毎週金曜日夜のReHacQコンテンツ「教養としての投資」。今回のゲストは、いつもの永濱利廣氏と、元日銀審議委員の原田泰氏。MCは安定の森本智子さんで、申し訳ないけれど先週と比べると、進行の上手さ話の聞きやすさ理解しやすさは段違い。
動画の中でも話題になっていたけれど、先日発表された日銀の1%への利上げ(+0.25%)は、予め予想されていたものではあったけれど、その理由説明が説明になっていないとの批判は、内閣府のコメントにも表れているというのは「へぇ~」と言う感じ。日銀は独立機関なので、政府の要望や指導を受ける立場では無いけれど、かと言って実体経済を理解せずに「こうなるべき」という自分達の意図だけというのも問題だと言う話だろうか。
個人的に凄く納得したのが、動画の最初の部分で言及されていた「クールジャパン」関係予算の精査と今後の選択に関して。日本の魅力を海外へ売り込むために設定された政策ではあるけれど、実際には効果は上がっておらず数百億円のマイナスだとは別の場所でも言われている。インバウンドでは、日本はトップクラスの訪問先で、日本の文化、アニメ、食べ物、さらには渋谷のスクランブル交差点に象徴されるような「日常」すらキラーコンテンツとして任期になっているのに何故というのは当然の疑問。結局はお金の出し方がザルだったという事だと思うんですよね。行ってみれば会社でプレゼンの上手い人、PPTの綺麗な人が上の覚えも良く出世するようなものか(マテ)。別の所で、クールジャパンで日本から外に出る話も良いけれど、それらの基盤となる国内コンテンツや散逸していく過去の資産保存にもお金をと言うのはなるほどと感じた話し。個人的には、紙物はまだ物理的に残るから良いとして、2000年代に入って急増している「デジタルコンテンツ」は、その記憶装置(サーバー、クラウド、ストレージ)が無くなれば全て無くなってしまうわけで、そう言うものの収集と保存に関しては今最優先されると思いますね。
同じ様な理由で、日本の伝統技術の継承者が高齢などの理由でどんどん引退したり鬼籍に入っていき、そういう技術継承がされないことも問題。ビジネスとして成り立たないからこそ、政府がお金を出して保存するべき所もあると思いますよね。例えば日本の庖丁は今世界的にもブームだけれど、技術なんかはどんどん希薄化しているわけで、そういう話は全国どこにでもあると思います。勿論全ての技術保存継承する事は出来ないと思うけれど、経済対策が功を奏して余裕が出来たら、それに合わせてそういう部分への投資も考えてほしいですよね。
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