。でも、それだとキックオフに間に合うかどうか厳しいだろうなぁ。わざわざ臨時便として設定していただけに、JALとしてもかなり威信を賭けてリカバリーをしたんでしょうね。しかも、再出発するにしても成田空港門限問題もあるから、先ずは機材、そしてクルーに関しては翌日の予定者を玉突きでシフトして確保したのかも。JALも乗客も大変だったと思うけれど、それでも何とかキックオフに間に合わせるんだ、間に合うんだという熱意がチームに伝わって最高の結果に繋がる事を祈りたいですね。
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