2009年2月19日
お釣りの計算
先日の旅行で経験した、いかにもアメリカらしい体験。買い物をして現金で支払いをするとき、小銭が貯まらないように、お札と端数分の硬貨を出して切りの良いところでお釣りを貰うと言うことを結構すると思います。例えばコンビニでお弁当と缶コーヒーを買って合計786円なら、1086円(300円のお釣り)とか1006円(220円のお釣り)という支払い方をします。これをアメリカなんかでやると、向こうの人のお釣りの計算方法は、購入金額にお金を足して受け取った価格にして、その足した分を戻すと方法なのでちょっと混乱します。例えば、US$7.86の買い物をしてUS$10を出すとすると、レジの人は、1) 価格のUS$7.86に4セントを追加して、$7.90にする、2) そこに10セントを追加して$8にする、3) さらに$2を追加して$10にして、結果US$2.12をお釣りとして渡してくれるわけです。だから、気を利かせてUS$10.86とか出してちょうどUS$3のお釣りを貰おうとすると向こうは積み上げていく計算で混乱してしまいます。
流石に免税店とか日本人相手のお店では慣れているのでびっくりしないですけど、普通のお店何かだとこの端数の部分を戻されたりする場合もありました。で、先日ハワイのABC Storeで買い物をしたとき。確かUS$7.78だったと思いますが、水とかビールとか買って、US$10と8セント(3セント+5セント硬貨)を出しました。で、レジの女性、一瞬考えて5セント硬貨を戻してUS$10.03を受け取り、お釣りとしてUS$2と25セント硬貨を渡してくれました。これには、こちらがびっくり。こちらとしては、区切りの良いUS$2.30のお釣りを期待したわけですけど、アメリカでは日本のように10円単位ではなく25セント硬貨が一番便利で使われる硬貨だから、25セントのお釣りの方が余程メリットがあります。これには、一本取られたなと正直感じました。流石日本人が多いハワイのお店でレジを担当しているだけありますね。お釣りをきっちりと貰う場合も、日本のように10円とか100円という切りではなく、25セント単位というのがアメリカ式なのねと感心しました。
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