今年12月の一アマ受験・合格を目標に、六十余りの手習いを始めた訳ですが、昨日はその最初のKPIである過去問の模試を実行してみました。目標は70%の正答率でしたが、とてもそんな状態では無く法規・工学どちらも半分くらいの出来。8月末には次のKPIである、正答率80%を目指す予定でしたが、かなり前途多難である事を認識しました。
試験問題の内容以前に今回痛感したのは「集中力の欠如」。年齢的な事も有るし、ここ10年位は仕事でもTOEICを受けなくなっているので、無線工学、電波法規、それぞれ2時間30分ずつの合計5時間も集中するのはかなり難儀でした。無線工学の場合は、計算問題等も有るのでそれなりに時間が潰れて、ある意味気分転換も出来るのですが、電波法規は「暗記物」ですから、自分としては一番苦手なところで、一通り問題を見てしまうともうそこで集中力も記憶も切れてしまいGive-up状態。元々飽きっぽい性格でもあるので、勉強する時も細切れ時間を活用するような形でやることが多かったんですが、それが2時間半の受験には仇になっているような気がします。毎回2時間半は無理としても、例えば最初は1時間はずっと集中するくらいの「集中モード」の練習もしないと本番では駄目だなと実感しました。あと、法規の場合はモールス交信の問題も入るんですが、これはほぼ全滅。昔は手で打ちながら覚えたこともあったので、多少は体に染みついているかと思いましたが、逆に手を動かすのでは無く書かれているトンツーから答えを導くのが慣れなくて、見事に引っかけ部分に引っかかった様な状態。昔々電話級の免許を取得した時には、「電波法」の文例を呪文のように唱えて全文記憶したものですが、それ位のことは先ずはしないと駄目そう。皺も消えた灰色の脳みそに活を入れないといけませんね。
無線工学は、有る程度公式は覚えている、記憶が蘇るところもありましたが、「公式に当てはめて計算する」という行為を余りやってきていないので、それに時間が掛かるというか変なところで間違っていて、これも練習不足かなぁと言う印象。そんな中でも、db(デシベル)の計算で引っかかる人が多いというは無しをネットで見たので、その対策用の書籍がKindle Unlimitedに含まれていることもあり事前に読み込んでおきました。その甲斐あってか、dB系の計算問題は何とか全問正解できていたので、やはり先ずは「習う」所から初めて「慣れて」からの「倣う」事も必要だなと実感。もう一度基本的な法則とか公式は学習しないといけないけれど、工学に関しては過去問を解く量でカバーして、多分まだ体に染みついて居るであろう昔の記憶を呼び起こさないといけませんね。
久し振りに「模擬試験」を経験してみて、なかなか大変でしたが「良い刺激」になった事は事実。ただ、道のりは険しく前途多難である事も再認識しました。現在の四アマ(当時の電話級)の免許を取得したころの一アマは、もう雲の上の存在で試験も難しかったのですが、その時代から比べると問題の難易度は別にして、「馴染みやすくなった」機はします。マークシート形式ですから、どの問題も「正解」が必ずその中に表記されているわけですからね。そう言う意味では、全く何も無い状態から回答を導く筆記式よりは「楽」な気がします。ただ、出題する方も、それを想定して微妙な「引っかけ問題」「引っかけ回答」みたいなものもあるので、注意は必要なんですが。いずれにしても、8月に入って「夏休み」は無いけれど、夏休み期間やお盆休み期間などもあり、仕事的にはちょっと余裕が生まれる時期でもあるので、8月最後に予定している2回目の「模擬試験」では、何とか合格点を狙えるように頑張らないと。(続く...)
0 件のコメント:
コメントを投稿