2020年11月5日

アメリカ大統領選挙 (2)

昨日は、朝から自宅ケーブルTVでCNNやBBSを見てアメリカの開票速報を見ていたんですが、昨晩までの時点では思ったほどバイデン氏の得票が伸びず、代わりにトランプ氏が大票田のテキサスとかフロリダを取って、ほぼ互角の戦い。何となく、朝の家はバイデン氏が早速東西海岸の民主党主流の州で勝利を確定したので、CNNも元気が良かったけれど、徐々にトランプ氏が追い上げて、しかもテキサスとフロリダが共和党側になった時には、何となく意気消沈した雰囲気が伝わって面白かったです(笑)。

で、一晩明けてみたら、何とトランプ氏が優勢だったウィスコンシンやミシガンをバイデン氏が取っていてビックリ。でも、郵送分を開票したら、一夜にして10万票以上もバイデン氏票があって、トランプ氏側は殆どゼロみたいな報道もあり、一体どうなってんの状態。トランプ氏は、以前から郵便投票は不正の温床と言っていて、このまま裁判まで持ち込みそうなんですが、仮に投票のシステムに恣意的な不正行為があったとしたら、どちらの陣営にとっても大きな問題になりそう。アメリカの大統領選挙システムが見直されるのかもしれない。例えば、普通誰でも所有しているSSNを投票時に登録するとか。

日本の場合は、事前投票でも実際に投票所に行って投票しないといけないので、今回の様な特に郵便投票のような不正は無いはずですが、それでも時々投票所に行っていない人の投票用紙が見つかったとか、そんなこともあるから安心出来ない部分も。かといって、投票所でと言うのも中々大変だし、今後はオンライン投票が注目されるのかも。NFCとマイナンバーカードを利用して、そこでマイナンバーカードで認証と本人確認をしたら、投票できるとか。それでも、不正行為は無くならないのかもしれないし(例えば、両親とか知り合いのマイナンバーカードを、こっそり使用するとか)、特にそう言う操作に不慣れな高齢者層などは嫌がるだろうけど、でも信頼できるシステム作りは必要だし。

現時点では、トランプ氏よりのFOX NEWSがバイデン氏ほぼ勝利確定と言いつつ、バイデン氏寄りのCNNは、ネバダとかアリゾナとかも、まだ未決着として確定宣言をしていないのが面白い。ただ、それぞれのメディアにして見れば、どちら側のメディアにとっても今回の結果は意外だったろうし、ますます有権者の投票行動が読めない事は日米ともにメディアとしても今後頭が痛い問題なのでは。でも、だからこそ「選挙」という物の意味もあるような気がする。いずれにしても、メディアの報道や情報は鵜呑みにしてはいけないし、逆に疑って検証することの必要性を、今回も学習したんじゃ無いだろうか。

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