今回も弾丸トラベルでの最終日。朝の3時にセットした目覚ましで目が覚めて、ミネラルウォーターで意識を少ししゃっきりさせたところでシャワーを浴びて、チェックアウトの準備です。とは言っても、荷物はパックパック一つに収まる程度なので、シャワーで着替えた汚れた衣類をまとめて入れる程度で、後はパソコンやら歯ブラシやら、細々した物で忘れ物が無いかチェックします。丁度時計が4時になったところで部屋を出て1Fのフロントへ。すでに明細書はメールで送られてきて内容確認は済んでいるので、カードキーを返却して完了。ここでタクシーの呼び出しをお願いして、5分ほどで到着。空港へ向けて出発します。
早朝のフリーウェイを結構飛ばして(90km/h位出ていた)、15分位で空港のT2に到着しました。ここでプチラッキー。今回の料金が「SGD$32.60」でした。 実はずっと使わずにいたSGDの現金を何とか消化したいと、前日紙幣と小銭を確認していて、紙幣はSGD$50が1枚にSGD$10が7枚。硬貨はSDG$1から、$0.5, $0.2, $0.1, $0.05と、合計でSGD$2.75分ありました。ですからドライバーから「SGD$32.6」と言われて心の中でガッツポーズ(笑)。まずは紙幣でSGD$30を渡し、硬貨を一度すべて手のひらに出してから、$0.1と$0.05硬貨2枚を抜いてそのまままとめて渡します。枚数が多いので「Please carefully check.」と言って渡すと笑いながら確認して「OK, OK, thank you!」と。再び心の中でガッツポーズをとりながらドアを開けて降りたんですが、今度は逆にここで想定外のトラブル発生。ドアを閉めようとしたらドライバーさんが「Wait, wait, your smart phone!」と後部座席を指さします。その先を見ると、ジーンズの後ろポケットに入れていたiPhone 15 Proが外に飛び出て座席に置き去り状態。ドライバーさん、後ろを確認して、後部座席の上に落ちて残っていたのを直ぐに見つけて教えてくれたんですね。いゃぁ、本当に「九死に一生」です。慌ててスマホを持ち上げて「Thank you, thank you so much!」と何度もお礼をして今度はちゃんとドアを閉めました。いゃぁ危なかった。私も長いこと海外へ行っていて、タクシーやカーシェアを何度も利用していますが、携帯やスマホを落としたのは今回が初めてです。国内でも、後ろポケットに入れて生活や移動をしているので、なぜ今回落ちたのか不思議ですが、現金払いのために体をねじったり鞄を取り出そうとしたりして、変な体勢になったときに、後ろポケットから押し出されてずれ出て落ちたのかな。今後は注意しないといけませんね。後から思ったんですが、お礼に残りの紙幣をチップで渡しても良かったかもと後悔しました。
ターミナル内に入ると、目の前が丁度ANAのカウンターコーナーで、チェックイン待ちの行列も出来ています。私はすでにオンラインチェックイン済みで、預け入れ荷物もないのでその横を通り過ぎて出国審査の入り口へと移動。パスポートとボーディングパスをスキャンして、顔認証ゲートを無事に通過して、Singaporeを後にします。その後は、何はともあれラウンジで軽く朝食も摂りたいし、トイレも使いたいので、少し離れた場所にあるSQのSilverKris Loungeへと向かいます。入り口の女性スタッフの方がスマホのボーディングパスをスキャンすると「Are you a Diamond member?」と聞いてきます。以前は、DiamondはSQのSilverKris LoungeのFirst Class Loungeが利用可能でしたが、コロナ禍以降との特典がなくなっていたんですよね。そこでスマホの画面を切り替えて、AMCのデジタルカードを表示させると、QRコードをスキャンしてFirst Class Loungeへと誘導してくれました。確かANAのラウンジの説明には書かれていなかったけれど、知らない間に復活していたのなか。カウンターでチェックインしたら、インビテーションもくれたんでしょうね。いずれにしても、久しぶりにSQのFirst Class Loungeでまったりとして過ごしました。ラウンジに入ったときには、まだゲートアサインがされていませんでしたが、その後確認したらE8番ゲート。これ、T2のE側の触覚のように伸びているコンコースの先っぽです。ラウンジ側なので、反対側のF番ゲートよりは良いけれど、結構距離があります。そのため、05:20頃にはラウンジを出てゲートへと向かいました。ゲートに到着すると、すでに多くの人がX線検査を通過して制限エリア内で待機しています。Changiの場合は、大体X線検査機が2台配置されていますが、今回はそのうちの1台が体全体をスキャンするタイプに変わっていました。で、無事に検査を通過してゲート前で搭乗開始を待ちます。搭乗開始予定時刻の05:45の少し前から車椅子の乗客が何名か機内に入り、子連れなどの事前改札が始まりましたが、1組が入ったところで直ぐにグループ1からの優先搭乗開始。でも優先レーンには「AMC Diamond」と「Business Class PAX」が一緒に並んでいるので、一人ずつ現地の(SQの)グランドスタッフが「Group 1?」と確認して通しているのは非効率な気が。機内に入り落ち着くと、さすがにまだ朝の6時なのでスパークリングワインは遠慮して、オレンジジュースで一息つきました。ドアクローズは定刻よりも早く06:07。プッシュバックも直ぐに始まり、滑走路へと移動開始します。3本並んでいる滑走路の真ん中RW02Cから離陸したのが06:26で、予定よりも早着できそうです。しばらくしてドリンクの配布が始まりましたが、早朝便なのでアミューズは無くて乾き物の袋なのが寂しい。その後の食事もワンプレートに全部のせられた形で提供されましたが、塩胡椒の小皿などはトレーに入りきらなくてはみ出している。私の後ろの席の男性は、このメインの食事を到着前に出してもらえるようにリクエストして、最初は軽食のチキンライスをオーダーしていました。CAさんが「ナイスアイデアですね」と言っていたけれど、それならそうメニューカードにも書いておいて欲しいぞ。機内食は、確か調理してから提供するまでの消費期限が設定されているので、場合によってはフライトの最後には提供できない場合もあると思うんですが、SIN-NRTは6時間ちょっとの中距離路線だから成立するのかな。
食事の後はシートを倒して、早朝の睡眠不足をリカバーしつつ、到着の1時間半前くらいにはシートを戻して到着に備えました。冬場の強い追い風もあるのか、予定よりも1時間近く速く到着しそうな勢いでしたが、成田周辺の混雑のためかさすがにそこまで早着できるわけでは無く、房総半島を反時計回りに回り込んで北からA滑走路のRW16Rに着陸したのが13:36でした。最初はB滑走路のRW16Lに降りるかと思ったら、T1サイドのRW16Rだったので、直ぐに左手に離脱してUターンをしてゲートを目指します。でも、到着ゲートはT1の5サテの一番端の58番Bのゲート。ゲートインしたのは13:42と45分以上の早着でしたが、ここから入国審査上までが長い。それでも、到着ラッシュの前だったようで、入国審査上はガラガラで直ぐに通過でき、預け入れ手荷物もないので、そのままやはりガラガラの有人税関カウンターを通過して、日本に戻ったのが13:55でした。その後は、14:20発のN'EXで品川まで移動し、品川からは15:34のこだま号で浜松まで移動。ちょっと町中で買い物などして、さすがに疲れたのでタクシーで無事帰宅できました。(続く...)
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