2026年3月1日

個と集団

ReHacQの政治系コンテンツから、中道改革連合政調会長の岡本三成氏の回。ゲストは東京大学の斎藤幸平氏と政治ジャーナリストの今野忍氏で、MCは高橋P。ReHacQの政治系コンテンツは結構面白かったり、興味深いものが多いんですが、今回のコンテンツはこれまで視聴した中でも1-2を争うくらい面白かったし考えさせられた回でした。

最初に謝ると、自分は出来るだけ好き嫌い有っても公平に見て考えようとは思っているけれど、どうしても偏ってしまうことが多いわけで、そう言う意味では「中道改革連合」という名前だけで、ちょっと(かなり?)ネガティブな印象を先ず持ってしまう。で今回初めて岡本三成氏の映像を見たんですが、改めて「そうだよなぁ、与党・野党関係無く、こう言う出来る政治家はいるんだよなぁ」と自分の浅学を反省しました。岡本氏の経歴などを見てみると、シティバンク、ゴールドマンサックスでトップの成績を収めた実力者で、なんでそこから政治家へ転身したのか、Wikiには911が切掛と書いてあるけれど不思議ですね。しかも、公明党からというのも。今回話方や話の内容を聞いていて、丁寧にわかりやすく話をしていて、こう言う人がもっと前面に出ていれば選挙の結果も違ったんじゃないかなと正直感じるほど。半年前までは政権与党に居て、財務副大臣まで務めたのも納得ですよね。

また、以前のコンテンツで初めて拝見してファンになった(笑)斎藤氏も、言葉は過激なんだけれど、言っている事は凄く現実的みたいな妙な納得感が感じられて、今回も凄く好印象を受けました。岡本氏が斎藤書の著書を誉めていたので、今度Kindleで購入してみようかなぁ。ただ、どうも「左翼的感覚」みたいなものが自分は苦手なので、映像で見る分には良いけれど言葉で頭に入ってくるのはちょっと苦痛かもしれない。前回も感じたけれど「リベラル」なんていう、迎合したような言葉では無く「左翼思想」みたいな直球でもっと自説を主張した方が、左翼系政治家は今よりも支持を得られるんじゃ無いだろうか。トランプ大統領の次は、社会主義者の大統領と言う話も、あながち冗談とも思えないし。私自身政治は勿論、こういう思想系社会科学系は全く素人だけれど、斎藤氏の言うことなら少なくとも最初から最後まで聞いてみようという気持ちになるし、多分その中でそれなりの部分は納得するような気がする。

3時間を越える長尺のコンテンツだったので、色々気になるところは多かったけれど、一つ誤解していたのが中道改革連合が選挙で主張していた「ジャパンファンド」の話。デフレからインフレに入っている現在では、現金のまま保有するのは目減りすることと同じなので、その分投資に回すべき。ただし、株式売買ではなくGPIF のようにオルカン(オールカントリー)投資をしてリスクを最少化しつつ原資には手をつけず、配当や国債クーポンを集める。年で3~5%位の利回りがあるので、例えば100兆円投資すれば、3~5兆円の余剰が期待出来る。国の余剰金としては500兆円位あるので、ここから原資を供出し運用は今のGPIFのスタッフが行うことで、GPIFと同じ程度の利回りが期待出来る、と言う説明で私でも理解出来ました(笑)。GPIFのお金は年金関係にしか利用出来ないので、それとは別のお財布を準備して、それをGPIFと同じ人達が運用すれば同じ位の利回りが期待出来るのは言われてみればなるほどというアイデアですよね。選挙戦では時間も無かったし、それ以外にも色々争点が出来てしまったので説明不足というか「説明できず」みたいな状態だったけれど、こういう機会を増やして言葉足らずだったところをもっと示して欲しいですよね。そういうところがちゃんと理解されれば、次の選挙ではかなり支持が戻りそうな気もします。それでも戻らなかったら、支持者層が駄目だという事かも。

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