到着した深夜よりはかなり空いている空港内でしたが、やはりそれなりに距離があるので10分位は歩いたでしょうか。成田空港で言えば、5サテからぐるっと反時計回りにT1を歩いて4サテの端まで歩いた感じです。到着して気がつきましたが、ここはサテライトの先端部分という事も有るのか、D38/D48/D49と三つのゲートが一つのセキュリティチェックを共有するスペースでした。ゲート前に到着したのが10:00少し前で、私の前に到着していた多分関西からの親子連れが「10:15から入れると言っている」と話をしていた声が耳に入り「早く来すぎたかなぁ」と一瞬後悔。でも、その後結構待ち行列の列が伸びたからか、10:00になるとセキュリティチェックが始まり、中に入る事が出来ました。このゲート、T1だからか3ゲート共有だから分かりませんが、中には男女のトイレもあり多少長く待つことになっても何とかなりそうです。
搭乗開始まで空港Free Wi-Fiに接続してメールチェック。10:36から事前改札が始まり、幼児連れの親子が一組入ったら、直ぐにグループ1の搭乗開始となり私も機内に入りました。その後、ドアクローズが10:57でプッシュバック開始が11:04と早めに進行。ブロッキングタイムは6時間30分の予定との事なので、予定通りなら結構早く羽田空港に到着出来そうです。タキシングが始まりますが、機体は右(東方面)にターンして前進。こちら側には、今の空港ターミナル地区以上の空き地があって、来年だったかT5も開業するらしい場所。そこを通り過ぎて3本平行滑走路がある一番東側のRW20Lに到着すると、直ぐに離陸開始となりました。水平飛行に入って暫くすると食事が始まります。往路で出された「浅蜊のラタトゥイユ」の食べにくさを批判したのだけれど、復路は「炙りマグロのマヨネーズソース」と言った感じの、角切りにしたマグロの切り身だったので、これならば添えられた竹製の爪楊枝でも食べられます。そう考えると往路のラタトゥイユはやっぱり何か変。で、復路も洋食(肉料理)を事前予約していましたが、前菜の海老が堅くて美味しくなく、メインのステーキもオーバークック状態でかつレバー臭いというか、自分では「内臓肉みたい」と例える匂いが気になり殆ど食べずに終わってしまいました。後はアルコールの力を借りてうつらうつらしながら羽田を目指します。
羽田へは定刻よりも結構早くアプローチが開始され、直前には「左手に富士山が綺麗に見えます」というアナウンスがあるほど天候も安定していました。機体は房総半島の東側から横断するように飛行し、東京湾の北側に抜けます。北からのアプローチかなと思ったんですが、そこで左に旋回をすると、B滑走路に向けて更に高度を下げ、RW22に着陸したのは18:43頃でした。国内線の感覚で、T2迄戻るのに時間が掛かるなぁと一瞬感じましたが、今回はそのまま左に離脱すると右手のT3を目指して前進。109番ゲートに入ったのは定刻よりもかなり早い18:48でした。久し振りの羽田空港での入国ですが、到着便が重なった事もあってか、入国審査の顔認証ゲートへの動線誘導がまごまごしていて少し手間取りました。そこを抜けると、税関申告のゲートですが、ここも電子申告のターミナルが分かりづらく、最初は通り過ぎてしまい係員さんに「後ろです」と言われてやっと分かる位。あと、端末でVisit Japan WebのQRコードを提示するのですが、スマホをかざす時に画面が回転してしまい読み取りエラーになってしまいました。この辺り、今度はしっかり対応しないと。その後、以前成田では係員が確認して顔認証ゲートを通過する二度手間でしたが、ここではそのまま顔認証のゲートに進み、認識されるとゲートが開いて無事に日本入国となりました。かなり便利になった気はしますが、端末数・ゲートの増加と動線をさらにわかりやすくして欲しいですね。
この後京急で品川駅まで出ましたが、お盆休みのスタートということでこれまで見たことの無いくらいの混雑具合。品川駅で少し時間が有ったので夕食を軽く食べるつもりが、どこも満員だし駅構内のお弁当屋さんにも長い行列が。新幹線側に降りても、自動販売機は軒並み売り切れか補充中で、ホーム上も人が密集している部分もあって、その熱気で汗が止まらないような状態。乗車予定のひかり号は数日前から指定席は満席で、実際品川駅で95%位埋まっている状態でした。それでも、指定席が取れて座って移動出来るだけでも良しですが。ただ、浜松駅に着いた時には結構疲れていて、駅からはタクシーで帰宅して、今回の旅行も無事完了となりました。(続く...)
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