2026年2月26日

LENZOの反撃(2)

日本のベンチャー企業LENZOを取り上げた、ReHacQのコンテンツ後半。前半に続いて、LENZOが開発しているAI向け省電力半導体の内容に関しての説明だけれど、中島氏の「たとえ話」が自分的にはどうもしっくりこない(苦笑)。いゃ、私も一応エンジニアの端くれなので、説明したいことは理解出来るし分かるんですが、それを例えられると「いゃ、それは一寸違うのでは」みたいな印象がどうしても浮かんでは消え浮かんでは消え... 

自分の過去の仕事でも、パソコンの外付けビデオアダプターとしてnVidiaは、AMDとともに当時の「二大ベンダー」だったけれど、AMDの方が遥かに優勢でnVidiaは途中藤原氏も言及しているように存続の危機に陥ったことも。その後ビデオベンダーとして何とか生き残り、CPUに出てやや傾きかけたAMDに、結果的に並ぶようになり現在に至るわけですが、彼らだってその後自分達がAI処理用のシステムに使われるようになるとは、まっかく想像していなかったでしょうね。

ビデオデータ(動画データ)というのは、有る程度の規則性を持ちつつ多数のランダムなデータを、いかに効率よく処理するかというのが肝で、さらにリアルタイムに大量のデータ転送を実現するために、キャッシュ、先読み、将来推測など色々な手段で最適化して行くというのは、「画像データ」では無いけれど似たようなデータタイプを似たように高速処理するAI関連アプリとの相性が良かったんだろうなぁ。日本では余り話題になっていない気がするけれど、同業のAMDも結構AI関連技術を進めているし、やはりハードウェアデザイン(アーキテクチャ)として、相性が良かったんだろうなぁ。

最後の方で、理系になった理由みたいな話で、藤原氏が学研の「科学」と「学習」を持ち出していたけれど、自分も小学校卒業までかな、毎月必ず両方を購読していましたね。確か当時は学校(小学校)で斡旋されて、学校から購入していた(一般書店販売ではない)と思います。その「科学」の付録の中でも電子回路関係の付録に刺激されて、自分でニクロム線をまき出したり、アマチュア無線に興味を持ち出したり、そしてお年玉で「電子ブロック」を毎年購入して電子回路に対しての興味と知識を蓄積して、それで最後はコンピューター関係の仕事に就職するんだから、まぁ典型的な「理系人生」なのかな。LENZO社の今後の発展に期待したいけれど、こういうところに政府として無駄金覚悟で資金投入しないと、中々次の基幹産業は生まれないと思うなぁ。税収の上振れ分とか、ファンド利益などの「期待外の収益」に関しては、メインとしては社会保障などに振り替えるとしても、例えば10%位はこう言う技術革新のカンフル剤として投入するような仕組みができないだろうか。

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