2026年4月23日

浜松活性化計画

昨日夕方、ローカルニュースで放送された「浜松活性化計画」。 浜松市は東西に東海道新幹線と東海道本線が走り、JR浜松駅を中心に線路の北側が「駅北(えききた)」と呼ばれてここ20~30年位再開発が進んでいる地域。記事の最初に登場する県内最大高の「浜松アクトタワー」も、駅に隣接して北側にあるシンボル的な建物。新幹線口でもある駅の南側「駅南(えきなん)」は、最近でこそ一部再開発が始まっていますが、それまではごちゃごちゃと地権が入り組んだ昔からの町並み。どちらかと言えば駅北の方が繁華街で昔から栄えていて、駅南はちょっと危ない地域みたいな印象でした。

昔は浜松は「軍都」でもあって、太平洋戦争末期には遠州灘沖から米軍艦艇の艦砲射撃で駅周辺の地域が更地になった話は、小学生位の副読本で何度も聞かされます。それもあって戦後人が戻ってきたときには、その更地にバラックが建ち並び、それがごちゃごちゃした町並みになり、自分の高校生くらいまでは静岡市と比べても中々開発が進まない「県内最大都市」でした。それがJR浜松駅の横からほぼ真北に延びる私鉄の「遠州鉄道西鹿島線」の高架工事をきっかけに、駅北地域の再開発が始まり、それがアクトタワーに繋がり今では高層マンションなども何本も林立するように。一方で、西武百貨店、丸井、松菱というデパートは撤退してどんどん市街地は空洞化していきます。今でも松菱の跡地は空き地のままだし、中々賑やかさは戻ってこない。そんな中、駅南地域に、スズキの本社機能移転や常葉学園のキャンパス移転の話等、久し振りに再開発の話が出てきたのは、地権者が世代交代して相続などの理由から土地が纏まりだしたことも有るんじゃ無いだろうか。

浜松を代表するホテルだった「グランドホテル浜松」は、5月1日から「マリオット浜松」となり、もう予約も始まっていて、同じく駅北にある「クラウンパレスホテル」は、「クラウンプラザ」へとブランド変更する予定。アクトタワーには、オークラ系のアクトシティホテルがあり、これまで多かったビジネスホテルにシティホテルも少しずつ充実してきた印象。ただ、今回の場合は既存ホテル施設のブランド変更で、内装など更新はするだろうけど余り大きな変化には感じられない。MICEというキーワードが登場するけれど、その肝心なコンベンション施設が、浜松には無いにも等しいですからね。番組の中では、横浜のみなとみらい地域と比較していたけれど、ここには私の勤務先のオフィスもありそれなりに良く知っているけれど、浜松と比較するなんておこがましいくらい。極々一部の、ランドマークタワー部分だけとり出しても、まだ浜松の内容よりも数段優れているくらいだと思うし。今室内プール施設のある篠原地区に、県営野球場の建設の話がありますが、そこに併設して国際会議場兼多目的アリーナみたいな施設とか作れば、MICEということも可能性も出てくるかもしれないけれど、中々難しいでしょうね。

今回の話題は、浜松市のシンボルでもあるアクトタワーの所有権が、現在の投資会社から静銀などを中心とした地元企業群へと譲渡されて、地元密着の開発が可能になったことも大きいらしい。アクトタワー自体築30年位経過していて、今後は補修作業も必要になるだろうし、いつまでシンボルで居られるか分からないけれど、目立つ建物だけに活性化されることには異論無し。ここは低層連はレストランとか入っているけれど、ちょっと駅から外れていることもあって余り賑やかさは感じられないんですよね。オフィスビルとしてはそこそこらしいけれど、荒れだけ目立つ建物なんだからもっと賑やかになれば市民としては嬉しい、だいたい、あの辺りに人出があるのは、アクトホールでコンサートとかある時だけだし。普通は、オフィス利用者とホテル利用者しか居ないビルで、正直勿体ない気がします。それでも市街地活性化の話が出てくるまでまだマシなのかな。浜松市は国内二番目の広さという事も有り、78万人都市と言いつつも結構ばらけている印象もあります。上手く流動人口を市街地に引き込めるような街に生まれ変わって欲しいですよね。

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