2021年9月7日

使いづらい「レジゴー」

多分「鳴り物入り」で導入されたんだろなぁと推測されるイオン系の「レジゴー」ですが、どうも自分とは相性が悪いのか、「デジタル物、デジタルサービス大好き」なのに使えない状態が続いています。昨日も必要な物がありイオンモール内のイオンスーパーに行き、「まぁ、今日も使えないんだろうな」と半ば諦めモードで自分のスマホを取りだして、インストールしてある「レジゴー」アプリを起動。スタートボタンを押してみたら、この時は「利用可能な店舗」として認識してくれました。

この日の購入品は、歯磨き粉、歯間ブラシ、ベットボトルのお茶など6点。レジゴーを利用すると、レジゴーの精算端末では精算だけで、購入品の詰め替えは別にある入替台(サッカー台)で入れ替えないといけなくて、それが面倒。で、レジゴー利用方法みたいな看板があり、そこには店内用買い物籠の中にマイバッグを広げて置いて、そこに購入品をスキャンして入れていく方法が記載されていました。書かれていたのは、四角い買い物籠の中一杯に広がるレジカゴ用のマイバッグ(エコバッグ)なんですが、私が持っているのはもっと小さい一般的な「マイバッグ」。まぁ、不正行為をするつもりは無いし、店内用買い物籠の中にバッグの口を大きく開いて入れて中身が多分天井などに設置されているであろう監視カメラにちゃんと映るようにしておけば(笑)、万一の場合もちゃんと説明できるだろうと考えて、その様にして買い物をスタートしました。

以前も書いたように、買い物カートを使用しない場合、片手(例えば左手)でこの買い物籠を持ち、もう一方の手(例えば右手)で品物を取り出しつつスマホのアプリでバーコードスキャンをして籠の中(のマイバッグの中)に収めないといけない。最初に購入した、歯磨き粉とか歯間ブラシなどは小さな品物なので、買い物籠を持っている左手の肘で籠を掛けて持ちつつ、その左手で品物をバーコードが見えるように保持しながら右手のスマホでスキャンするのは中々大変です。この時は買い物籠が空だったから良かったけれど、この後ペットボトルを買うときには床に買い物籠を置かないとスキャン出来ない状態。いちいち籠を置いたり持ち上げたりする動作は、正直面倒なんですよね。さらに、商品バーコードをスキャンするときに、商品とスマホを有る程度距離を取らないといけなく、またカメラ位置がスマホの端(左上)に有るので、慣れないとスキャンする操作が分かりづらいですね。買い物カートにレジゴーの端末をセットして、その先に品物を置いてスキャンするならそんなに面倒では無いと思うけれど、そう言う意味でも「買い物カート専用のサービス」だなぁと改めて感じます。

さらに困ったのは、ペットボトルで同じ物を複数購入したので、最初の一つはバーコードスキャンをして、後は購入分品数を増やすことに。スキャンして画面に登録された商品をタップすると、個数変更画面が表示されるので、そこから品数を選択するんですが、その表示が小さいので間違って別の商品をタップしたり、品数をタップしてしまうことも。これ、一度増やした商品数をもう一度品数画面を呼び出して減らすことが出来ないんですよね。その商品を削除して、もう一度スキャンをして品数をセットし直さないといけない。これ面倒だなぁ。品数をタップすると、直ぐに画面が元に戻ってしまい、「あっ、またが得た」とその場で訂正でき無いのは、私はUIのミス、デザインが悪いと感じますね。この後、レジゴー用の精算端末に行き、使用したスマホで端末QRコードをスキャンして商品データを確定させ、その場で支払を完了。レシートを受け取り、店内用買い物籠の中から商品を入れたマイバッグを取り出し、買い物籠を返却して店舗から出ましたが、特に呼び止められることも無く怪しまれることも無かったようです(笑)。サクッと買い物中店内を見てみましたが、買い物カートにレジゴー端末を設定していた人は一人だけ。出入り口近くにある端末置き場のレジゴー用端末は、殆どそのままの状態。利用して居る人の度合いはどれくらいだろうか。お昼前とか夕方とか、混雑しているときには利用されているのかもしれないけれど、以前のセルフレジに比べて利便性を感じない分、個人的には「サービス改悪」とやっぱり感じますね。(続く...)

0 件のコメント:

コメントを投稿