先日モバイルバッテリーの機内持ち込みがさらに厳しく制限されるようになり、またつい最近もモバイルバッテリーによる発火騒動があったので、モバイルバッテリーの安全性が再び注目されています。 スマホを筆頭に、デジタルデバイスを持ち運んで利用する生活スタイルは、もう常識というか普通の生活スタイル。ただ、デバイスによってはバッテリー消費とバッテリー容量のバランスが悪くて、一日持たない場合も有り、そういう万一の場合に備えてモバイルバッテリーは欠かせない物の一つに。
問題は、現在の多くのモバイルバッテリーは技術的に発火のリスクが伴うこと。勿論製造メーカー側も、安全対策や万一の場合のセーフティー回路など組み込んでいるけれど、どうしても普及製品になるとピンからキリまで市場には溢れます。何度か書いているけれど、コストを下げようと思うと、まずはそういう安全回路だったり素材部材のコストを下げていくのが一番効果的。ユーザーが気にするのは、まずはバッテリー容量がどれくらいで何時間使用できるかですからね。内部の部品だとか、万一の場合の安全対策等は、目に見えないこともあって中々注目されない。極端な例だけれど、安全対策はそこそこだけれど10時間使用可能なバッテリーと、安全対策は確実で絶対発火しないけれど使用可能時間は3時間。さらに値段は前者の方が安いとなれば、殆どの人はそちらを購入するでしょうし。それに、質の悪いメーカーは、PSEマークとか詐称したりするし、製品だけ見て判断するのは危険なんですよね。
自分は仕事の関係で多少なりともこの辺りの知識や経験があるから、商品選択に於いても怪しいものには手を出さないけれど、さらに言えば使い方次第で結構安全リスクを提言することも出来ます。一番ありがちなのは、一日に何度も放電充電を繰り返して、バッテリーを酷使することで、これが結構危ない。出来れば、複数台保有して、順繰りで利用するのが理想的だけれど、モバイルバッテリー自体が比較的高価な商品でもあるので、中々そんなには上手く行かない。また、モバイルバッテリーが結構食や振動に敏感という事も認知されていないので、結構手荒に扱う様子なんかも見たりします。まぁ、パソコンやスマホも精密機械だけれど、結構乱暴に扱う人が多いので、それと同じかなとも思うけれど、行ってみればエネルギーの固まりなんだから、カセットコンロのカセットボンベを、放り投げたり乱暴に扱い人が居ないのと同様に、扱いには注意するべき。
あと、やはり高価な商品の一つということもあって、結構トラブルの兆候が見えてきてもそのまま使い続ける人が多いのもこの商品の特徴だと思う。例えば、放電時間が極端に短くなったり、中々満充電まで到達しないとか、使用時に妙に発熱が大きいとか、それは何回使用したとか何年しようしているとかとは別に、そろそろ買い換え時ですよと言うサインだと思った方が良いですよね。発火騒動が発生すると、ワイドショーなんかでもそう言う啓蒙的な話をするときもあるけれど、交通安全教室みたいな感じで「モバイルバッテリー安全教室」なんていうのも必要になるかも。いずれにしても、発火騒動が無いことが一番だけれど、万一の場合対応が凄く限定される航空機内での制限に関しては、これは仕方ないと思う。個人的には、もっと厳しくても(機内持ち込み、預け入れ禁止)良いと思うくらい。
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