ITのソリューションを活用し、高層ビルで豚を育てるという中国農業の新しい取り組みが成功しつつあるらしい。興味深いです。/えっ!?ビルの中で?中国・養豚業界に起きている「革命」、最新技術で超えた“しがらみ”、「養豚ビル」の実力、中国農業の近未来 https://t.co/fqCD94yqin
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) February 26, 2026
佐々木俊尚氏の引用から、中国で拡大している高層ビルでの養豚業の話。確か少し前に、丸の内か何処かのビルの中で同じ様なことをやっているとニュースで見た記憶があり調べてみたらパソナがやっていた「 大手町牧場」でした。ただ残念なことに、2017年に開園したけれどコロナ禍の影響もあり2021年には閉園してしまったようですね。また、中国のような都市型畜産というよりは、猫カフェみたいな「動物との触れ合い要素」が大きい施設だったのが一寸違うのかな。
記事を読んでビックリするのは、その規模。最大で210万頭、少ないところでも30万頭という規模。210万頭を養豚している業者の投資額は50億元なので、日本円だと1100億円超えの規模(!)。小規模(でも、30万頭規模)で5億元から13~15億元なので、100億円から150億円位は最低でも投資している計算になります。それでペイできるんだろうか。まぁ、30万頭居て1頭辺り仮に1万円で販売出来たら30億円だから、4回出荷したら元が取れて利益で出てくる計算か。一瞬、中国は不動産バブルで多数の幽霊マンションとか幽霊ビルがあるという話も有るので、そういう物件を利用してコストダウンしているのかとも思いましたが、様陶業を室内で行うためには、多分排水設備とか換気設備とか特別なものが必要そうだし、豚や試料の上げ下げには大きなエレベーターとかも必要だろうし、やはり専用のビル(施設)が必要なのかな。
ちょっと疑問なのは、これだけの数の豚を飼育するとなると、毎日の排泄物だけでもかなりのものになると思うのだけれど、それを処理する設備はどうなっているんだろうか。一般的な様登場だと、土の地面に藁とか敷いてそれを交換したりして衛生度を維持しているわけですが、ビル内飼育だと基本床はコンクリートだから、全て自分達で処理しないといけない。分の処理は、まだ物理的な物体を集めて廃棄するから良いけれど、尿の処理は水洗いとかしないといけないから、水の使用量も大変だしその分の排水量も多くなりそうな気がするけどなぁ。後空調での電力使用量も大きくなると思うし。記事の中では、スマートテクノロジーでコストダウンしてみたいな事しか書かれていないけれど、もっとドロドロした一番手間が掛かる基本的な部分をどう解決しているのかちょっと知りたい気もします。
日本の場合、地方で廃校になった小中学校などの設備を利用して、例えばキノコ栽培とか淡水魚の養殖とかやっている会社もありますが、学校施設の場合基本低層連の建物で、かつ一部屋(=教室)の面積が広いから、設備を導入するには向いているかも。体育館が利用出来れば、さらに大規模に集約できますからね。電気系統の補強だとか水道設備の補強などは必要だろうけど、一から作る事を考えたらかなりのコストダウンになりそう。また、学校の場合は有る程度の面積が期待出来る運動場とかもあるから、こういう場所だからこそ太陽光などを利用するのもアリだと思う。後は、土地が相手来るであろう地方にこういう大規模農業畜産業養殖業を集約してコストダウンしつつ、そういうところで働く人を増やして仕事だけで無く地域の皆森みたいなこともしつつ、共同体的な仕組みが出来たら、日本にとって一番理想的じゃ無いだろうか。定住で無くても、一定期間毎のローテーションしても良いだろうし。いずれにしても、集約化というのが一番の効率化コストダウンの肝であることは間違いない気がする。
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