現代の生活に無くてはならない物の一つ「クレジットカード」。最初に作ったのは、社会人になった時に開設した富士銀行(当時、現在のみずほ銀行)の銀行口座に関連して「UCカード」を作ったのが最初。これは結構長い間使い続けたんですが、その後例えばUnited Airlineのカードを作ったり、VISAブランドを使いたくて三井住友VISAカードを作ったり、Hilton系列のカードを作ったりいろいろ。考えてみたら、もう40年近くクレジットカードを利用しています。そんな40年の歴史の中で、「不正利用」された経験は殆ど無くて、記憶してる限りでははVISA Platinum Cardが不正利用された形跡があると言われてビックリし、その時はカードの交換になったんですよね。あと、今は無きHilton VISA Platinum Cardは、「不正利用された場所で使用された形跡があるので、安全のために交換した方が良い」と言われた2回かなぁ。毎月、所持しているクレジットカードの明細を印刷(PDF)して、保管してあるレシートと付き合わせているので、そこで不審な支出は今の所ありません。それなりにちゃんと確認しながら利用しているという自信もあるのですが、昨日とある場所でカードを使用していたら、突然「決済出来ません」と言われてビックリ。40年近くカードを利用していて、さらに30年位いろいろなオンラインサービスでクレジットカードを利用してきましたが、初めての経験をしました。
何があったかというと、舞台は東海道新幹線のオンライン予約サービスの「EX予約」にログインをして、新幹線の予約をしていた時のこと。浜松と品川の往復を、1件目、2件目と日付けや時間帯をその時の目的ごとに少しずつ変えながら予約を進めていました。で、3件目の「浜松-品川」の新幹線を指定していざ決済しようとすると「このお取引派は決済出来ませんでした」みたいなメッセージが出て予約できません。最初は何か間違ったかなと思って、もう一度最初から日付けや時間帯の指定からやり直しますが結果は同じ。ほんの直前まで同じように、実はその指定している日付けの前日の予定で予約をして、そちらは問題無く決済まで完了したのに、何故か一日違いではエラーになります。何かシステムメンテナンスでも走っているのか、でも昼日中にそんなことをやるわけは無いし、ネットで調べてもクレジット会社や銀行に何かトラブルが発生しているというニュースもありません。その予約をしようとしていた日付けが、偶々丁度一月先の日付けで指定して予約可能な期限ギリギリの日付けだったので、それが駄目なのかな、それなら明日またやり直そう、と思ってその時はEX予約のサイトからログオフしました。
それから3時間位して、たまたま自分のGmailを開いたら、「三井住友カード」名で3時間程前にメールが届いています。開けて見ると、何か衝撃的な内容。何の話だろうと、最初は分からなかったのですが、メールが送られてきた時刻を見ると、どうもEX予約で失敗した時に送られてきたメールと思われます。本人確認をしろという支持なんですが、ここで疑問が沸いてきます。本当に三井住友カードからのメールだろうか。良くある、成りすまし、偽装サイトへ誘導するメールなんじゃ無いかと言う疑惑が沸いてきます。念のため、送信元のメールアドレスを確認し、内容をGoogle先生に問い合わせたりして、どうも正式なメールらしいと思われるので、指示に従って「ご利用内容確認の回答はこちら」ボタンをリックします。リンク先のサイトでは「何月何日何時頃に、これこれの理由はありましたか」という設問に「はい/いいえ」で答える物。予想通りEX予約での利用に関しての確認だったので「はい」をクリックすると、直ぐに「ご利用制限の解除が完了いたしました」と言うメールが届き、どうやら利用制限は解除されたようです。不正利用の確認なのに、随分簡単な確認方法で、逆に心配になるくらい。本当に大丈夫なのか、暫く悩みました。で、確認完了したというメールが再び三井住友カードから届いたところで、再度EX予約のサイトにアクセスして試してみると、今度はちゃんと希望日に予約することが出来ました。
しかし、怪しいサイトで利用したわけでも無いし、特に変な物を購入したわけでも無いのに、なんで不正利用の疑いが掛けられたのか、それが疑問です。想像するに、偶然ですが連続した日付けで同じ金額の物を短時間に続けて購入したことが、多分モニターしている監視プログラムのアルゴリズムに引っかかったのかなと思います。でも、コロナ禍以前はもっと連続してEX予約で新幹線のチケットを予約(=購入)していたわけで、数日分まとめて一気に予約することも何度もありました。だからなんで今回引っかかったのか、その理由がよく分からないですねぇ。その件で思いだしたんですが、7~8年位前かなぁ、シンガポール経由でアメリカに行った事があります。所謂「シンガポール発券」。日本(成田)からシンガポール往復のチケットと、それとは別にシンガポール発アメリカ行きの往復チケットを発券して、それを組み合わせて「日本→シンガポール→アメリカ→シンガポール→日本」とフライトする物。この時は一週間の間にクレジットカードの利用場所が「日本→シンガポール→アメリカ(米国内の数カ所)→シンガポール→日本」と変わったので、帰国後数日してクレジットカード会社から電話があり、「最近度力にお出かけでしたか」と尋ねられたことがありました(笑)。同じような事は、確かこの前後にもやっていたはずなんだけれど、確認されたのはこの一回だけでしたが、有る程度個人プロファイルみたいな物を作ってるんでしょうね。しかし、ちょっとビックリしました。
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