選挙ドットコムちゃんねるから、山本期日前氏と石戸諭氏との政治談義シリーズ。前日に収録されていたコンテンツですが、公開時には沖縄で山本氏を含めた人気コメンテーターが集まる出張ライブが開催されていたときだったこともあり、石戸氏から「気持ちここにあらず」と突っ込まれても否定しない山本氏(笑)。いよいよ始まる沖縄県知事選をネタに、大いに盛り上がったんだろうなぁ。
前半の中では、新政治団体「ゴリラ」関連で、最近のリベラルに関しての話が進んだんですが、その中で「なるほど」と膝ポンを100回したくなったのが、中道改革連合の中には元公明党や旧民主党の「与党経験者」がそれなりにいるのに、その与党視点が何故か消えて野党仕草だけが残っているという指摘。そうなんだよなぁ、1年前までは26年間も与党の一部として、そして途中の3年3ヶ月の民主党政権時代は野党としての苦労もしていて、経験値を見れば凄く有望な集団なはずなのに、高市政権は気に食わないという何とも理解不能な理由で反旗を翻したところから何か変になってしまった印象も。自民党が完勝した衆議院選挙でも、何だかんだ言って中道改革連合の中の「公明党議員」は、ほぼ全員当選していて勢力としても立憲民主党系議員のように壊滅したわけじゃない。それが、最初にボタンを掛け違えたからか、どんどん変な方向に傾いて行ってしまっている気がする。
もう一つの大きなテーマである「沖縄県知事選挙」に関しても、石戸氏が指摘していたように、外から見たら沖縄には色々問題課題はあるけれど、中の人から見たらそれなりに安定均衡しているので、現在の県政(=玉城デニー知事)への不満は外から言うほど大きくはないというのはなるほどと感じさせられる考察。確かに、沖縄に限らず地方を批評するときにはどうしても東京とか大都市圏と比較して「収入が少ない」「社会サービスが不足して居る」「物価が高い」みたいな言い方をしがちだけれど、地方で生活していればそれだけの差があっても、それを埋めるような地域の互助だとか安い商品だとか有るわけで、外からの視点と内側の視点は異なるもんですよね。途中、沖縄への企業誘致・産業振興の話も登場しましたが、個人的にふと思ったのは観光以外の産業として、沖縄科学技術大学院大学(OIST)のような、高度教育システムみたいなものを更に誘致・拡充したらどうだろうか。 そして、そういう高度教育機関を核に、例えば小中高一貫制の学校だとか、あるいはアメリカのIMG Academyのようなスポーツ選手育成に特化した教育機関なんていうのも良いんじゃ無いだろうか。沖縄の生活しやすさ、豊かな自然、そして国際的な交流や感覚育成の場として、「日本の国際的レベル教育システムの頂点」みたいなものを目指したらどうだろうか。それによって、沖縄県内の教育レベルも上がれば、移住してくる人も増えるだろうし。
石戸諭氏は、著名なノンフィクションライターだし、色々有名な記事も執筆されているジャーナリスト何ですが、その発言内容を理解するのが一寸大変。頭の回転の速さとそれを伝える、ある意味言語化能力というアウトプットのスピードが追いついていないところもあり、話が時々スキップするというかワープするというか、ちょっと癖を感じるんですよね。こういうコンテンツならば、巻き戻しつつ聞き直せば良いけれど、生で見ていたら一寸大変かもしれない。でも、そんな相手の話にちゃんと合わせて反応できる山本期日前氏も、中々スキルが高いというか、考えてみたら本業は吉本興業の芸人さんな訳ですからね。政治という部分に関しては、石戸氏とか今野忍氏やその他一線の政治記者や大物政治家とも対等以上に会話できる力を持っていることは既に証明済みな訳で、何かネット時代にぴったりな存在のようにも感じます。今週から始まる沖縄県知事選挙で、その能力がどの様に発揮されるのか、ちょっと興味深いですね(笑)。
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