2021年8月24日

やっぱり使えない「レジゴー」

自宅近くのイオンモールには、週に3~4回位通っていますが、もっぱらモールに出店している専門店利用がメインで、イオンスーパーで買い物をする機会はそれほどでもありません。それでも、今日一寸した買い物をしに久しぶりにイオンスーパーに入ったんですが、ここで前回同様「レジゴー」にはまりました。 

どの程度認知されているのかは不明ですが、スーパー入口に置いてあるけれど、目立つようには置かれてはいないイオンの「レジゴー」端末が並ぶ台。チラッと見ると、端末を入れるスロットが空いている(=端末が利用中)物の数はそんなに多くなくて、1割行くかどうか位。私は、前回自分のスマホにインストールしたレジゴーのアプリが利用出来たので、今回もそのつもりでそのまま店内買い物籠だけ摂って店内に進みます。ところで、やっぱりこのレジゴーはカート利用前提のスキームだよなぁ。でも、わざわざカートを引きだして買い物する利用者って、家族分とかまとめ買いとかの人達で、そういう人には便利だと思うけれど、自分のように高々数点程度、まぁ一桁数の商品購入くらいとか、そんなに嵩張らないものを購入する場合には、わざわざカートを出してこずに買い物籠だけで買い物をするでしょう。そう言う使い方には全く配慮されていないスキームだと思う。実際、以前と比べて、精算のレジ前のスペースが広くなっているように感じましたが、あれってこれまで以上にカート利用をする人を想定しているから、カートでの待ち行列用に広げたんじゃ無いだろうか。それはそれで正しい判断だけれど、其れ以前にこのレジゴーの使いづらさをもっと真剣に対策して欲しい。

まぁ、不満は後で纏めるとして(笑)、店内用買い物籠を一つとり、この日の購入目的であるソフトドリンク(お茶)のペットボトル売り場へ向かいます。購入予定の品物は、2種類のお茶を2本ずつ合計4本購入する事。目的の商品をカゴに入れて、さてスキャンしようと自分のスマホを取りだしてレジゴーのアプリを呼び出します。この時、この後モールの別のお店でも購入する予定があるので、トートバッグに色々放り込んで左肩に掛けていて、その左手で買い物籠も支えています。利き腕でもある右手はスマホを操作して、さらに商品のバーコードもスキャンしないといけない。スマホのカメラで籠の中の品物をスキャンするためには、左手でカゴの位置を調整しながら右手を伸ばしてカメラでバーコードを狙う必要が有りますが、これを自分の正面で操作しないと中々スキャンエリアにバーコードも捕まらない。左肩にはトートバッグを担いでいるので、そのバッグの肩紐がズレたりしてくるし、本当手持での操作は面倒です。また、あんなことやるのかなと思いつつ、右手でアプリを起動すると「店舗を探しています」のメッセージが出て、暫くすると「お近くでレジゴーが使用出来る店舗が見つかりませんでした」と「はぁ?!」なメッセージ。今その店舗のど真ん中にいるんですけど? この時はdocomoの4G回線を使用していましたが、念のためイオン店内のイオンWi-Fiに接続して同様に試してみましたが、結果は同じ。前回はちゃんと使えていますし、その時から別に設定は弄っていません。大体このアプリ、利用可能な展墓が見つからないと、そこから先のステップに移行できないので、設定を弄るも何も、何も出来ないアプリなんですよね。念のためスマホの設定を開いて、位置情報利用可能になっていて、このレジゴーには位置情報もカメラデバイスにもアクセス許可を設定してあります。もしかしたら、スマホを再起動したら利用可能になるかもしれないけれど、そこまでするのも馬鹿馬鹿しいのでカゴに購入商品を入れて、通常の有人レジに並び精算をして買い物を終了しました。

何を見て「利用可能な店舗が見つからない」と言っているのだろうか。普通に考えると、取得した位置情報と多分予め登録されているであろう利用可能な店舗の位置情報と比較して判断しているのだろうという事。その時問題なのは、どの程度の精度で比較しているのかという事。このツールの性格上、利用の可能な範囲は店舗(イオンスーパー)の店内に限定するべきで、多少の余裕は設けるとしてもかなり正確に店舗領域を見ないといけない。そうなると、一番簡単なのは、Wi-FiのAPから利用者の位置情報を推定する方法。より細かくならBluetoothを使う方法もあるけれど、こっちは店舗側の準備が大変だろうし、まぁWi-Fi利用が一番現実的かなと思うのですが、でもイオンWi-Fiにしてみても駄目でしたし。スマホ側の位置情報取得制度の問題なら、例えば店内に飛んでいるイオンWi-Fiに切り替えて、再度検索するようなオプションを付けて欲しい。それならば、実際に店内にいるのか、そうで無いのかの大体の判断は出来るだろうし、そこで補正を掛けても良いだろうし。最悪、マニュアルで店舗を選択して、某かの方法でその店舗にいることを認証させたら利用出来るようにして欲しい。例えば店内の特定の場所でアプリで提供されたキャリブレーションボタンを押と、位置情報の補正処理が行われて必要十分な制度で位置特定出来るとか、あるいは店内の定員さんが認証したら、使えるようになるとか。いずれにしても、自分のように使えなくて困っている人はいないのだろうか。と言うか、面倒だからみんな有人レジ利用になっているような気がする。なんで自分のスマホアプリでの利用に拘るかというと、自分のスマホなら、レジゴーの精算用端末で決済して代金を払うのもそのスマホでそのままタッチすれば完了出来るから。レジゴー専用端末だと、商品決済をそれでした後に、精算する時には自分のスマホをまた取り出さないといけない。その二度手間が嫌だから。本当ならば、カード引落ならレジゴーアプリで精算した時に同時に決済して欲しいところなんですが。まぁ、相変わらず「痒う所に手が届かないアプリ」だと思うけれど、もうリリースされて一年以上たつんだから、もう少し何とかして欲しい。大手の企業が大々的に展開しているアプリにしては、随分作り込みが甘いなぁと正直感じますね。(続く...)

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