2026年1月21日

左派vs中道vs右派

高市総理の解散発表直後という事で、解散に関してのコンテンツが目白押しの状態ですが、その中でもReHacQのこの生配信コンテンツは面白かったです。出演は、西田亮介日本大学教授、斎藤幸平東京大学准教授、石丸伸二氏、朝日新聞の今野忍氏、そしてMCの高橋P。東大の斎藤氏は今回初めて拝見しました。社会学者で正しい? バリバリのマルクス主義研究者という事で、最初は「あー、ちょっと苦手かも」と思ったけれど、話を聞いていると凄く納得出来る発言が多くて、「あぁ、こう言う人こそもっとメディアに出て、正しい『左派』を見せないと」と強く感じました。 

そう感じた一番の理由は、斎藤氏が「中道ってなんだ(怒)」と、本来の左派の意見がまったく表に出てこないのに、「中道」と言いつつ右に寄っているだけみたいな意見を何度も発言されていて、しかもその理論武装というか「左派かくあるべき論」というか発言内容も、賛否は別として筋は凄く通っていて、聞いていて気持ちが良いくらい。これまでメディアやネット等で見聞きしていた「左派/リベラル」と呼ばれていて、社会的(メディア的?)に権威と言われていると思われる人達の意見で、そういう印象を受けたことが無かっただけに、「あぁ、こう言う人も居るんだ」と、目から鱗が100枚位落ちた感じでした(笑)。某同じ東大の先生でも、これだけ違うんだと、目から鱗が1000枚落ちました(マテ)

石丸伸二氏も、都知事選で大躍進してかなり話題になったけれど、その後の行動や発言は「????」という印象で、正直何だったんだろうというこれまでの印象でした。でも今回のコンテンツでは、発言機会はそんなに多くは無かったけれど、結構今後の日本というか世界に対して的確冷静な発言していて、こう言う噛み合った討論というか批評を、色々な分野の人と積み重ねていってほしいなと思ったわけです。そこですぐに何かの結論が出るとは思わないけれど、やはり新しい空気を入れることは必要だと思う。仮にそこで何か結論が出なかったとしても、色々な事象の「確認」は出来るわけで、それは一度立ち止まってみるとか、振り返ってみるという意味でも大切なことだと感じたところです。

2時間半の長尺で、まだ1回しか通しで視聴していないので自分なりに咀嚼するところまでもいっていませんが、「右派vs左派」というステレオタイプの対立軸だけで無く、「理想と現実」「国家と個人(民衆)」みたいなそれぞれの対立軸みたいなものも、上手く活用出来れば互いに妥協できる社会が生まれそうな気がするんですよね。例えば人口減少過疎化が広がる中、有る程度社会主義的な政策・サービスは必要だと思うし、後半登場した郵政国営化、JR国営化議論も、郵政の国有化は基幹輸送(自動運転によるトラック輸送)みたいな部分は国有化しても良いと思うし、発電でも原発はリスクを考えると国が直轄するべきだと思う。それ以外にも、創薬だったり宇宙開発とか、やはり巨額資金だったりリスクの大きいところは、国策としてスタート(Bring-up)して、それを民間に環流していくのが正しい姿だと思うなぁ。宇宙開発が、NASAからスタートして、規模や活用範囲が広がってきたらそこからSpaceXとか生まれて民間投資がさらに広げる、そんなスキームがこれから左右の議論から生まれてきたら、それって新しい「新自由主義」の誕生かもしれない。

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