テレビは閉鎖的な世界で、昔からその閉鎖世界が一般社会から「ギョーカイ」として憧れられたんだけど、閉鎖性が仇となって今は逆に一般社会に届かなくなってる。/テレビを見る習慣がなくなってある程度経つと”知ってる芸能人”がほぼいない状態になる https://t.co/gBS70jILOC
— 佐々木俊尚@新著「人生を救う 名もなき料理」3/11発売! (@sasakitoshinao) March 24, 2026
佐々木俊尚氏の引用から、最近テレビを見なくなったら知っている芸能人がいなくなると言う話。テレビの閉鎖性が、昔は付加価値とか希少性として一般社会との差別化に繋がっていたけれど、最近ではその閉鎖性故に一般社会に届かなくなってきているという話。
以前も書いたことがありますが、私は1990年代頻繁にアメリカ出張していたときに似たような経験をして、以後テレビを視聴する機会がぐっと減って、更に見るコンテンツもかなり変化しました。それは、一時期ほぼ3カ月交替で、日本→アメリカ→日本→アメリカ→...と、足かけ三年くらい行き来していた時期があり、その後も年に何回か月単位でアメリカ出張とかしていた時期があります。それまでは完全な「テレビっ子」だったわけですが、3カ月単位で不在となるため、日本のテレビ番組が全く分からなくなったわけです。しかも時差ぼけが酷くなり、所謂リズム障害みたいな状態になってしまったので、日本に居ても夕方には眠くなるし、でも朝は2時とか3時位に目が覚めてしまうしみたいな状態に。だから日本のテレビを見る機会が激減したとともに、特に連続ドラマとかシリーズものなどは3カ月以上見ることが無いので、帰国する度に新しいシリーズが始まっているようなもので、もう見ても意味不明状態に。
逆にバラエティものだと、単発でその放送回で閉じているので、まだ視聴していても理解出来るし、逆に他の番組を視聴しても面白さや興味が引かれない分、そういうコンテンツに傾倒していくわけです。当時にYouTubeとか有ったら、多分問答無用で嵌まっていたと思うんですが、残念なことにまだインターネットは普及以前の黎明期時代で、BBSの時代でした。幸いなことに、私はLD(Laser Disk)に嵌まっていて、当時結構な数のコンテンツ(LD盤)を保有していたので、これをYouTube代わりに何度も視聴したり、あとアメリカ出張中に向こうのビデオ(そっち系では無く、NFLモノ)を購入してきたりしたので、日本に居る間はそう言うものを中心に視聴していました。それもあって、「テレビを見る≓アメリカのコンテンツを見る」みたいなモードにシフトしてしまって、それがますます日本国内のテレビ放送視聴から遠ざかる原因にもなった気がします。
そんなモードに1990年代から入ってしまったので、そういう出張機会がなくなってからも、テレビ番組を視聴する機会は激減。特に、例えばNHKの朝ドラとか、民放の「月9」とかのシリーズ物は一切観なくなりました。もう体が、「一話完結」でないと、拒絶反応を起こすような状態になっていたから。あと、3カ月毎に日本に戻ってくるとはいえ、やはりその時に売れている俳優さんとか芸能人の名前も忘れてしまうし、逆に自分がもう少し若い頃に知っていた芸能人やタレントさんの露出度は下がっていくしと、どんどん視聴機会は減退していくわけです。だから視聴するのは、単発的なバラエティーとか、その後知識教育系の番組観たいなちょっと経路の変わったコンテンツが放送されるとちょっと興味も引かれたけれど、でもそれも3カ月後には観られなくなるわけで、そこで帰国するともう終了していたりするし。結局、好きなときに好きなコンテンツを自由に視聴出来るネット系コンテンツが、今は1番体に合うことになるわけで、テレビコンテンツの衰退もあるんだけれど、やはり社会生活というか社会リズムが大きく変わってきていることが最大の理由だと思うなぁ。
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