8年振りの仙台の夜を過ごし、今日は前日とは逆経路で帰宅の途に。3月終わりの仙台は、まだ寒い時期かと思ったんですが、これも温暖化なのかシャツにジャケットでも十分な位で、最高気温も20度位まであったみたい。桜も、結構満開に近くて、いつもは5月が満開時期の東北の桜も、今年はかなり前倒しになるんじゃ無いかと感じるくらい。
朝ゆっくりとホテルで朝食をいただき、その後メールチェック等をして時間を潰します。10:04仙台駅発の空港線に乗るべく、09:30過ぎにホテルをチェックアウトし、歩いて駅へ向かいました。駅前ロータリーの駅の反対側のビル前に、若い人が沢山並んでいるのを見て、何だろう芸能人でも来るんだろうかと思ったら、Loftの待ちの様でした(笑)。その後駅ビルに入ったのは良いけれど迷ってしまい、新幹線側の改札で2Fに上がったら、どうもここからは在来線には行けないようで、再び1Fに降りてやっとJR仙台駅の在来線の改札を見つけて、慣れない土地故に少しドタバタしましたが、何とか10:04発の電車には間に合いました。これを逃すと、次は30分後ですからね。
電車の中は、座席が半分くらい埋まるくらいの乗車率で、中にはスーツケースなどを引いている空港へ行くんだろうと言う人も多いのですが、結構若い10代、20代のグループも乗車しています。何だろうと思ったら、空港駅の二つ手前かな、かなり大きなイオンモールがあるんですね。ここで半分以上の乗客が降りていきました。空港に到着し、ざっと売店とか眺めてから、保安検査場を通過して制限エリアに早めに入っておくことに。今回の搭乗ゲートは、ANA Loungeの正面にある5番ゲートからの出発なので、まずはラウンジへ向かいました。ちょっと入口が分かりづらかったのですが、中に入るとこぢんまりとしたスペースに座席が並んでいます。この時は半分以上6~7割位の混雑具合でしたが、10分程して新千歳行き、さらに少しして伊丹行きの出発時刻になると、殆どの人が出て行ってしまい、かなりゆったりと過ごすことが出来ました。
1) SDJ 11:55 - OKA 15:10 (NH1863)
定刻の25分位前にラウンジを出ると、搭乗ゲートの5番ゲートは目の前。春休み最後の週末なので、半分以上は子供連れの家族グループの様です。定刻20分前から改札が始まり、直ぐにグループ1からの優先搭乗に切り替わります。機材は昨日登場したA321で、ふと思い立ってFlightrder24で調べてみたら、使用機材も昨日と同じJA111Aでした。この機材、昨日は、徳島→羽田→広島→沖縄→仙台と来てから、更に仙台→伊丹→仙台と夜遅くまで働いていた様子。さらにこの日も、朝一で仙台→伊丹→仙台と往復してから、この仙台→沖縄のフライトをするわけで、いゃぁ飛行機も大変だとつくづく感じました。ほぼ定刻にドアクローズとなると、暫くしてプッシュバック開始。その後、昨日とは反対側のRW09に向けて移動し、滑走路に正対するとそのまま離陸開始となりました。ドアクローズから離陸開始まで15分程のスムースな離陸。ブロッキングタイムは、やはり距離と向かい風のためか、2時間46分と長めです。
昼食の後はウトウトしていたのですが、四国沖位からかなり激しいタービュランスに遭遇して、結構長い時間ガタガタと揺れながらのフライトになりました。九州沖くらいで一旦は収まったのですが、もうすぐ着陸体制という奄美大島上空くらいから再び結構強めの揺れの中飛ぶ状態になり、最後の30分位はずっとシートベルト着用サインが点灯したままでした。それでも、RW36Lに着陸したのが15:00前で35番ゲートに入ったのが15:00少し前位の早着でしたから文句は言えません。降機時にCAさんとちょっと話をしたところ、今日はどの高度も気流の状態が悪くて、通常の4万ft.から3万ftさらには2万ft台まで色々試したようですが、大変だったようです。「揺れは大丈夫でしたか」と聞かれたので、「今日みたいな横揺れなら平気。ストンと落下するタービュランスだと流石に恐いですよね」みたいな話をして外に出ました。
前日の夜にANAからメールが来ていて、この日の那覇空港は非常に混雑が予想されるので、早めの空港到着と手荷物の預け入れ推奨が書かれていました。ただ、到着したのが午後だったためか、空港内は混雑していたけれど、それほどの感じは無く、保安検査場もほとんど待つこと無く通過出来る様子でした。で、いつもなら仕事で外に出るのですが、今日はそんな予定も無いので、少し時間は有るのですがANA Suite Loungeで時間を潰すことにしました。
2) OKA 16:45 - HND 19:10 (NH472)
定刻少し前にラウンジを出て、搭乗ゲートである33番ゲートへ向かいます。到着したときよりも、ターミナル内の混雑はかなり落ち着いた感じですが、それでもやはり子供連れの家族の姿が多く見られて、それがこれまでの光景との大きな違いに感じます。33番ゲート前にも、ぱっと見半分くらいはそういう家族連れの様な感じ。で、ゲート前に到着した途端に、羽田空港の管制要請で出発を10分遅らせるというアナウンス。当然到着も10分遅れる予定に変わります。10分で収まるかなぁと心配しつつ、それでも16:30には事前改札が始まり、直ぐにグループ1からの優先搭乗も始まりました。乗客は多分満席に近い搭乗率だったと思いますが、効率良く搭乗できたのかドアクローズは定刻を少し過ぎた位で閉じられたので、これは遅れをかなり取り返せるかなと期待しました。でも、その後プッシュバック開始までに20分以上そのまま待たされ、出発は更に遅れることに。RW36Rから離陸したのは、17:20過ぎとかなり遅れての出発となりました。
このフライトでも、沖縄本島の北側を抜けるあたりから揺れが酷くなり、来た時と同様奄美大島付近までずっと揺れたままでシートベルトのサインも消えません。その領域を抜けてから、やっと落ち着いた飛行に入り、食事の配布も始まりました。そうそう、この食事(夕食扱いなのかな)、ご飯が「納豆なんちゃら」というメニューでビックリ。納豆嫌いの自分としては、匂いや粘り気が無くても「納豆」と名付けされただけて拒否反応が出てしまいます。結局ご飯には手を付けずに、おかず類だけいただきましたが正直気持ち的には勘弁してよ状態でした。そんな自分的なプチトラブルはありましたが、復路は追い風になるので、結構飛ばしているような印象。スマホアプリで表示されるルートマップの残り時間がアテにならないので(残り4時間とか表示される)、残り飛行時間がよく分からないのですが、機長アナウンスで羽田到着予定時刻は19:30との事なので、何とか予定している新幹線には間に合いそうです。
羽田空港に近づくと、房総半島を北東に進み、東京湾に沿って緩く左に旋回しはじめたので、あぁB滑走路のRW22を目指すんだと最初は思っていました。そのうちに、モニターにガンカメラの映像が映し出されるのですが、B滑走路だったら前方から左手に見えるはずの羽田空港のC滑走路やターミナルの灯りが見えません。で、進入灯が画面に見えだしたんですが、どうもD滑走路のRW23へ着陸するようで、自分の羽田空港利用経験的には初めてD滑走路のRW23に着陸しました。これで多分羽田空港で利用可能な滑走路を全て利用したことになるのかな。このRW23利用だけは未経験だったので、ちょっと感激しました(笑)。そこから、いつもとは反対方向に橋を渡って誘導路をターミナルに向けて進みますが、この誘導路が成田空港のB滑走路からの移動並みに少しくねくねしているので時間がかかります。結局、RW23に着陸したのは19:20でしたが、66番ゲートに入ったのは19:30でした。まぁ、元々の予定からの出発遅れを考えると、かなり取り返したとは言えます。品川駅に出る京急は、19:36が直近であるのですが、その後19:50発でも問題なので、ゆっくりターミナル内を移動して乗り込み品川駅へ移動。指定していた新幹線ひかり号は、自由席は満席で通路に立っている人もいて、私が座った指定席は、幸いにも隣はずっと空席のままでしたが、車内放送で何度も「指定席もほぼ満席」と車掌さんが繰り返す程。それだけ観光で移動する人が増えてきているんだなと実感しつつの帰宅になりました。(続く...)
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