2026年4月2日

郷に入っては郷に従う

X上の書込が、Grokによる高品質の自動翻訳機能により急速に国際交流が進んでいるネット世界。一方で実社会では、そう言う便利なサービスはまだ存在しないので、こう言うちょっとした「自分達の常識」が通らないことで摩擦が生まれることも。 

私の知っている範囲では、アメリカでもスーパー等で会計前に購入した(購入する?)品物の口を開けて中身を食べて、食べながらその商品をレジに見せて会計するような光景を何度か見たことがあります。量り売りのお惣菜なんかでも、ランチボックスに入れて待っている間につまみ食いする光景は結構見ますよね。あれ、量り売りだから、つまみ食いした分は料金に含まれないことになるんだけれど、結構試食とかもさせてくれるので試食分と思えばお店側も納得するのかな(疑問)。ただ、自国ではそれが常識と言っても、同じ事が日本でも常識とは限らないわけで、特に商品に関しては今回のような勘違いあるいは思い込みは多いので、そう言う事は批判するのでは無く啓蒙していくべきだと思う。勿論、それは日本人が海外へ行く反対のケースもそう。

少し前に中国からのインバウンドが大量に国内に来た時に、その行動が批判されたこともありましたよね。例えば陳列している商品を勝手に触ったり押したりして駄目にしたり、品物を購入しないのにイートインスペースとかで長時間滞留したりと。しかも彼らの性格というか国民性から、こちらが注意をするとその倍以上の熱量で反論してきたり文句を言ってきたりするわけで、そこで怯むと向こうはますます嵩に掛かってくる。別に中国語でやり返す必要は無くて、兎に角日本語でどんどんまくし立てて相手が「今日はこれくらいで勘弁してやらぁ」とダチョウ倶楽部モードになったらこちらの勝ちです。

昔と比べてネットが発達して、事前に色々な情報も入手出来る時代にはなったけれど、だからと言って全ての人が同じレベルの同じ分量の情報に接しているわけでは無いし、さらにその情報をちゃんと理解しているわけでも無い。また「旅の恥はかきすて」じゃないけれど、日常には無い高揚感みたいなものも旅の時には感じるので、それでつい行動が利己的なものになってしまうことも。今回の騒動で全ては解決出来るとは思わないけれど、こういう事柄がマナーマーカーみたいな事象としてちゃんとネットで共有されて、インバウンドも国内で迎える側も互いの摩擦が減ることを願いたいですよね。情報空間の共有化が着々と進み始めたのだから、次はまずは気持ちの共有であり、さらには常識とか日常の共有が始まる事を期待したいですね。

April Kool

昨日の4月1日は、多くの日本企業では新年度のスタートで、さらに新入社員の入社式を開催した会社も多かった様子。昔はどこの企業も「4月1日入社」だったけれど、ここ10~20年位で中途入社も普通になって「秋入社」なんていうのも珍しく無くなってきました。でも、まだまだ日本人の心には「4月1日」というのは、何か新しい事の始まり、スタートの日という印象が根強く残っている気がします。

4月1日のもう一つの属性は「April Fool(四月馬鹿)」の日。ネットには、ビックリ情報が続々と投稿されて、さらに既存メディアや企業広告なども、一年間練りに練って来た企画と準備をしてきた「ネタ」をこの一日だけのために炸裂させていました。でも、流石に行きすぎも目立つようになり、最近では批判する声も大きくなってきてからか、今年の4月1日はいつもの平日とそんなに変わらない「ネタ」がネット上を静かに流れている気がする。「今年は、4月1日のエイプリルフールが禁止されました」みたいなエイプリルフールネタが流布されているような印象すら感じる位。

そんな中で、数日早く実現してしまったそれこそ「エイプリルフール」的ネタでもある「GrokによるX上のコメント自動翻訳サービス」が、一昨日くらいまでは殆どが英語-日本語の相互翻訳中心に見えていましたが、昨日は更にスペイン語とかフランス語とかタイ語とか韓国語とか、もう「言語」というカテゴリーがX上では消滅したかのような状況。しかもその翻訳された「日本語」の文章が、非常にナチュラルというか「いかにも」という雰囲気に翻訳されていて、もしかしたらGrokの少なくとも日本語版は「空気を読む」事も出来る隠し機能があるんじゃ無いかと邪推したいくらい(笑)。昔開発の仕事で間接的に音声認識とか自動翻訳みたいなアプリを見ていたことがあり、当時の翻訳品質は「訳あり」のお店でも売れないようなレベルだったけれど、ここ数日嫌というほどGrokの翻訳状況を見ていると、もう時代は完全に変わったなと感じる位。だって一連のスレッドを見ていて、全部日本語で表示されるから日本の投稿だと思ってみていると、小さく上の方に「 ○○からの翻訳」とか表示されているんですからね。

先日「スタトレの世界が実現する」と書いたけれど、少なくとも地球上の多くの場所ではそう言っても良いかもしれない。AI技術と組み合わせれば、音声認識からの自動翻訳での音声合成位は、もうあっと言う間かもしれない。ただその場合の課題はリアルタイム性がどこまで維持出来るかだろうなぁ。例えば日本語-英語翻訳の場合、語順がほぼ180度位違うわけで、所謂「逐次翻訳」はかなり難しい。X上の自動翻訳は、全ての文章が入力されている状態だから、日本語-英語の翻訳も一気に可能なわけで、やはりスタトレのように同じ言葉を話しているようにリアルタイムに互いに会話するのはまだまだ無理そう。でも、例えばその話者の癖とかよく使う言い回しとか、そう言うものを翻訳AIが学習すれば、日本語で喋っている間に有る程度先行翻訳して、リアルタイムとは言えなくても昔の海外中継の音声の遅れ位には出来そう。まだまだ夢想レベルだけれど、そんな技術が実現したら今年の4月1日は「April Fool」ならぬ「April Kool」と言われるようになるかも。

国旗毀損罪

国旗毀損罪に関しての議論が国会で行われていますが、色々な人の賛否の話を聞いているとどうも腑に落ちない話も。既に外国の国旗に関しては、それを毀損した場合の罰則規定も決まっているのに、何故か日本国国旗に関してはそう言うものが無いので、現在色々と審議されているわけですが、罰則規定を設けないという話もあるらしくて、それならなんで毀損罪なんていう法律を作るのか困惑します。

そもそも論として「国旗」なる物の定義はあるんだろうか。国旗のデザインとかと言う意味では無く、「これは○○国の国旗として正式に扱われるものです」という定義はあるんだろうか。「国旗」として購入したら、それは全て「国旗」と思っていいんだろうか。例えば、自分で似たようなデザインのものを描いたら、それは「国旗」とは言えない気もするけれど、人によっては精密に描画できる人も居るだろうから、そうなると仮に「手作り」であっても「国旗」相当と言えそう。じゃぁ、そうやって星条旗を作って、それを毀損したら罪に問われるのだろうか。そもそも「国旗」として認証されたものの定義が不明なわけで、それを決めないと「国旗を毀損した」のか「国旗を真似た図柄をデフォルメした」のかの区別も分からない。

日本国国旗にこれまで毀損罪が無かったのは、表現の自由との兼ね合いからという説明をよく聞くんですが、それって外国の国旗だって同様ですよね。 何かの番組で、外国の国旗に罰則があるのは、例えば大使館とかで掲揚されている国旗を毀損した場合に罪に問われると言っていたけれど、なら国内の官庁とか政府機関で掲揚されている日の丸だって同じでは。あるいは、日本国国旗を日本人が弄ることは「表現の自由」というならば、外国人が日の丸を毀損した場合はどうなんだろうか。

日本国国旗だろうと外国の国旗だろうと、例えば公的な施設等で掲揚されているものに何か行動したら、それは器物破損でしょう。どこの国の国旗でも、火を付ければ放火罪かもしれない。ビリビリに破いてそのまま捨てる、あるいは地面に置いて踏みつける行為は不法投棄かもしれない。別に国旗で無くても、同様の行為をしたら罪になるのであれば、それが国旗でも同様だと思うんだけれど。それを特に「国旗に対しての毀損」というルールを作るのであれば、まずは「これが公式に『国旗』と呼べる物体です」という定義が必要じゃないだろうか。その上で、例えば外交上望ましくない行為だとか、一般常識を逸脱すると想像される行為だとか、公序良俗に反する行為というものに対しては、「国旗」というある意味その国を代表する存在に対してより厳密な対応があっても良いと思う。で、そこには「国旗」なのだから、日本の日の丸もアメリカの星条旗も区別は無いと思うけれど。

2026年4月1日

報道したくない自由

彗星のように現れて、今やネット言論界でもトップの知名度と信頼を獲得している、元朝日新聞政治部記者の今野忍氏。この選挙ドットコムちゃんねるのコンテンツも視聴しましたが、この辺野古でのボート転覆事故に関しては、産経新聞以外報道しないメディアの姿勢にかなりお怒りの様子。 

同じくノンフィクションライターとして著名な石戸諭氏も、この事件に関しては当事者側の対応の無さやそれに沿うようなメディア対応の無さにかなり不信感を持っている様子。確か選挙ドットコムちゃんねるで、山本期日前氏との対談の時にも、かなり熱の籠もった批判を展開していたと思います。

兎にも角にも不思議なのは、自分達の教え子が犠牲になっているのに、修学旅行の責任者たる学校側が多分一度記者会見を開いただけで、その後の対応が全くと言って良いほど伝わらないこと。無事だった学生さん達も、骨折など重症な人も居たようだし、なんと言っても友人が亡くなったという精神的な負担は大きいはず。個別の名前は出さなくても、例えば重症で入院していた学生が無事退院したとか、精神的に登校できない生徒にはカウンセラーを派遣して状況を見ているとか、そう言う「回復の道筋」に関しては伝えるべきなのでは。また、旅行手配等はツアー会社や現地担当者へ丸投げしているような言い訳をしていたけれど、ここまでの情報だと最近始まったことでは無く、かなり前から同様の旅行は実行されていて、某宗教組織関係者で学校関係者でもある人物の介在も言われている。学校側は第三者委員会を立ち上げると言うけれど、その人選にしても疑問を持たれているわけで、何かこのまま有耶無耶にして終わろうという意識が見え隠れしている気がします。

亡くなった船長や、現地での担当者の中には、日本最大のキリスト教系宗教団体関係者とも言われているけれど、それって少し形は違うかもしれないけれど、あれだけ世間一斉に批判を展開した(させた?)、所謂統一教会の問題と同種の問題と言えるのでは。つまり、宗教団体という地位や社会的優位性を利用して、無理な勧誘あるいは知識の刷り込み(オルグ)行為という部分は同じだと思う。統一教会があれだけ批判されて解散命令まで出されたのであれば、今回の事件に関しても先ずはその関連していると思われる団体がちゃんと会見をして、さらに自分達自ら身の潔白なり問題点の洗い出しなり、もっと積極的に問題解決を示す義務があると思うのだけれど、そんな様子は全く無い。どうも、その団体の中にも色々なグループがあり、その中でも過激な部類のグループが今回の関係者達という話もネットには流れていたけれど、だとしてもその団体に所属しているあるいは一部であるならば、それはその団体全体で対応するべき問題だと思う。

で、更に疑問なのは、地元でこれだけ大きな事件が発生しているのに、とうの沖縄県の知事にしてもメディアにしても、殆ど取り合わずに、やはりこちらもこのまま有耶無耶にしてほとぼりが冷めるのを待っているかの様子。特に玉城デニー知事は秋の知事選への影響を考えて出馬宣言も保留中だけれど、出馬するのであれば先ずはこの問題に関して自らの立場表明と解決をしてからじゃないだろうか。沖縄には色々な事情があることを理解しても、それ故に自分達が都合よく利用してきたこれまでの矛盾が一気に表面化した事件のように感じます。

オイルショック in 令和

ホルムズ海峡閉鎖による、中東からの石油輸入が事実上止まっている現在。その状況は、自分くらいの世代だと1970年代の「オイルショック」を思い浮かべるわけですが、今考えてもなんで石油輸入が止まるからとトイレットペーパーの争奪戦が勃発したのだろうか。トイレットペーパーが石油由来の製品ならまだ理解出来ますが、素材は違うしあえて言えば製造用のエネルギーとして石油が必要と言う事は有るだろうけど、それはどの工業製品に対しても同じ事。結局は、無関係な事象が引き金になって、それが一気に全国に広がったということなんでしょうね。

で、当時の様子と比べて、多分今のホルムズ海峡の状況は通過する観戦が直接今日に晒されていることから、1970年代のオイルショックに比べて状況的には深刻だと思います。確か当時の中東石油への依存度は90%位だったけれど、現在は95%と増えていることもあるし。ただ、当時の経験から石油備蓄は大幅に増加しているし、調達先の変更なども進んでいるように見られます。当時は、メディアがトイレットペーパー不足を報道すると、どんどんそれが日本中に広まっていってパニックを醸成しているような感じでしたが、現在は同様に石油が入ってこないとメディアが伝えても、そんなにパニックは生まれそうには見えません。

別に政府の肩を持つつもりは無いけれど、やはり政府が丁寧に備蓄放出やその他対策を細かく伝えていることが大きい気がします。また、いち早く補助金を支給して市中のガソリン価格の急騰を抑えていることも、国民感情に対しての沈静化に大きく役立っている気がします。ただ、石油は備蓄放出もあり通常通りに供給されているはずなのに、何故かそこから製造される石油由来製品が足りなくなると言う現象は何故だろうか。海外で製造していて、そこがホルムズ海峡の影響を受けて輸出が滞っているならまだ理解出来ますが、そう言うものばかりでも無いようだし。新しく新規に担当大臣に指名された赤沢大臣は、医療関係にしても必要な在庫はちゃんとあり、流通の混乱から今は配送が間に合わない部分もあるが直ぐに是正されると言うような発言は、もっと取り上げられても良いのでは。

この状態が更に数ヶ月続いたときにはまた状況は大きく変わっているだろうけど、今現在は突然のイラン侵攻で混乱していることは有っても、そこで影響を受ける部分に対しては政府はよく手当てしていると感じます。メディアは、どうしても否定的な部分を取り上げて注目を引こうとするけれど、そういう部分もあるかもしれないけれど、それ以外の部分もちゃんと精査して、全体として何が課題・問題なのかちゃんと伝えて欲しい。今に始まったことじゃないけれど、メディア自身が混乱や不信感を生み出して拡散していてはもうどうしようも無い訳ですし。そう言う意味では、1970年代とは異なりSNSが発達していてメディア以外の情報環流もあるから、そういう部分でも以前のようなパニックが抑えられているように感じます。やっぱり、困った時には頼れるのは先ずは「情報」だと再認識しました。

豪雨の一日

1月2月は、殆ど雨が降らず各地で渇水対策が叫ばれていたと思うのですが、3月に入り特に昨日は「豪雨」と言っても良いくらいの強い雨がほぼ一日降り大変でした。事前の天気予報でも、火曜日は一日強い雨模様の天候と言われていたので、前日までに食料など準備しておき、昨日は一日「完全自宅警備員」モードでした。

そんな完全蟄居みたいな中で唯一の例外が、朝一で可燃物のゴミ出しに出たとき。朝から結構強い雨が降っていて、それは事前に予想されていたので前日夜に出しておけば良かったかなともこの時は後悔しましたが後の祭り。可燃物のゴミをまとめて、雨の中を傘をさして近くのゴミ集積場へと向かいました。自分の地区のゴミ集積場は、回りが田圃の中にありその田圃に水を引く用水路の上に設置されています。「用水路」と言っても結構広く深いもので、幅・深さはそれぞれ1m位はあるかなぁ。多分幹線水路の一つだと思います。ここ最近は雨が殆ど降らない状態が続いていたので、底が見える位の殆ど水が無い状態でしたが、昨日のゴミ出しの時に見てみると8割位まで水量は上がっており、凄い勢いで流れていきます。久し振りにあんな水流を見てビックリしながら、可燃ゴミを出して足早に自宅に戻りました。

今朝のニュースでは、昨日の浜松は一日で115mmの豪雨になり、各地で冠水している場所もあった様子。更にビックリしたのは、雨と雨と強風で東海道新幹線の熱海-新富士間で一時運休したようですね。明日は新幹線で出かける予定があるので、何とか天候は戻って欲しいところ。今の所、今朝の天候は昨日の影響は消えていて、少し晴れ間も覗くような春らしい空模様。でも天気予報では、今日のお昼くらいからまた雨模様の天気に戻るらしい。明日の朝までにはその雨も上がる予報なんですが、何とか出かけるまでには雨が上がって、余計な荷物の傘無しでも出かけられることを祈っています。

少し前には、愛知県(東三河地方)の渇水対策支援で、天竜川上流の水を豊川用水経由で供給することがニュースで報じていましたが、昨日の雨でかなり回復したんじゃ無いだろうか。でも、各地で水が無いと言いつつも、浜松というか遠州地方はやっぱり天竜川があるから、まだ多少なりともそういう余裕もあるんでしょうね。リニア新幹線工事では大井川の水が問題になったけれど、静岡県は大井川に天竜川にと、大きな水系が南北に流れているから、国内自治体の中では渇水に強い地域なのかも。水が多いにしても少ないにしても、ほどほどを願いたいけれど、そうは行かないのが自然の難しく厳しいところですよね。暫く雨模様の天気が続きそうだけれど、ほどほどでお願いしたいです。